9月に行った北陸旅のシリーズ(北陸・能登の旅⑧)の続きです。
今回は、石川県小松市にある、歌舞伎の勧進帳でおなじみの歴史ロマンの里「安宅の関」(あたかのせき)に立ち寄りました。
源義経が兄頼朝に追われ、奥州に向かう途中、頼朝が設けた安宅の関で、関守の富樫左右エ門泰家に義経であることわ見抜かれたものの、弁慶が、荷人夫にふんした義経をとがめ、何も書いていない偽の勧進帳を読み上げ、弁慶の忠誠心に打たれた富樫は、安宅の関を通したとされる勧進帳の物語。(いきさつの説明は省略しています。また安宅の関は実際に存在したかは不明)
小画像左は、日本海に面した安宅関の門。(新居や気賀関所のような関所建物はありませんでした。)この先に、小画像にある主人公の「勇」の義経像、「仁」の富樫像、および「智」の弁慶像の三人の「勇仁智」と刻まれた銅像が立っています((左から義経、弁慶、富樫の順です)。右画像は安宅の関が敷地内にある安宅住吉神社の前に立つ偽の勧進帳を読む弁慶像です。
安宅の関案内門。 勧進帳を持つ弁慶。
※ 勧進帳とは・・・寺院建立のため、寄付金を集める趣旨等を書いたノートのようなものです。
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