浮世絵孔版画コレクションのご紹介です。
江戸時代の版画家「東洲斎写楽」の役者絵をもとに、日本最初の郵便切手を組合わせた珍しい形の版画コレクションです。
浮世絵郵趣会〔熊本県高森町〕が、制作した作品で、郵便はがきが50円時代の官製はがきに印刷されています。
上の小画像が、日本で最初に発行された手彫り切手4種(龍切手と呼ばれています。)ですが、その切手を浮世絵の中に取り込んだ異例の作品です。その浮世絵を鉄筆1本で孔版(ガリ版)の蝋原紙に刻まれ多色刷りで印刷されています。《孔版画はコレクションとしてかなりの数を蒐集していますので機会がありましたら別途ご紹介したいと思っています。)
50円はがきに印刷された浮世絵と日本最初の切手(48文)。左は注文用に配布された作品。
左が銭100文、右が銭200文の切手を取り込んだ浮世絵孔版画作品。
上の2種類はともに銭500文の郵便切手を取り込んだ写楽の浮世絵を孔版で再現しています。
※ 購入価格ははっきり記憶していませんが、1枚当たり六百~千円前後ではなかったでしょうか。
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