30年ぶりに今月から普通郵便の料金が改定されましたね。それに合わせて切手の話題を一つご紹介します。
そもそも「印字切手」とはな~に?です。
正式には郵趣界では「額面印字コイル切手」と呼んでいます。
印字切手のデザインは上の2種でした。
左は低額面の5種(五種類の額面)がありました。右は高額面(270円)1種だけでした。
切手と言えば額面ごとにデザインも違うのが一般的でした。1997(平成9)年に、切手の自動販売機が設置されたことにより、デザインは同一で額面が希望金額のボタンを押すと額面がその場で印字されて出てくる仕組みでした(最高5枚つづりまで)。
カタログから引用した6種類の額面の一覧です。↑
切手自動販売機が設置されたのも、大きな局だけですから、使用されたのも実用を眼にした方も多くはなかったようです。(掛川局に自販機があったかどうかは不明です)
コレクターとして使用済み切手をアルバムに整理した一例です。一般的にこの切手の使用済みを眼にすることは少なかったです。(上の見出し画像はこのアルバムの上部横2列をピックアップしたものです)
これは小生の未使用切手のコレクションです。↑
自販機では一度に最高で縦5枚つづりまでの制限でした。
今この切手を購入しようとすると、切手商では、6種セットで数千円しています。
中にはこんな切手も↷
局員が機械にセットするときにテスト用として印字されたもの。
一般的には入手困難ですが、あるところにはあるもんですね。
(この切手・・・2枚でン万円しています・・・切手商で)
秋の夜長を楽しむ一例として切手豆知識をご紹介しました。