教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

東国原知事、愛のムチ教育構想? 市民団体が真意問う

2008年07月04日 10時40分48秒 | 受験・学校

2008年7月3日アサヒコム 

『教育問題をめぐる東国原英夫・宮崎県知事の「愛のムチ条例」発言について、男女共同参画社会に取り組む市民団体「宮崎女性ネットワーク」の会員有志が、知事に真意をただす質問状を県に提出した。 知事は6月18日の県議会後に報道陣の取材に対し、教育問題を論じる中で「昔はゲンコツで教えられたけど、最近はそういったことができなくなっている」として、「愛のムチという範囲内で、宮崎県は条例化できないか」と述べた。  質問状を出したのは、ネットワークの会員5人。発言を「知事独特のジョークと推察」としつつも、「知事が条件付きながら暴力にお墨付きを与えるような発言は容認できない」と指摘。「青少年の現状をどのように認識され、『愛のムチ条例』に言及されたのか」など3点を質問し、16日までに文書による回答を求めている。 』 

拳骨で今の子供たちを教えられるで有ろうか。私の子供の頃は近所のおじさんや知人が、知っている子供たちに注意したり、叱ったりはしましたが。この頃お年寄りと別居している核家族が多く、家庭での両親の躾けがおろそかになり、他人が叱っても子供たちは言うことを聞かないと思います。下の流れている川に落ちると危ないので亡き母が、小学生に橋の欄干の上に載って遊んでいるのを危ないよと注意したところ、何で他人のおばちゃんが僕に注意するんやと言ったそうです。余計なお世話やなあと子供たちは思っています。家庭での親の行うべき躾けを行政が愛の鞭を条例化しても、宮崎県民への上からの強制にしか過ぎず子供たちがそれに素直に従い、今の現状が良くなるとは思えません。安易な体罰や県の拳骨による暴力容認が流行しないように望みます。政治家や高級官僚の汚職や不正、教育者、小学校から大学院までセクハラや猥褻事件を起し、大人のモラル低下が子供たちの非行や犯罪に大きく影響を与えているのも事実です。愛の鞭条例は、誰が実際に行うのか。学校教育法第11条児童・生徒等の懲戒で、体罰は禁止されています。宮崎県の条例と学校教育法の禁止の条文はどちらが法的に優先されるのかの学校での体罰問題も起きます。私は学校教育法が優先されるべきだと思います。実際に親以外、今の子供たちを叱っても子供たちは、言うことを効きません。宮崎県の愛の鞭条例があるかと言って、日常的に厳しく親が子供殴ってばかりしていては、子供は萎縮し、反感を持ち新聞記事に書かれていますように寝ているところを子供から仕返しを受けかねず親も危険です。人を殴って良い気持ちはしませんし、後味が悪いだけです。他人の子供たちを拳骨で殴る気持ちにはとてもなれません。今の状況では、昔とは違い拳骨で、躾けが出来るとは思いません。学校教育でも埼玉市では、小学校の男性教諭が児童の腹をけり二週間の怪我を負わせています。絶対体罰や殴ってはいけないとは言えません。命に関わるときや子供が聞き分けず、親が叩いてでも子供にさせないといけないことも有ります。感情的になり前後見境もなく子供を叩いたり、殴るのはどうかと思います。学校の先生もかっとなつて逆上せず、一歩待つ心で、生徒より心に余裕を持ち、本当に生徒の為を思って叩くべきです。生徒に対する先生の教育的愛情がなければ叩いても無意味です。叩いたことに教育者として、責任を持ち怪我をさせないようにすべきです。生徒を叩くときは、手加減が必要です。私の学生時代は、先生が生徒を叩いても、生徒に先生が叩かれることの無かった時代です。皆先生は、生徒が怪我をしないようにうまく叩いたなあと今思い起こしています。先生方も小さい子供の時から、腕白なガキ大将で、良く遊び喧嘩も沢山した経験があり、人を叩いたり殴ったりする時の手加減を十分知っておられたのだと思います。戦前の教育の体験を子供の頃されていたので、良い意味で生かされていたのです。今の先生は優秀ですが、小さい時時から喧嘩をしたりした経験が少ないので、程よい手加減や叩き方が下手なのではないでしょうか。私は、体罰には反対で、決して奨励者では有りません。生徒を先生が、毎日戦前のように教室叩いて欲しくは有りません。生徒の目の高さに立った教育が、一番大切だと思います。教育現場で、絶対生徒を叩いたり、殴ったりしてはいけませんでは先生は何も出来ません。出席簿で生徒の頭を叩くな、居眠っている生徒に伸びちぢじみするアンテナのような差し棒で足を叩いたり、数学の定規で頭を叩くな授業中余所見をしている生徒の頭を軽く拳骨で叩くなと全部禁止になれば、先生は学校で授業や生徒指導も出来無くなります。「良いことは良い、悪いことは悪いと教えるのが」学校です。怪物のような保護者の出現や家庭教育をおろそかにする保護者が増え学校の先生も大変です。家庭教育のすべき範囲と学校教育すべき範囲の区別をつけること、けじめをつけることが今は大切なのでは無いでしょうか。親の責任は、親の責任ですし、学校に総ての責任を押し付けるべきでは有りません。

☆ URLhttp://www18.ocn.ne.jp/~abc8181

                                                                   

プログランキングドツトネット http://blogranking.net/blogs/26928   

日本プログ村    http://www.blogmura.com/profile/232300.html

人気プログランキング"http://parts.blog.with2.net/bp.php?id=627436:aLHKFCm5fBU"></SCRIPT>

<noscript></noscript>                    

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする