教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

大学生から小学生まで 「ネットでコピペ病」蔓延

2008年07月21日 10時47分13秒 | 受験・学校

 『 ネットでコピペ(コピー&ペーストの略)と言えば、大学生のレポートが話題になっている。ところが、なんと小学生の読書感想文にまでコピペが広がりつつあるというのだ。はたして、防ぎ手があるのか。「読書感想文をさっさと片付けて」というコピペサイト  「自由に使える読書感想文~読書感想文をさっさと片付けて、夏休みをエンジョイしよう!! 」
 キーワードでネット検索すると、こんな衝撃的なサイトが出てくる。このサイトでは、小中学生を対象に「パクリ・コピペOK」という感想文の見本がズラリと並ぶ。例えば、太宰治の小説「走れメロス」については、原稿用紙3~5枚の「オリジナル文」が。いずれも「わたしには親友という言葉で呼ぶにふさわしい友人がいました…」と書き出し、借金を被った親友の父親を引き合いに出して、小説の言う、人を信じることとは何かを自問するなどしている。
 サイトでは、ばれても責任は負わないという。同様なサイトは、いくつか見つかった。しかし、こんなサイトを利用する小中学生は、本当にいるのか。 日本経済新聞の2008年7月11日付夕刊記事によると、07年秋の読書感想文全国コンクールで、小学校高学年の児童によるコピペが発覚した。どのサイトか書かれていないが、あるホームページ掲載の他人の感想文と酷似していることに審査員が気づいたのだという。これが事実なら、コピペは今や小学生にも拡大しているということらしい。  さらに、日経の記事では、大学生では常態化しているとの指摘を挙げている。 それを裏付ける調査結果などはないようだが、ひどい例も見つかった。小樽商科大の江頭進教授は、J-CASTニュースの取材に対し、2003年1月にイラク戦争のレポートを提出してもらったところ、受講者260人余の4割もネットからのコピペが見つかったというのだ。  「ところどころ文体が違ううえ、学生にしては文章がうま過ぎました。そこで、学生たちに確かめてみたら、複数のサイトからのコピペが分かったんです」 日経の記事では、東日本のある国立大医学部で08年5月上旬、学生約100人のレポートの半数以上に盗用が疑われたと報じている。「大事なのは、学生への教育」 モラル低下が指摘される中で、コピペ発見ソフトの開発者も現れた。 金沢工大知的財産科学研究センター長の杉光一成教授は、このソフトを開発中で、2008年2月に特許を申請した。学生のレポートを翻訳ソフトの技術で文節や単語に分解し、ネット検索で類似した文章があれば、そのURLを表示する仕組みだ。ソフトでは、学生間のコピペも検出できるという。ソフトウエア会社から09年中に市販する予定。06年に学生2人のレポートがブログからのコピペと分かり、それを防ごうと開発を思いついた。  「教育現場では、困っていると言いづらかったので、ニーズが顕在化していませんでした。しかし、2ちゃんねるで、ソフト開発に対し『日本全体の学生を敵に回した』とスレッドが次々に立ったように、それだけコピペが蔓延しているということです」
 発見ソフトでは、米国最大手のアイパラダイムス社が開発した「turn it in」が、08年秋にも日本語サービスを始めるとも報じられている。 蔓延するコピペに、発見ソフトは決定打になるのか。 杉光教授は、「少なくとも安直にコピーする人がいなくなるのでは。それだけでも進歩」と話す。ただ、「大事なのは、学生への教育」という。 前出の江頭教授は、コピペ発覚からレポートを止め、研究発表や討論、試験などに切り替えた。また、学生を図書館に連れて行って、参考資料の調べ方などを教えたという。「学生も自分で考えるようになり、卒論を書く研究手法を確立できるようになりました」。 発見ソフトは、「使わないかもしれません」としながらも、「学生を教育する一つの方法だと思います」と理解を示す。 金沢工大の杉光教授は、「専門家ならソフトがなくても見破るべきというのは、見当外れ。他人の言葉を持ってくることを正当化できるわけもなく、コピペは悪いと教え、自分で考えるように指導することも必要でしょう」と話している。』J-CASTニュース

子供たちは、大人と違いパソコン教室に行かなくてもパソコン操作をすぐ覚え使えるようになります。最近岩波書店の調査では、小学生の作文に漢字で書かれていない文章も有り問題化しています。パソコンの普及で、本を読まなくなった子供たちが増えたと言えます。パソコンにより文章を簡略化し、図式化し便利に簡単まとめるねことが出来るようになりましたが。
子供達が自分の言葉で、考えていることや思っていることを正しく話せ、文章に書くことが出来なくなり、人や先生の話している内容を理解出来なくなった来ています。大阪のある私立女子高校でも宿題を出しても先生の言われていることを理解できない高校生間で出て来ています。日本語能力の低下、日本語が正しく、話せず、読めず、書けない子供達がこのまま行けば増加し、母国語である日本語の能力低下を産み、国語教育の危機が訪れています。最近のいじめ問題を考えましても、いじめられている子供たちが、なかなかうまく電話相談の担当者にすぐに話せないそうです。自分の思っていることをちゃんと話せるように国語教育の必要性を感じますし、いじめている子供たちの使っているいじめ言葉や書き方を見ましても情けなくなるくらい文法的にも間違ったおかしな日本語を使っているでは有りませんか。これまで日本語として不適切で、分かりにくく、美しくない言葉の羅列にしか過ぎません。おかしないじめに使われているような言葉を広辞苑に乗せる必要は無いと思います。携帯電話のメールやバソコンのEメールを速くて便利なので皆使うようになりました。手紙を書くことが無くなり、自分で文章を考え書くことが少なくなりました。簡潔で、速くて便利になりました。文書を書くことが少なくなってしまったのです。日本語の文章の常体や敬体の使い方を知らない大人も増えました。コピぺを再編集したり、並び変えれば本も読まず手間も時間も掛からず読書感想文速く出来ますが。今の小学生が大学生になると大変なことになるのでは有りませんか。母国語の大切さを忘れた日本語を正しく書けず、読めず、話せない大人ばかりが増えて日本語は滅亡の危機に陥ると思います。日本語文化の日本社会に与える影響は大きいと思います。
大学生にもコピペで、レポートを書いている学生が増えているそうですが。自分の考え方や意見をまとめて書くのがレポートで、他人の文章を書いて写したのでは自分の勉強にもなりませんし、レボートの価値も有りません。コピペを発見ソフトの日本語版のサビースが始められても、自分で本を読み、自分の意見や考え方まとめて、レポートにまとめない
学生がいる限り、無くならないのではないでしょうか。大学は、自主制を重んじるところですで自学自習が大切ですが、大学の先生も学生きつちり、レポートの提出の仕方や卒業論文指導指導すべきでは有りませんか。研究が先か、教育が先か。卵が大事か、鶏が大事かと喩えられますが。どちらも大学では、大切だと思います。自主制を重んじると言うことにかこつけて学生指導をおろそかにしてはいけないと思います。暑い夏のさなか図書館に行かなくても、資料集めに走らなくてもパソコンから資料を得る事が出来非常に便利になりました。このまま行きますと全国の大学で卒業論文にもコピベが増える困った状況になりるのではと思います。自分で物事を深く考え、創造したり、洞察する思考力の低下に繋がるのではないかと思います。コンビューターは、あくまで人間が使うものでコンビューターに人間が使われてはいけないと思います。

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続「勉強しろ」に反感…埼玉の父親刺殺事件

2008年07月21日 07時44分46秒 | 受験・学校

 『 埼玉県川口市の製薬会社員の男性(46)が、中学3年の長女(15)に自宅マンションで刺殺された事件で、長女が県警の調べに「父親に『勉強しろ』といわれ、反感があった」などと供述していることが20日、分かった。「普段はあまり会話はなかった」などとも話しており、県警は犯行動機について、慎重に調べを進める。 長女はこれまで、父親との関係について「『勉強しろ』といわれて『はい』と言う以外、会話はあまりなかった」などと供述していたが、こうしたやりとりに反感をもつこともあったことをほのめかしているという。 その一方で、「父親を特別に憎んでいたわけではない」とも話しているという。事件当初は「お父さんが家族を殺す夢を見た」などと不自然な話をする場面もあった。』産経新聞7月20日12時4分配信

今夏休み中ですが、子供たちに勉強しなさいと言うのは逆効果で、口うるさく毎日言うのは止めましょう。中には子供は、勉強するのが仕事やと言う親御さんもいます。「勉強せえ!、勉強せえ!」と毎日言われますと子供たちは、うるさいなあ嫌になると思いますし、親に反感を持つだけです。 口うるさく毎日言わないで、心の余裕を持つて、静かに子供たちを見守ることも大切です。夏休みこそお母さんも子供たちと一緒に勉強して見て下さい。思春期だから子供たちと話合わなくて良いと言うことでは有りません。うちの親は、家に帰ってきても、話掛けてもくれない寂しいなあと子供たちは思います。「勉強しろ!」だけと言うより、普段から、この長女とお父さんは、思春期だからこそじっくり話合うべきだったのでは無いでしょうか。勉強以外でも話し合うことは沢山あると思います。家庭での対話、常日頃からの親御さんと子供たちとの対話が掛けていたのでは有りませんか。今となっては、結果論で何もなりませんが。もつと親子の話し合いの大切さを思い直して欲しいと思います。「お父さんが家族を殺す夢を見た」ので゛、この長女衝動的に父親を殺そうとしたと話したそうですが。見た夢が、正夢として現実に起こることは少ないと思います。敵同士や仇同士ではない親子が傷つけ有ったり、殺人事件を起こしたり、平和の今の日本でどこか狂っていて、おかしいように思います。傷害、殺人事件が多発している今日の日本で、人間疎外が影響していると思われますが。人間としての基本で有ります「人と人との話し合い、対話の大切さ」、人と人との心の触れ合いを忘れているように思えてなりません。刃物を持たないと人と話し合いが出来ない大人も増えています。車の駐車の口論から酒に酔って家から包丁を持ち出した大学院准教授までいます。人に怪我をさせたりしても、決して問題の解決にはなりません。人間としての良識を持って欲しいと思います。自分のこれからの長い人生を棒に振ったり台無しにし、自分の社会的地位や仕事を失わないようにして下さい。

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