『 全国大会で優勝経験がある足利工大付属高(栃木県足利市)の男子バレーボール部で、下級生に暴力を振るうなどしたとして、3年生2人が退学していたことが30日、わかった。 同校によると、2人は4月以降、練習、合宿中などに1年生数人を複数回にわたり、殴るなどしていた。さらに、うち1人は6月14日夜、寮の風呂場で1年生1人に熱湯をかけ、顔にやけどを負わせた。 2人は19日に学校側から退学を勧められ、23日付で退学。殴るなどしていた2年生と、ほかに風呂場で1年生の足元に熱湯をかけた3年生の各1人が19日付で自宅謹慎処分となった。 上級生たちは「1年生が(プレーなどを)しっかりできなかったので、面白くなかった」などと話しているという。 同校は、今春の全国高校バレーボール選抜優勝大会(通称・春高バレー)でベスト8に入るなど、同大会に22年連続出場した名門校。 落合健一教頭は「生徒の上下関係に過度な部分があった。今後は健全な形に部を立て直したい」と話した。』 読売新聞
昔は、私は、高校時代体育の先生に体育大学では、1年生は奴隷で、上級生は4年生神様と言われたそうで血の小便が出るまでしごかれたそうです。其の先生、あまり生徒を叩かず良いところは生徒の前で褒めましたね。酒飲みでしたか長距離のマラソン授業の時一番最後を走る生徒について自転車でゆつくり走りましたが。生徒がサボらないように後ろから見るやり方です。生徒は途中でさぼれませんからね。うまい指導方法でしたね。その先生、体育教師は、長いこと出来ない、年を取ると怪我をしやすので、あかんと言われました。近所外科クリニックの先生、昭和22年生まれで大阪の私立大学医学部卒業です。医学部のラクビーの選手時代で主将が眼科で有名な先生になられましたが。下級生は奴隷で、上級生は神様、良くしごかれたと言いました。男子バレーボール部の3年生、昔風に言えば、活を入れる。つまり焼きを入れることをしたのです。今は、いじめですべて片付けていますが、体育会系クラブでは意味が違います。上級生による下級生のしごき事件の一種です。練習、合宿中に1年生数人に殴り、風呂場で熱湯を掛け焼けどをさせたそうですが。自分たちの下級生の頃を思い出してください。ミスや失敗ばかりだったでしょう。バレーポールも失敗やミスの経験を積み重ねてうまくなるのでは有りませんか。下級生に暴力振い焼けどをさせたりしたことはバレーボールの名門高校として不名誉なことになるのでは有りませんか。勝つ為だけにバレーポールの日々練習や対外試合をしているのですか。スポーツでも武道でも勝つことばかり考えていると一度試合に負けたら立ち直れません。美空ひばりさんの柔らの歌にもありますように「勝つと思うな、思えば負けよ。」です。いつも試合に勝てるとは限りません。勝負は時の運です。スポーツを通じて人格形成の道をはからないと何の意味も有りません。最近全てのスポーツで、スポーツマンシップ が忘れられています。スポーツマンシップ Sportsmanship) 、スポーツで関係者らに求められる精神論の一種。競技の上では競争関係にあるもの同士でも、競技を離れた際には友好関係を築くべきとするものなどが良く知られている。スポーツマンシップは、スポーツのルールを遵守してゲーム(競技)を行っていくうえでの根本的な姿勢をいうものである。広義では、スポーツを行う上での品性ないしマナーということができるかもしれない。これらは、スポーツを実際に行う選手に限らず、選手を指導するコーチや監督、またスポーツに応援という形で間接的に関係するファンをも含めて求められる傾向がある。一種の美学としてもみなされる。スポーツマンシップは、スポーツをすること自体を楽しみとし、公正なプレーを尊重し、相手の選手に対する尊敬や賞賛、同じスポーツを競技する仲間としての意識をもって行われる活動であるという姿勢となって表される。また様式化された礼節の発揮も、マナーという面から重視される傾向があり、選手同士が試合の前や後に挨拶を交わすのも、このスポーツマンシップの延長で見られる風習である。『Oxford English Dictionary』によれば、“sportsmanship”の初出は、フィールディングの小説作品『トム・ジョーンズ』(1749年)で、主人公のトムが5本の柵を飛び越える乗馬技術を指して用いられており、これが19世紀末から20世紀初期にかけて倫理的ニュアンスを含むようになった。しばしば、「競技に勝たなくては」という重圧や各々の成績、あるいは新しいテクニックを身につけることは、そのスポーツ本来が持つ「楽しさ」や「健全性」を損なっているともみなされる。出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より引用。
落合健一教頭は「生徒の上下関係に過度な部分があった。今後は健全な形に部を立て直したい」』 と話していますが。バレーボール部は、戦前の軍隊のように上下関係を尊重するところでは有りません。上官が部下に気合を入れると鉄拳制裁や往復ビンタを加えるところでは有りません。戦前の陸軍でも私の亡き父のように初年兵や部下を殴らなかった下士官も居ることを忘れないで下さい。亡き父は、人を殴って良い気持ちはしないと言っていました。私も父から殴られたことは有りません。バレーポールの部活動を通じてスポーツマンシップに基づいて、試合相手も尊敬し、お互いに挨拶を交わし、礼儀を身に付けることでは有りませんか。上から強制されるのではなく自然と身に付いたスポーツマンシップ、将来社会出ても周囲の人達への気持ちのさわやかさや思いやりのある社会人になって、荒んでいる今日の日本を明るくして欲しいと思います。
足利仏教和合会は学園創設にあたり、日本仏教の父 聖徳太子が憲法十七条に示した「和を以って貴しと為す」の教えを基本理念としました。 この建学の理念は時代が大きく変動する中でも変わることなく今日に受け継がれています。
聖徳太子の教えとは
「和を以って貴しと為す」を建学の理念とする本学内の中央には、「聖徳太子像」が建立されています。
「聖徳太子」は、仏教を大切にして日本に広められた方です。本学は「仏教の教え」を教育の基本理念としており、「聖徳太子」像はその象徴なのです。
皆さんは、「和」という言葉にどんな意味を考えますか。「和」とは「調和」のことです。自分自身にとっての「体や気持ち」、家族にとっての「親や兄弟」、家族外では先生、友人、先輩など「自分と他人」との調和です。さらに動物や植物など、「自然環境」との調和を意味しているのです。
最近、「人と人」との調和をとることが「とても苦手」な、言い換えれば「下手」な若者が増えています。それは「心遣い」や「気遣い」があまり上手ではないからです。今の日本は豊かになりすぎてしまい、「お金さえあれば済む」、「他人の世話になる必要はない」、「自分1人で生きていける」と勘違いしているからです。人の気持ちを考え、人に気を遣って生きることは、とても窮屈でナンセンスと考えているからです。しかし、人間は助け合って生きています。助け合っているからこそ、他人への「心遣い」や「気遣い」が必要なのです。実社会では否応なしにたくさんの人と関わり生きていきます。そこでは「苦手」や「下手」は通用しません。将来のためにも、学生時代から「心遣い」や「気遣い」を練習しておく必要があるのです。 その1つの方法として、学内ではクラブなどに参加すると良いでしょう。学外ではボランティア活動に積極的に参加し、他の人と交わりながら、1つの目的のために一生懸命汗を流すことが近道となるでしょう。そこは、最も学生にふさわしい「心遣い」や「気遣い」の勉強、実践の場なのです。
「和の精神」を基盤として、人間力をつけます。
学生に科学技術、社会教育及び仏教精神の教育付加価値をつけます。」
下級生は、先輩として上級生をもちろん敬うことは大切です。大阪の高校では、上級生が下級生に暴力を振るったと言うことは最近余り運動部の卒業生からも聞きませんが。顧問の先生に殴られた話は聞きましたが。今回のバレーポール部の暴力事件は、足利学園の建学理念であるの聖徳太子の教え「和を以って貴しと為す」を建学の理念に反するのでは有りませんか。 「和」とは「調和」のことです。自分自身にとっての「体や気持ち」、家族にとっての「親や兄弟」、家族外では先生、友人、先輩など「自分と他人」との調和です。』とも上記に書かれていますが学校の教育理念が、学校で実践されていないことになります。生徒を殴ったり、怪我をさせたの聖徳太子も嘆かれます。人の意見を良く聞かれた聖徳太子の十七条憲法の十の「いきどおりを絶ちいかりを捨て。人が従わないことを怒らない。人には皆それぞれの心が有ります。心は各人思いとらわれるところが有ります。彼は我では無く。我は彼では無い。我も必ずしも物事の道理に通じた者では無い。彼も必ずしも愚か者では無い。共に凡夫なばかりです。これが道理で無くて、どんな定めが出来ようか。お互いに道理に通じた者でもあり愚か者でもある。まるで金輪に端が無いように。それで彼が人を怒る事が有っても。顧みて我がしくじりが無いか心配しなさい。我一人が適任と考えても。皆に合わせて同じ様に用いなさい。」を記させて頂きました。仏教はお題目を唱えるだけでは駄目です。最近のお坊さんは、葬式に明け暮れ葬式坊主化しています。お金も儲かるかも知れませんが、仏教本来の理念と本来の心と精神を忘れています。
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