教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

就学継続困難の学生を特別支援 不況で滋賀大 滋賀

2009年02月18日 14時36分17秒 | 受験・学校

『 滋賀大は、経済状況の悪化で就学が困難になった学生向けに、現行の授業料半額免除枠の拡大や奨学貸付金の新設などを盛り込んだ特別支援制度「つづけるくん」を創設した。10年度まで継続し、今春の新入生にも適用される。 授業料の半額免除は、今年度の後期授業料で20人程度(計約300万円)を予定し、すでに支払った学生も対象とする。09年度以降の対象人数などは未定だ。奨学貸付金は無利子無担保で上限10万円。すでに実施中の留学生への貸付金は上限を現在の10万円から20万円に増やす。ほかに、学外の日本学生支援機構の緊急奨学金(月額最高12万円)もあっせんする。 同大学生支援課によると、親の収入減や解雇などで家計が悪化した学生に相談を呼びかけたところ、1月以降に10件の申し出があったという。』 アサヒコム

関西の独立法人の国立大学としては、初めての滋賀大學が就学困難な学生に創設した特別支援制度です。『つづける君』は、名前通り大學中退者を出さない為の滋賀大学の救済措置です。大学生も授業料と生活費も要りますから、大学の授業料半額免除制度や奨学貸付金、日本学生支援機構の緊急奨学金への併用申請も必要でしょう。戦後最大の不況、100年に一度の未曾有な不況と言われていますが、関西経済も打撃を受けているのも事実です。関西圏は中小企業が多いので不況の影響をまともに受けたと思います。大學生の大學で学ぶ権利を保障する為に今春の新入生や海外過の留学生を救済と滋賀大學が考えた学生支援策ですが、今回の世界同時不況によるの日本の大學や大學生への深刻な影響が、証明されているとも言えます。滋賀大学の「つづけるくん」は、関西の他の国立大學への学生支援制度の魁としての学生支援と救済の「輪」になると思います。文部科学省も国も全国国公立、私立大学の大学生への特別支援策と救済措置を講じて欲しいと思います。日本の未来を背負って立つ前途有為な人材になる若き学徒を見捨てないで欲しいと思います。

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学力調査 成績自主公表の市町村は教諭増 大分県教委

2009年02月18日 14時35分32秒 | 受験・学校

『大分県教委は、全国学力調査の成績を自主的に公表した市町村教委に対し、09年度に小中学校の教諭を1人増やす方針を固めた。全18市町村で増やせるよう、09年度予算案に約1億5千万円を計上した。全国的に対応が分かれる成績公表を教諭増員の基準にする試みは珍しい。 文部科学省は過度な競争や序列化を防ぐため、都道府県教委による市町村別成績の公表を禁じ、各市町村教委の判断に委ねている。 大分県教委の小矢文則教育長は昨年末、18市町村教委に独自判断で成績を公表するよう要請。成績を公表し、学力向上の取り組みが認められた場合、教諭1人を増やす方針。  県教委幹部は「公表はあくまで市町村教委が判断するもので強要ではない。学力向上に取り組む市町村を支援するものだ」と話している。 これに対し、宗安勝敏・大分県教職員組合書記長は「市町村教委に公表を強制するためのエサのように感じる。本来なら成績が振るわなかった地域に教員を増員するなど、学力の地域格差を均衡化させるために予算は使われるべきだ」と批判している。 』アサヒコム

大分県教育委員会は、学力テストの成績結果を市町村教育委員会に自主的公表したところに教員を増員させ、学校間の順位を決め競争させようとする下準備では有りませんか。一昨年の大分県の教員不正採用事件の後始末を徹底し、教員の学校への適正配置を考え、保護者や子供達の信頼を取り戻すのが先では有りませんか。学力テストの成績結果の公表をしない市町村教育委員会には、教員を配置しないということは自主的な公表ではなく、公表しない市町村教育委員会に対する差別的措置では有りませんか。大分県教育委員会は、県内の小・中学校を学力テストの成績結果により学校を序列化し、順位付けにより各学校間や市町村の地域間の競争を激化させ、公立学校あいた間「競争の原理」を導入しようとする下心を感じました。学校で、子供達が友達同士学力競争をして幸せな学校生活が送れるでしょうか。明るくて、楽しい学校ではなくなると思います。全国学力テストが、中止せざるを得なくなったのも学校の序列化と各学校間や地域間の競争が過熱した事が原因です。今回の学力テストの成績公表問題で、公立学校間や市町村間の競争が激化し学校への予算配分まで学力テストの成績の結果により決められ、成績の劣る学校には市町村教育委員会からの教育予算が削られ学校間の教育的格差が生まれるのではないでしょうか。又市町村教育委員会の学力テストの成績結果の公表により学校の評価も左右され、各学校教員の教育評価や教授力有無が問われるのではないでしょうか。公立校と私立校の学力格差が問題になっている今日、私立学校の参加も六割程度に留まっている現状では正確な学力テストの調査と言えるかどうかは疑問です。今回の学力テストの成績結果で、子供達の総の学力が反映したものと妄信し、各道府県の自分達の県の成績順位にこだわりを騒ぎ立てている大人の姿を子供達はどう見ているのだろうかと思っているのかと思う今日この頃です。全国の子供達の目線や子供達の気持ちを忘れ、子供達を出汁し大人の考えで代弁しても教育は良くなりません。

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