『 滋賀大は、経済状況の悪化で就学が困難になった学生向けに、現行の授業料半額免除枠の拡大や奨学貸付金の新設などを盛り込んだ特別支援制度「つづけるくん」を創設した。10年度まで継続し、今春の新入生にも適用される。 授業料の半額免除は、今年度の後期授業料で20人程度(計約300万円)を予定し、すでに支払った学生も対象とする。09年度以降の対象人数などは未定だ。奨学貸付金は無利子無担保で上限10万円。すでに実施中の留学生への貸付金は上限を現在の10万円から20万円に増やす。ほかに、学外の日本学生支援機構の緊急奨学金(月額最高12万円)もあっせんする。 同大学生支援課によると、親の収入減や解雇などで家計が悪化した学生に相談を呼びかけたところ、1月以降に10件の申し出があったという。』 アサヒコム
関西の独立法人の国立大学としては、初めての滋賀大學が就学困難な学生に創設した特別支援制度です。『つづける君』は、名前通り大學中退者を出さない為の滋賀大学の救済措置です。大学生も授業料と生活費も要りますから、大学の授業料半額免除制度や奨学貸付金、日本学生支援機構の緊急奨学金への併用申請も必要でしょう。戦後最大の不況、100年に一度の未曾有な不況と言われていますが、関西経済も打撃を受けているのも事実です。関西圏は中小企業が多いので不況の影響をまともに受けたと思います。大學生の大學で学ぶ権利を保障する為に今春の新入生や海外過の留学生を救済と滋賀大學が考えた学生支援策ですが、今回の世界同時不況によるの日本の大學や大學生への深刻な影響が、証明されているとも言えます。滋賀大学の「つづけるくん」は、関西の他の国立大學への学生支援制度の魁としての学生支援と救済の「輪」になると思います。文部科学省も国も全国国公立、私立大学の大学生への特別支援策と救済措置を講じて欲しいと思います。日本の未来を背負って立つ前途有為な人材になる若き学徒を見捨てないで欲しいと思います。