『犬山市の小中学校校長会が10日、同市図書館で開かれ、市内全小中学校の校長ら14人と教育委員6人が全国学力テストの是非について意見を交換した。意見交換は、前回の1月28日の市教委で教育委員から「教育現場の認識を聞きたい」との要望があったため、非公開で約2時間にわたって行われた。 出席した校長、教頭全員が発言し、「テスト結果の情報公開請求を拒否できず、他市町村、学校間の序列化、過度の競争につながる」と、参加に否定的な意見がほとんどだったという。 また、全校の校長の連名による「開示を避けることができない現状での参加については慎重に討議していただきたい」との要望書が市教委あてに提出された。 瀬見井久教育長は「要望書は現場からの勇気ある提言だ。校長会からの実質的な不参加表明だ」とし、田中志典市長は「市民感情と教育現場のずれが感じられる。参加することは犬山が目指す教育の成果を知らしめるよい機会と思う」とのコメントを出した。次回の市教委は16日に開催され、テスト結果の情報公開請求への対応を討議する。』 読売新聞
犬山市の全小中学校の校長会の意見は 、学校や地域間の競争が過熱したことにより1964年を持って全員調査を中止した経緯ことも考慮に入れていると思います。学力テストに参加した場合学力テストの結果開示により他市町村との学校間の序列化や過度の競争に繋がると言う見解は、各都道府県の市町村教育委員会の見解と同じです。今後犬山市では、子供達の保護者の要望や教育現場の先生方の意見を聞きながら、小中学校の校長会の意見も聞き犬山市教育委員会として今年の全国学力テストに参加するのかどうかを早急に討議すべきでは有りませんか。今回の新聞で全国的に話題になった全国学力テストの結果開示問題に関して、教育現場の先生方の意見や生の声が実際に反映されていないように思えてなりません。学校教育は、都道府県の知事や市長が学力テストの結果を開示を決定しても小・中学校長会や都道府県教育委員会、市町村教育委員会、教育現場の先生方の協力が無ければ円滑に運営されません。教育現場の専門家の意見を無視して良い結果は生まれません。誰の為に全国学力テストを国が公費を投じて実施しているのか。子供達の基礎学力や学習状況を把握する為では有りませんか。主人公は、子供達です。子供達の為に教育は有ると言うことを忘れてはなりません。子供の目の高さ、目線に立って考えるべきです。各都道府県の公開条例の法的効力の優先順位や政治的思惑や教育予算の配分よりも子供達が、現実にどう思い、どのように考えているのかをかつてに大人が代弁せずに考えて欲しいと思います。全国学力テストで、本当に子供達の学力を図れているかどうかを皆で考えるべきです。目くじら立てて、全国学力テストの順位を評価しても一位の県でも大学進学率は低い県も有ります。総合的に子供達の学力を判断すべきです。学力テストの結果開示を巡り、全国学力テストに今後参加しない市町村教育委員会も出て来るのではないでしょうか。保護者、教育現場の先生方や校長会、市町村教育委員会の意見や声を十分取り入れ、今後の学力テストの問題への方針を探るのが民主主義教育の原点と思うのですが。
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