『東京都と神奈川県の私立中学入試が2月1日、解禁日を迎えた。「女子御三家」に数えられる人気校の桜蔭学園(東京都文京区)には学習塾関係者も詰めかけ、横断幕やのぼりを掲げて受験生を励ました。 東京、神奈川の解禁日は例年、入試が集中する。しかし、今年は礼拝の日曜に当たるため、東洋英和女学院(東京都港区)、立教女学院(同杉並区)、フェリス女学院(横浜市中区)といった女子校に多いプロテスタント系の中学が試験日をずらした。「女子御三家」の一つ、女子学院(東京都千代田区)も入試を2日にしたため、雙葉(同)も合わせた「御三家」間で併願が可能になり、各校で志願者が増加。桜蔭学園では797人と前年より4割近く増えた。 受験関係者は、解禁日が日曜に当たる年を「サンデーショック」と呼ぶ。いつもの併願パターンが崩れ、志願者がどう増減するか、合格枠をどれぐらいに設定したらいいか、難易度がどう変化するか……と悩ましいことが多いためだ。大手進学塾・日能研の担当者は「でも、子どもにとっては、いつもは併願できない学校に挑戦できる。前向きに『サンデーチャンス』と言うことが増えています」。 大手進学塾・四谷大塚は、今年は首都圏で過去最多の5万3千人が私立や国立の中学を受験すると予測している。』アサヒコム
公立校離れは、もう定着してしまっていると思います。もうかれこれ30年になるのではないでしょうか。昭和52年頃校内暴力で学校が荒れ、出席停止問題も論議されました。生活指導の行き届いた歴史の古い私立中学校に経済的に豊かな家庭の子供達が進学するようになった歴史的経緯が有ります。もちろん今日の18才人口の減少による少子化の訪れを見据え学校経営を考えていたのが私立の上位だと思います。熱意ある教員の確保と中高一貫のカリキュラムの充実で年々実績を上げてきたと言えます。18才人口の減少期を30年前から私立学校の経営を考え努力して来た結果です。今日や明日一朝一夕には、進学校にはなれませんし、難関国立大学の合格者数を増やすことは出来ません。教育は、短期速成栽培では良い結果は出ません。一昨年の私立大學入試で全国的に問題になりました水増し合格者数を公表した私立高校はもともと進学校ではなかった学校です。塾関係者の話では、スポーツで有名な学校でしたねと言っていました。水増しで合格で失った信用はなかなか取り戻せ無いと思います。有名大學への進学率を上げるのはそう簡単にはいかないという教訓です。チャイルド・ショックが来たからと言って校名を変え、中高一貫高校の進学校に変身しても長年大學合格者出す為に努力し評価を得て来た私立の上位高校には水増しでは追い付きません。コツコツ努力して築いて来た学校の年輪です。教育は30年立たないと成果が現れないと言われています。公立校が私立に追いつくのは、今の学校制度では当分無理でしょう。すぐに教育的成果が現れると思うのは間違いです。30年後公立高校が復活しても大學全入時代の影響が出て、大学の倒産の後では遅い春になります。東京都と神奈川県の私立中学校の併願 が出来て良かったのではないでしょうか。併願出来るのが一番良いパターンと思います。私立中学校を選べる自由も大切です。受験生も保護者も学校の選択が出来て良いと思います。今後少子化進み大學同様、私立中学校も生徒集めが大変ですから併願しやすい試験日近県の私立中学校はお互いに生き残り策として協力して取り組むべきでは有りませんか。伝統の有る雙葉は、13名、女子学院は26名、桜蔭学園は、59名とそれぞれ本年度東京大学に合格者を出している名門女子校です。受験生や保護者に取って、日曜礼拝のキリスト様のご加護でショックと言うよりは受験のチャンスになりましたね。ただ2012年から横浜市では、全市立校で小中一貫教育が実施されると発表されましたが国立横浜大學教育人間科学部付属小学校や私立大學付属小学校や私立小学校へのお受験組が増えるでしょう。慶應義塾大学の小学校新設発表で、横浜の 小学校受験の注目度がアップするでしょう。2011年、横浜市青葉区に、小中一貫の初等中等教育校が開設されます。
幼稚舎(東京都渋谷区)に続く、2校目の附属小学校の開校です。付属の小学校の無い私立の中高一貫校は、新たに小学校を新設せざるを得なくなるのではないでしょうか。小中一貫教育の成果が出るのは、9年後になる思います。
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