教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

178人の受験情報入りメモリー紛失 広島・福山の中学

2009年02月20日 15時18分25秒 | 受験・学校

『 広島県福山市教委は19日、市立誠之(せいし)中学校(三好康博校長)で、3年生178人全員の名前と受験校、合否結果などの個人情報が入ったUSBメモリー2個が校内でなくなったと発表した。メモリーは進路指導を担当する男性教諭(54)の私物で、学校側は保護者に謝罪し、警察に盗難の被害届を出した。 市教委によると、教諭はこの日の2時間目に校内のパソコン教室でメモリーを使用し、2個とも長さ約45センチのストラップにつけてズボンのポケットに入れていたが、3時間目の終了時に紛失に気づいた。約1時間後、同じ階の渡り廊下でストラップだけが見つかったという。 』アサヒコム

USBメモリーの紛失事故が昨年から多いです。進路担当の男性教諭の持ち物で有っても中学3年生178人全員の名前と受験校、合否結果の大切な個人情報が入っています。私物で有っても公的な意味合いを持っ重要なものとして自己責任を持つことも必要です。保管する場所を持ち歩かないで、職員室の中に大切なデータの保管する場所を作って置くべきです。今個人情報は狙われている時代です。情報売買が、商売として成り立つ時代です。学校は、生徒個々人の基本的人権を保護し、個人情報も流失したり、悪用されないように生徒の個人情報の保護と保管が杜撰になり、情報化時代に個人情報の漏洩や流失、盗難事件が起こらないように一般企業を見習いセキュリテイ 対策と個人情報の管理マニュアルも各教育委員会と協力して各学校で作るべきでは有りませんか。

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勉強優先「エコやめた」京都の中学校、環境省のモデル校返上

2009年02月20日 14時49分23秒 | 受験・学校

『 京都府八幡市は19日、市立男山第二中で進めていた二酸化炭素(CO2)削減に向けた環境省の「学校エコ改修事業」を中止すると発表した。 市は新年度から生徒の学力向上を目的に同中などにエアコンを設置することにしたといい、「エアコンはCO2を排出するため、事業の目的に合わない」として国の補助金約2100万円を返還することにした。明田功市長は「温暖化防止から逃げたと言われてもいい。生徒には涼しい教室で、一生懸命勉強させたい」と話している。 同中は2007年度、事業のモデル校に指定され、市は校舎2棟で、断熱や通風に配慮した改修を計画。総事業費6億円のうち4250万円で実施設計を策定した。 しかし、07年の全国学力テストで市内の中学3年生は国語、数学とも全国平均を下回ったことから、市は、生徒が授業に集中できるようにと、09年度から全市立中4校でエアコンを設置し、同中の改修は取りやめることにした。同省によると、事業の採択を受けた全国18小中高で中止は初めて。』アサヒコム

全国学力テストの成績の結果が、全国平均を下回ったことから明田功八幡市長は、八幡市立男山中学校の「学校エコ改修事業」が中止を決断しましたが。この二年間の近畿地方の猛暑は、学校のエコ改修工事だけでは快適な学校環境にはならないと思います。熱中症で亡くなる人や熱中症で倒れる子供達も出ています。近畿地方の夏は、9月に入っても暑くて秋の彼岸まで暑い日が続きます。学力テストの成績結果も大切ですが、子供達の健康や夏の教室の暑さを身近な猛暑の夏の体験から考えた決断と思いますが。京都府内の男山にある岩清水八幡宮の有る緑豊かな八幡市でも昨年の夏から猛暑が続いています。昔から京都は、盆地で暑い地域と言われています。暑くて湿度の高い教室では、生徒も勉強に集中出来ないと思います。日本の優れた工業技術で地球環境にやさしいCO2出ないエアコンを開発して欲しいと思います。学校には、地下水を利用した水冷式空調機の導入なども考えたら良いと思いますが、設備費用も問題点になると思います。断熱材や通風に配慮した「学校のエコ改修事業」と学校へのエアコン設置ではどちらが費用が掛かり、冬や夏に教室が快適温度になり、夏場は涼しくなるのか。やはり学校の有る地方の地域と学校置かれている立地条件や周囲の環境を十分考慮に入れて調査し、「学校エコ改修事業」を勧めるべきです。現実問題として日本の暑い夏に効果が有るのか、暑い日本の夏が来ないうちに検討して欲しいと思います。あくまでも子供達の健康と学校の学習環境を一番に考えるべきたと思います。地球温暖化で、昔の夏の暑さとは違い、我慢の限度を超した暑さで体温を越えた命に関わる夏の暑さになっている現実も考えなければなりません。

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