教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

撮影ご遠慮ください、保護者から不満も 田辺中学卒業式(和歌山

2009年02月17日 15時34分30秒 | 受験・学校

『3月に初めての卒業式を迎える田辺市学園の県立田辺中学校(浜野公二校長)は、個人情報保護法などを理由に、会場での保護者らによるカメラやビデオ撮影を事実上禁止する方針を立てている。すでに入学式でも実施しているが、保護者から「子どもの成長を記録に残したい。撮影をさせてほしい」などの声が上がっている。県教委は「学校が決めた事柄で、県教委が良い悪いは言えない。良識の範囲内の撮影なら法律には抵触しないだろう」と話している。 同校では、本年度から式典で保護者に撮影をしないよう求めており、入学式の際は、保護者あての案内ハガキに「個人情報保護法により、写真・ビデオの撮影等ご遠慮ください」と記載したり、会場で協力を呼び掛けたりした。3月14日の卒業式のハガキはまだ送付していないが、同様の文面にするという。 ある3年生の保護者はこのほど、卒業式を前に「子どもを思う親として、成長の節目を祝って、記録に残したい」と同校に撮影許可を申し入れした。 これに対し、浜野校長は「保護者としての気持ちとはよく分かるが、写るのが自分の子どもだけではない場合、個人情報保護法で規制される。撮影されるのを嫌がる生徒や保護者がいるかもしれないし、ほかに流用される可能性もある。その場合は学校として責任が持てない」と説明。多くの保護者が一斉に撮影することになると、式を厳粛に開くことができなくなることも理由に挙げ、理解を求めた。 同中学と一貫教育をしている田辺高校でも昨年度の卒業式から、保護者に写真やビデオ撮影をしないよう呼び掛けている。 県教育委員会は「県立校での式典における保護者の撮影については学校独自の判断で、実態を把握していない」と話している。 田辺市教育委員会も、小中学校の式典における対応は学校の判断に任せている。しかし、撮影を禁止するという話は現場からは聞いていないという。』紀伊民報

一生の一度の思い出の中学校の卒業写真も無いのは寂しいと思います。保護者や中学生にとっては大切な思い出のアルバムの一ページになると思います。中学校の卒業式の日は、二度と来ません。人生の節目として記念に写真は撮影して置くべきです。個人情報情報法により保護者によるカメラやビデオ撮影を学校側が禁止するのはどうかと思います。悪用するものは、どんなに法律で規制しても、法の網の目を巧みにくぐり不法行為を働くものです。流用するのは、故人情報保護法が有る以前から不正な手段で悪用しています。学校だけの力では、取り締まる権限も有りませんし、防げません。学校だけでは責任も持てないと思います。卒業式は、中学校に取っては大事な学校行事です。日本は戦争状態でも有りません。戦前の物無いでも記念撮影はしていました。親御さんの気持ちや中学校を巣立っていく子供達の為にもめでたい門出としてカメラやビデオの写真撮影を自由に認めるべきです。学校側が、個人情報保護法を盾に保護者の自分の子供を写真撮影する自由を規制するのはおかしいと思います。親御さんや子供達の祝いの門出の一生の思い出を奪う権利は学校側には無いと思います。個人情報保護法案で教育現場を規制するのではなく、子供達の夢や希望、保護者の願いを取り入れるのが、戦後民主主義教育の原点では有りませんか。

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