『 兵庫県丹波市教委は17日、市立中学校の50代の男性教諭が2年生の社会科実力テストの解答を書き換えるなどし、平均点を底上げしていたことを明らかにした。教諭は「いつもは平均点が60~70点だったが、今回は50点ほどだった。生徒が社会科を嫌になったら困ると思った」と説明しているという。 同市教委によると、テストは10日に実施された。教諭は採点をいったん終えた後、平仮名の解答を漢字に書き換えたり、誤った解答を正解に直したりして改ざん。満点の1人を除く72人分について1人あたり4~5点アップさせたという。 複数の生徒が「間違いが正解になっている」などと担任に申告して発覚。学校側が教諭に事情を聴いたところ、改ざんを認めたという。 同市教委は「生徒の弱点を補うのが教師の仕事。生徒たちに不信感を抱かせてしまった」と話している。教諭の処分については、保護者の反応や教諭の反省の度合いをみて判断するとしている。』 アサヒ・コム
定期試験や実力テスト採点は、社会科の採点担当の先生が公正に採点すべきです。生徒には正しい答え、正解を社会科の先生として教えうべきです。生徒の将来の為にはなりません。間違いが正解になるように書き換えをホしたり、誤った解答を正解にしたりすることはどの教科の先生でも許されないことです。この頃忘れられていますが学校教育では、正しいものの考え方身に付けるのも大切なことです。社会科教育の目的や本来の主旨から離れています。何の為に社会科を生徒に教えているのか、社会科を教え、学ぶ意義をこのベテランの先生も再考して欲しいと思います。社会科の先生が、実力テストの改竄や不正操作で成績を上げても社会科は嫌いは無くならないと思います。社会科好きか、嫌いかを実力テストの点数で評価するのは無理が有ります。社会科は、日本の歴史や世界の歴史、政治や経済、地理と学ぶ分野が広く社会科学の分野を凝縮したものと言えます。生徒が社会科に興味を持ち学校のある手短な地域の歴史、伝統文化を知ることから始めれば社会科の学習も出来ます。単に社会科を歴史的年代や歴史的出来事、地名を暗記する教科と考えずに、いろいろな現代の事象や出来事、日本現在置かれている経済状況などを関連付けて、社会科の授業を通して生徒と学べば社会科嫌いは防げると思います。
ベテランの経験豊かな社会科の先生です。実力テストの改竄や誤った解答を正解にしたりしないでも、社会科の先生として生徒への教授法を工夫されたり、授業法を改善されれば生徒は社会科授業にも興味を持ち、社会科が好きになると思います。社会科も教科書中心学習だけでは無く、学校の身近なところへの社会科見学も実施し、郷土の歴史や伝統文化、地場産業も見学し社会科の学習と関連付けて学べはいろいろな発見や興味も芽生えてくるのでは有りませんか。地域に根ざした社会科教育の実践が、歴史や地理の学習の基礎となるのではないでしょうか。社会科嫌いは、社会科担当の先生の努力や工夫によりなくすることが出来ると思います。教えることは、生徒から学ぶこと。教壇に立っている間に、生徒にその先生ならではの素晴らしくて、ご自分の納得の行く授業出来るように日々研鑚と授業研究をして頂きたいと思います。公立中学校の先生は、塾の先生とは違い、各道府県教員採用試験に合格され、教員免許状を持たれ長年教育現場で教壇の上に立たれている教育のブロです。もつと自信と公立学校の教育者として誇りを持って、頑張って頂きたいと思います。日本の教育を良くするのも悪くするのも、教育現場の先生次第では有りませんか。教科研究会で熱心に研究され、実際の授業で生かされている公立中学校の先生も居られます。公教育を担う先生方に今こそ真価を発揮して頂、頑張って頂きたいと思います。