教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

「高校生支援」拡充へ 景気悪化で所得が急減した世帯対象 09年度から 埼玉

2009年02月21日 21時42分44秒 | 受験・学校

 『埼玉県は景気の悪化で所得が急減するなどした世帯の高校生を対象に、授業料の補助を増やしたり、奨学金の枠を増したりするなどして、09年度から既存の支援制度を拡充することにした。経済的に高校生の就学機会の確保を図る必要がこれまで以上に高まっているためで、緊急経済対策の一環として、関係する事業費を09年度当初予算案に計上する考えだ。 県は、私立高校に子どもが通う場合、世帯の所得に応じて授業料の一部を補助する「県私立高等学校等父母負担軽減事業補助金」を実施しており、特に年収が一定基準以下に減った世帯を「家計急変世帯」として、最高で年額36万円を補助している。  これまでは保護者らの「失職」「死亡」「離婚」などで収入が減った世帯が対象だったが、09年度からは、経営する会社の収益が悪化するなどして収入が前年と比べて半減した世帯も「家計急変世帯」と位置づけ、同じ補助が受けられるようにする。補助の支給は1年間。  県によると、家計急変世帯への補助予算は、08年度は3751万5千円だったが、支給対象の拡大で、09年度は、約2・5倍の9406万5千円に増やす予定。 また、県内の国公私立の高校生に月額1万5千~4万円を貸与する「県高等学校等奨学金」の支給対象枠も、09年度は08年度より600人増やして6800人にする。 県教育局によると、09年度に高校に進学予定の中学生から寄せられた申請は786人で、前年度(603人)を3割近く上回った。問い合わせの状況をみても、特に不況が深刻化した昨年12月中旬以降に急増。従来は月に1~2件程度だったものが1日に1~2件というペースになっているという。  』アサヒコム

全国的に日本では、世界同時不況の深刻な不況の影響が出ています。埼玉県は、県私立高等学校等父母負担軽減事業補助金」や国立、公立、私立高校へ通う高校生への県高等学校等奨学金の拡充で高校中退者を防ごうとしています。県の公立、私立高校生への授業料減免制度や就学援助制度だけでは、救済出来ない状況に陥っていると思います。今回の景気の悪化で国立、公立、私立の高校に通う高校生を区別なく救済し、教育基本法に規定されている「教育の機会均等」を保障する為に経済的に困窮している家庭の高校生を支援する緊急経済対策を立てました。今後埼玉県でも新入生や景気回復の動向次第では、補助金や奨学金を受ける高校生は来年度に掛けても減らないのではないでしょうか。国公私立の高校側の一致した協力と埼玉県の補助制度の拡大や文部科学省の全国的な経済支援や救済も必要になって来るのではないでしょうか。高校生を持つ家庭の経済的クラィシスで、家庭の保護者の経済的危機で、全国的な教育の非常事態宣言と言えます。このような状況で日本の不況は傷が浅いと言い切れるのでしょうか。日本戦後最大の不況と言われています今日、深刻な不況状態への的確な判断と迅速な対応が忘れにらているように思えてなりません。庶民の視点に立った弱者を切り捨てない社会政策と実効の有る景気対策を早急に実施することが今の日本には一番大事だと思います。国民への増税論より、国民による国民の為の政治をすぐに実行すべきだと思います。文明先進国の日本で、世界で経済大国と言われている日本です。経済的に困窮している全国の高校生と保護者を支援し、救済する方法を講じて下さい。

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「定額給付金」関西の中高生は…貯金26%・学費の足し9%

2009年02月21日 13時37分40秒 | 受験・学校

『政府が支給に向けて準備を進めている定額給付金の使い道について、関西の中高生の4人に1人が「預金する」と考えていることが、電通リサーチ大阪支社の調査でわかった。 不況による生活防衛意識が子どもたちにも浸透している様子が浮かび上がった。 関西2府4県の中高生500人が2月1~4日に携帯電話サイトを通じて回答した。 2万円をもらったら、56%が洋服や書籍、趣味の品などに「消費する」としたが、次いで26%が「預金する」と答えた。授業料や参考書など「学費」に充てるという生徒も9%おり、中には「授業料が高い私学に通っているので親に渡して少しでも足しにしてもらう」と記した高校生もいた。 同支社は「中高生がこれほどシビアに社会を見ているとは予想外だ。給付金の消費刺激効果は薄いかもしれない」と分析している。』 読売新聞

お金持ちで、お坊ちゃん育ちの麻生太郎総理大臣より、未曾有の世界同時不況による日本の深刻な経済を現実的に中学生、高校生の目を通して見据えていると思います。関西の中高生も緊迫している家庭の生活状況の現実を把握しているのだと思います。「預金する」とか「授業料」、参考書など学費に充てる「授業料が高い私学に通っているので親に渡して少しでも足しにしてもらうに充てると言う高校生も」と言う高校生も9%いて、中高生を持つ家計の状態を通して関西の消費状況や景気動向の分析調査が出来たのではないでしょうか。 関西の子供達も今回の不況が自分達の生活に深い関わりを持ち身近なものとして考えている事が良く分かります。この調査で中高生がかなり携帯電話を活用している事が良く分かると思います。「西郷南洲遺訓山田済斎編に『万民の上に位する者、己を慎み、品行を正しくし、驕奢を戒め、節倹を勉め、職事に勤労して人民の標準となり、下民その勤労を気の毒に思うようならでは、政令は行われ難し。』、人の上に立つ者は、政治指導者は、そういう立場にある人間は贅沢であってはならず、あれほど苦労しているのに、と国民が気の毒がるようでなければ、政治は信頼されない、と西郷隆盛は言っている。今の日本の戦後最大の経済危機は、同遺訓の「命も入らず、名もいらず、官位もお金もいらぬ人は始末に困るものなり、にこの始末に困る人ならでは、艱難を共にして国家の大業成し得られぬものなり。」無欲の指導者でなければ、今の日本を救うことは出来ないのではと思います。この西郷隆盛・南洲遺訓の言葉は、今尚輝きを失わない永遠の真理と言えます。」読書のすすめ・第五集、明治を読む、田勢康弘p58より一部引用・岩波書店。『上直ならば下も安し。「政治を行う者が正しければ、人民は安らかに生活出来る。」』と言う舞本腰越の諺通り、西郷隆盛のような公正無私で精錬潔白な優れた政治指導者の出現を今こそ切望します。

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