『大阪府堺市美原区の市立美原北小で、児童の成績などを記した指導要録2人分がなくなり、当時担任だった女性講師(49)が過年度の成績などを勝手に書き込んで作り直していたことがわかった。 保護者の連絡先などを記載した家庭連絡票6人分の紛失も判明し、市教委は関係者を処分する。
市教委によると、指導要録は児童ごとに作成され、担任らが6年間の成績や所見などを記録する。3月中旬、女性講師が担任していた3年生クラスの要録を記録中、紛失に気づいた。講師は1~3年時の科目別成績などを自分の記憶や一部の同僚教師に尋ねるなどして無断作成し、校長に「見つかった」と報告していた。 一昨年7月には1年生6人分の家庭連絡票がなくなったが、同校は紛失を伏せ、「様式を変更する」として昨年4月に全児童の保護者に再提出させていた。 同校は先月末になって市教委に報告。講師は市教委の調査に、「何とかしないと、と気持ちが先走った」と釈明。また、家庭連絡票の紛失について林晃伸校長は「重大さを認識していなかった」と話したという。
今回の問題について、芝村巧教育長は8日の市議会で「重大に受けとめ、反省している」と謝罪した。』 読売新聞
成績簿の原本は、担任の先生が各自大切に保管されている筈です。成績簿の原本を持っていければ、指導要録が無くなっても記録出来るのでは有りませんか。とても信じられないことです。パソコン時代ですから、担任をしている生徒の指導要録を紛失や事故を考えて、コピーを予め取って置いたり、USBメモりーに移し変えて学校内に保管して置けば紛失しても問題は無かったのでは無いでしょうか。小学校の先生ですから、授業の校務も多くて大変でしょうが。小学校でも専門教科制がこの頃取られているところがほとんどなので昔の全教科担当していた頃の小学校の先生より、児童の成績が管理しやすいのでは有りませんか。学校の先生は、小学校、中学校、高等学校でも担当教科の授業で教えられた生徒の成績簿は、担当教科の答案用紙は処分されても大切に保管されていると思いますよ。指導要録や家庭の連絡票など紛失したこと無責任なことです。実際には有り得ない事では有りませんか。個人情報が売買されたり、狙われている時代です。外部に漏れたら大変です。児童や保護者に取って大切な指導導要録や家庭連絡票を紛失しないようにし、大切にして管理しておくべきでは有りませんか。紛失した2人分とは言え、校長にうその申告したり、担任の先生と言えども児童の成績をかつてに書き換えるような不正操作は許されません。指導要録に事実と異なることを書かれた児童こそ今回の被害者で大変迷惑です。教育現場にうそと不正操作が有ったら学校教育は、成り立ちません。学校に対する子供達や保護者の信頼を失うだけです。