教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

女子生徒の中学入学命じる=「障害で拒否」の町に仮決定-奈良地裁

2009年06月26日 23時12分02秒 | 受験・学校

『 奈良県下市町立中学校への入学を希望していた身体に障害を持つ谷口明花さん(12)=同町=と両親が、町教育委員会を相手に、入学を認めるよう求めた訴訟で、奈良地裁(一谷好文裁判長)は26日、同校への入学を義務付ける仮決定を出した。代理人弁護士によると、中学校入学での仮決定は珍しいという。 決定によると、校舎には手すり付きトイレが設置されているなど、設備などに不都合はないと指摘。「中学校教育の期間はわずか3年間しかないのに、提訴してから既に3カ月近くが経過しており、緊急の必要性がある」と、同日からの女子生徒の入学を認めた。 訴状などによると、明花さんは両足と右腕が不自由で、3月に町立小学校を卒業。下市中への進学を希望したが、同校は施設未整備などを理由に、入学通知を出さず、特別支援学校への進学を要請していた。』 読売新聞

身体に障害のある谷口さんも健常者の小学校時代からの同級生の友達と一緒に学べは、元気に3年間勉強出来ると思います。健常者の同級生の友達は、身体障害者の谷口さんから、学ぶことも有ると思います。身体障害者の谷口さんと健常者の同級生が共に学ぶことが本当の障害者教育の姿では有りませんか。身体障害者を特別支援学校へと健常者と身体障害者を区分する教育論や教育方法ではなく、友達同士としてお互いに同じ中学校で学ぶことによって生まれる身体障害者と健常者の「共生」や身体障害者への健常者の正しい理解と友達同士としての協力が出来る大切さを考えた奈良地方裁判所の入学を義務付ける仮決定と思います。義務教育の教育現場で、先生と健常者の同級生と障害者の谷口さんが皆で学ぶ、そこに障害者教育の原点が有るのでは有りませんか。受け入れる学校側は、設備に問題が有ると言っていますが。教育基本法の「教育の機会均等」の第4条『国および地方公共団体は、障害のある者が、その障害に応じ、十分な教育を受けられるよう、教育上必要な支援を講じなければならない』の精神を守り、下市町教育委員会は、奈良県教育委員会と予算面で協力して下市町立中学校への設備の充実を図るべきだと思います。

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長野市上野の清泉女学院短期大学で23日、長野の伝統食を調理する授業が行われた。

2009年06月26日 13時41分32秒 | 受験・学校

『 留学生2人を含む学生26人が参加。地元の市民グループ「西三才よりあい広場ボランティアの会」の池田玲子さんから、ごはんに小麦粉などを混ぜて焼いた「こねつけ」や夏野菜などをみじん切りにしてみそ漬けとからめた「やたら」など伝統食の調理方法を学んだ。学生はみじん切りなどに悪戦苦闘しながら、伝統食づくりに挑戦していた。 1年生の安藤真亜子さん(18)は「形を残してみじん切りにするのが大変だったけれど、楽しく伝統料理が学べた」と話した。』読売新聞

長野県に代々伝わっている伝統ある郷土料理は、昔からの智恵が生かされていると思います。適地適作で、その地方で取れた野菜や季節の食材を生かして作られた来た郷土食は、今のレトルト食品やインスタント食品は違い防腐剤や保存料を使わずに海水で作ったミネラル一杯の自然塩や味噌、酢や天然の食材、防腐作用のある木の葉や生えている草の葉を使い食中毒を防ぐ工夫がなされています。先人の智恵、昔の人の智恵は、たいしたものです。その地方に伝わる郷土食は、四季折々の工夫がされています。日本人の季節の移り変わりと季節感を大切にした教えでも有ります。郷土食は、生活習慣病を防ぐ食材が最近見直されています。日本の古来から作られている野菜には、体に良い成分が作られていると思います。便利になった今の日本にこそ手作りの良さや食の安全性を見直す意味でも日本の伝統食、郷土料理を子供の頃から食べ、郷土に伝わる伝統食を親から親に、若い人たちに語り継いで頂きたいと思います。人生経験豊かなお年寄りの智恵が、伝統食に生かされています。天災や飢饉による食料危機を乗り越えて来た先祖の智恵が伝統有る郷土食に生かされていると思います。自分の育った土地で作られた野菜や果物を食材として食べると健康になると昔の人は言われたそうですが。小学生から、高血圧で生活習慣病に掛かっている子供達が多い中、日本各地取れる伝統野菜や果物を見直し、子供達の食育と健康増進に役立てて欲しいと思います。試験でよい点数を取り、学力を身に付けるのも大事ですが、心身の健康と病気やウイルスにも負けない免疫力を身に付けることの大切さを忘れては、勉強だけでは子供達の体力と健康が追いつかずに下手ってしまい長い人生最後まで勝ち残れないのでは有りませんか。受験勉強も人生も長距離レースです長い目で見ないと子供達は挫折してしまいます。

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