『学生の成績を保護者に通知する国立大学が増えている。 私立大では以前から通知が一般的だったが、少子化で国立大でも学生の確保が課題になる中、「父母らと連携して留年や中退を防ぎたい」という狙いがある。もう一つの背景は「わが子の成績を知りたい」と望む親が増えていること。大学側は「サービス向上」という感覚で、学生側の抵抗感も意外に少ないようだ。 岡山大は今年3~4月、2年生以上の保護者に成績表を郵送した。履修科目と評価を記載し、進級・卒業要件の説明書も同封した。今後は年度末ごとに成績を伝え、1年生は前期分だけの成績も9月に送る。従来は農学部、工学部だけだったのを全学部に広げた。 学内の検討では「小学生じゃあるまいし」という意見も出たが、佐藤豊信副学長は「学習状況を伝えれば、留年などの手遅れにならない可能性が高い。通知は時代の流れ」と話す。』
国立大学、私立大学限らずおかしいとある九州の県立大学学長を勤められたS博士は言われました。大学は、高校等学校教育とは、違い大学は学生の自主性を尊重すべきところだと言われました。留年と中退を防ぐ為と大学が言うのなら、大学合格してから燃え尽き症候群に陥り目的意識や将来の希望を失ってしまった学生やノイローゼ、神経症になってしまったり、最近は鬱病の方が世間の注目を浴びて5月病からノイローゼになっている学生のことが余り書かれていません。朝起きれなくて大学の1時間目の授業に出席出来なくなり、出席日数が足りず単位を落とし3回生進級出来なくなったり、4回生で卒業出来ずに、留年し2回生の体育実技の授業を受けていた北海道出身の上級生もいました。国立・私立を問わずに大学側の大学生への「心のケア」のほうが大切です。ある関西の私立大学の教育学科担当O教授は、ノイローゼや鬱病になったら精神科医に任すべきで、心の悩みを持つ学生の相談載っても意味がないと言われましたが。幸いなるかな御自分は強靭な精神力の持ち主なのか、挫折された人生経験が無く、御自分自身が深く心に傷を負ったり、思い悩み苦しまれだご経験が無かったかも分かりません。大学生は 五月病を大なり小なり経験しています。そこで軽くて立ち直れるかどうかが鍵です。ある私立大学の教育心理学専攻の大学院生にノイローゼなったとしたら、自分で治せますか、原因を受け入れてその恐怖となっていることを克服出来ますが。ありのまま受け入れ、自分で実行する森田療法の「恐怖突入」ですが。自分ではそんなことが出来ず自分で治せと3人の教育心理学を研究している大学院が答えてくれました。教育心理学を専門に研究している大学院生でも、自分自身で心の病を治すことは本当に難しいのです。最近は、私達の大学生の頃無かったアスベルガー症候と言う心の病を持つ学生も多く京都大学では、大学の教員と学生が協力してサボートし、大学生活を送れる様に独自の活動をしているそうですが。世界同時不況による日本への経済的影響が問題になり、文部科学省も全国の国公立、私立大学の中退者数は全国調査をしていますが。医学部や教育学部、文学部のある総合大学は、精神科医や心理分析、心理療法の専門家や研究家が大学におられますので、大学生の『心の問題』に解決に取り組んで頂、相談しやすい専門家による心の相談室を充実し、大学生の自殺やゼミ教授殺害事件などが起こらないように大学が取り組むべきだと思います。
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