教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

学費滞納、4千人増加 08年度

2009年06月13日 18時44分43秒 | 受験・学校

 『08年度の全国の国公私立大、短大、高専の学費滞納者数は計1万4662人で、07年度の1万632人から、4千人以上増えたことが文部科学省の緊急調査でわかった。一方、経済的理由での中退者は1割強減った。  調査は、今回の経済危機を受けて行われた。国公私立大学、短大、高専計1225校を対象に、08年度末(今年3月20日時点)と07年度末(昨年3月31日時点)の学費滞納者数、中退者総数、経済的理由での中退者数などを尋ねた。94%にあたる1148校が回答した。 結果によると、学費滞納者は08年度1万4662人(全学生数の0.6%)で、07年度から38%増えた。08年度の大学の滞納者数を国公私別にみると、国立大は前年度から78%増の2742人。私立大は同32%増の1万659人、公立大は同26%増の421人だった。  中退者総数は08年度が4万9394人で、07年度の6万3421人から大幅に減った。経済的理由を挙げた中退者数も08年度7715人で、前年度より1200人近く減った。文科省は「数字は今後、分析が必要だ。減少の理由はよくわからない」としている。』アサヒコム

「08年度の全国の国公私立大、短大、高専の学費滞納者数が文部科学省の緊急調査で 4000人以上増えた原因は何なのだろうか原因を詳しく調べる必要が有ると思います。原因があり結果が有るのです。事実を分かり易く国民に公表して欲しいと思います。中退者総数は2008年度が4万9394人で、2007年度の6万3421人から大幅に減った。経済的理由を挙げた中退者数も2008年度7715人で、前年度より1200人近く減った。なぜ1200人近く減ったのか、理由が分からないと言わずに再調査になぜ1200人減少したのか事実を解明して欲しいと思います。7715人も経済的理由による中退者が、現実にいるのですから、学業半ばで志を断念しないで済むように文部科学省ず経済的に困窮している家庭の学生への救済、支援対策を立てて欲しいと思います。1200人減少したのは、国立私立の授業料減免制度や大学独自の奨学金制度の充実によるものなのか日本の教育行政の責任者の文部科学省が、学校関係者と協力して減少原因を追跡調査して下さい。国民の目線、庶民の目の高さに立った、庶民の為の分かりやすい教育行政を実践して欲しいと思います。現在の不況が改善し、庶民の台所が豊かになったとは未だ言えない状況と思います。今の日本は、戦後最大と言われる不況のどん底で庶民はあえぎ苦しみ、貧困、社会的格差の矛盾は広がり、大都市圏と地方の地域格差の溝は深くなっています。A新聞に書かれていた俳優米倉斉加年、まさかねさんの好きな美人画家竹久夢二の言葉『一番後ろにいる者を、先頭にたたせろよ。』が胸に響きます。義務教育以外の学校で、学費が払えないのなら中退したら良いという論者もこの頃います。自由民主党官房長官、幹事長と自治大臣も勤められた野中広務元衆議院議員の言われた言葉『社会的弱者に対する暖かい眼差し。』を持った人達が、最近少なくなって来ているように思います。

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先生が12年間も無免許で車通勤…発覚後も学年末まで担任

2009年06月13日 14時58分57秒 | 受験・学校

『長野県波田町教委は12日、町立波田中学校の男性教諭(39)が1度も運転免許をとったことがないにもかかわらず、12年間にわたって車で通勤していたことを明らかにした。 安曇野署は11日、教諭を道交法違反(無免許運転)容疑で地検松本支部に書類送検した。 町教委によると、教諭は1993年に教員となった後、教習所に通い、仮免許をとったが、そのまま失効。97年に南信地方の公立中学に赴任した後、無免許のまま、同僚から譲り受けた車で通勤するようになり、出張にも使っていた。波田中も含め、3校で無免許通勤を続けたという。 今年1月17日午後、安曇野市内で一時不停止で摘発され、無免許が発覚。教諭は翌18日、学校側に報告したが、同校では学年末まで、教諭を担任から外さず、教壇に立たせていた。他の教員や保護者にも説明しなかったという。教諭は3月下旬から病気療養のため休んでおり、県教委が今後、処分する方針。 教諭は「(免許を)取らねばいけないとずっと思っていたが、弱い部分があった」と話しているという。 記者会見した町教委の木下保雄教育長は「生徒や保護者の信頼を大きく損なった」と謝罪。無免許運転が発覚した後も勤務を続けさせたことについては、「3年生の学級担任で、進路指導をしていたので、生徒に動揺を与えないようにと考えた」と述べた。町教委は今年度から、小中学校の全教諭に、運転免許証の写しを提出させているという。』 読売新聞

中学校の先生が、12年間も無免許運転で交通事故も起こさず本当に幸運でした。警察の交通検問にも今まで引っかからずに過ごせたのは田舎なので無免許運転が発覚しなかったのかも分かりませんもね。都市部でしたら、何らかの管轄警察署の交通安全取締りで、無免許運転や飲酒運転の取り締まりで引っかかるのではないでしょうか。中学校も3年の学級担任と進路指導をしていたので担任から外さずに、教壇に立たせていたのは学校側の対応も甘くて、他の学校の先生や保護者への説明責任を果たしていません。この先生、仮免許のまま本試験を受けて運転免許を取らずに運転免許の制度による失効を知りながら、12年間も無免許運転を続けて来たのです。この先生に総て無免許運転の自己責任が有ると思います。道路交通法で無免許運転はしてはならないと言うことを知っていたのですから、善意無過失でした言う訳には行きません。この中学校側も総ての教諭に運転免許を持っていますかと尋ねる訳にも行かなかったと思います。そんなことは、社会の常識ですから。ゲームで遊んだり、親の運転を横から見ていて実際に親御さんの自動車を駐車場から勝手に運転した大阪の女子中学生もいました。無免許運転でも自動車の運転が上手くて交通事故を起こさなかったのは幸運と思いますが。無免許運転をしないように生徒に教える立場にある中学校の先生が、無免許運転ではいただけません。中学校で、交通安全指導や道路交通法に基づく交通ルールを守る大切さを先生が、生徒に教えられないと思います。

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