『 旺文社（東京都新宿区）が、自社発行の英語検定試験の参考書に「合格者の80％以上が使っている」などの帯を付けて販売しているのは景品表示法違反（優良誤認）に当たる恐れがあるとして、公正取引委員会は2日、同社に警告した。 公取委によると、警告対象となったのは「英検予想問題ドリル」など7シリーズ45種の書籍やCD。同社は2002年12月ごろから、店頭の商品に「英検合格者の80％以上が使っている」などとうたった帯を付けていたが、実際には合格者へのアンケートなどは行わず、公取委に数字の根拠を示せなかった。 旺文社の英検関係書籍の08年度の売り上げは、約80万冊で総額約7億円に上り、英検関係書籍全体に占めるシェアは6割ほどとみられるという。 』
旺文社旺文社はは、蛍雪時代も出している伝統の有る受験専門の出版社で、日本では知らない人はいないのでは有りませんか。社団法人英語教育協会も持ち、英語関係の書籍に力を入れています。英語の辞書以外も沢山出していますから、旺文社の英語検定試験の参考書に合格者が80%以上使っていると帯をつけていたら、英検を受ける人達は、本当のことと思い疑わずに信頼して買うと思います。アンケートや合格者の調査をしていなかったのは残念です。合格者数の数値の裏づけが無かったのは残念です。旺文社の全国的なネームバリゥーで無理をしなくても、本は売れると思いますが。長い間全国の受験生に親しまれた大学受験ラジオ講座も無くなり、百万人の英語のラジオ講座も無くなりました。赤尾の豆単を今も私は持っています。日本全国の皆さんに信頼されている出版社ですから、皆さん方の期待と信頼を裏切らないようにして下さい。商いも出版社も「信用」です。長年の出版社としての旺文社の「暖簾、のれん」を大切にし、守り抜いて下さい。
※景品表示法。
優良誤認（4条1項1号）
商品・サービスの内容が、事実と相違して、①実際よりも優良であると誤認させる、②他社の商品・サービスよりも優良であると誤認させる、ことを規制する。
景品表示法の優良誤認は、食品に限らず、すべての商品・サービスが対象である。
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