教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

夜の海2時間漂流!60歳泳いで生還…岡山県沖

2009年06月28日 15時44分53秒 | 受験・学校

 『 還暦を迎えた男性が夜の海を2時間、泳ぎ切った-。岡山県笠岡市沖の瀬戸内海で26日夜、漁船が沈没し、海に飛び込んだ男性が近くの島まで泳ぎ、一命をとりとめた。この男性は、香川・多度津町で渡海業を営む大川一夫さん(60)で、家族の話によると人口115人の佐柳島に住む男性のなかで最も若く、「子どものころは島で一番泳げたが、30年ぐらい泳いでいなかった。火事場のくそ力だ」と話しているという。水島海上保安部によると、大川さんは26日午後8時すぎ、用事で立ち寄った岡山・笠岡市の白石島を1人で出港。自宅がある多度津町の佐柳島を目指したが、約1時間後、真鍋島沖で船が岩にぶつかり、浸水し始めたため、海に飛び込んだ。 その地点から佐柳島に向かうのが最短距離だったが、大川さんは「潮の流れに逆らわない」と瞬時に判断。灯台の明かりを目指し、午後11時すぎに、真鍋島から直線距離で5・5キロ離れた同市の六島に無事到着した。そのまま歩いて海岸近くの民家に行き、助けを求め、風呂などに入れてもらった。 大川さんは電話で妻・和子さん(54)に「六島で風呂に入っとるから心配せんでええ」と伝えた。一夜明けたこの日、大川さんは船の捜索に出向いた後、元気に自宅に戻ってきた。和子さんによると、大川さんは佐柳島で育ち、小さいころはよく海で泳いでいたという。同海上保安部は「これだけの時間泳いで助かったのは、あまり聞いたことがない」と驚いていた。』スポーツ報知

本当に助かって良かったですね。諺で昔の人は昔とった杵柄、きねづかと言いますが。以前鍛えた腕前ですね。以前水練学校の先生が、海で泳ぎを覚えて人は、ブールでの泳ぎを覚えた人の二倍は実際に泳げると言われていましたが。激戦地になった沖縄戦の時、兵庫県西宮市香炉園浜の水練学校の生徒が、日本海軍に入り本土の島まで泳いで伝令の役目を果たした逸話を話して下さいました。小さい子供頃から海で育った人のたくましさを感じますね。火事場の馬鹿力は、アメリカでもトラックの下敷きになった自分の子供を助けたお母さんもいるそうですからね。人間必死になれば、いざと言う時には、常日頃持っている力以上の力が発揮出来ると言われている証明です。大川一夫さん今後ともご自分健康に注意されて、皆さん方の為に頑張って下さい。これからの還暦の「海の子」の御健勝と御活躍を心からお祈り申し上げます。日本は海洋王国の筈です。「われは海の子」の歌も忘れられている昨今です。四面海に囲まれた島国の日本です。日本の伝統あるたくましい海の子を育てることも大切では有りませんか。日本男児、男らしい大和男の復活を期待します。 日本の海や川が汚れ、近くの海や川で子供達が自由に泳げなくなっているのも問題です。海は人間の源、祖先です。海から学ぶ大切さも有ると思います。地球環境保護と日本の自然を守る為に今新型インフルエンザの感染問題で修学旅行の延期が問題になっていますが゛。夏休みに海の近くの林間学校と言う修学旅行も小・中・高等学校で実施したらどうでしょうか。都会の観光名所や有名な遊園地より、自然に親しむ大切さや自然の空気のおいしさや涼しさを満喫するのも良いと思います。子供達が自然の中で過す修学旅行も良いと思います。教科書間中だけで学ぶのではなく、自然の中に入り親しむ、その中から学ぶことが環境教育の本当の勉強では有りませんか。今年は蜂がぶんぶん飛んでいません。自然環境の異変としか言いようが有りません。果物や野菜の生産の農家の方々に影響が出ていると聞きます。理科離れも自然を大切にし、自然から学ぶことを忘れては科学教育の原点を忘れているのでは有りませんか。子供の頃から図鑑や百科辞典から親しみ学んで試験で良い点数が取れても身に付いていません。理科の体験学習と実習や実験をないがしろにした理科教育では、日本を背負って立つ未来の素晴らしい科学者は産まれません。今こそ日本人が、自然に帰る大切さを考えるべきです。われは海の子の歌詞を下に書かせて頂きました。

『「われは海の子(われはうみのこ)は、童謡のひとつ。文部省唱歌。作詞宮原晃一郎 (未編集)宮原晃一郎(本名、宮原知久)(1882年 - 1945年)(芳賀矢一1867年 - 1927年)が作詞・または改作とする説もある)、作曲は不詳。オリジナルの曲名は我は海の子(われはうみのこ)である。 ちなみに、歌詞のモチーフとなった海は、鹿児島県の鹿児島湾(錦江湾)だといわれており、そこに面する鹿児島市祇園之州町の「祇園之州公園」には、この唄の歌碑が建っている。

<script type="text/javascript"></script>

歌詞 ( 1995年宮原没後50年経過による死去による著作権消滅を確認済み)

☆ 「われは海の子」

宮原晃一郎:作詞、不詳:作曲。明治四十三年。尋常小学唱歌。この唱歌は戦後、歌詞が軍国主義的と批判され教科書から削除され たが、昭和三十三年復活した、しかし三番以降の歌詞の内容に問題があるとされ歌われること無く、現在音楽の教科書等では第四番から五番の歌詞が省略されている。

  1. 我は海の子、白波の
    さわぐいそべの松原に、
    煙たなびくとまやこそ、
    我がなつかしき住家なれ。
  2. 生まれて潮にゆあみして、
    波を子守の歌と聞き、
    千里寄せくる海の氣を
    吸ひてわらべとなりにけり。
  3. 高く鼻つくいその香に、
    不斷の花のかをりあり。
    なぎさの松に吹く風を、
    いみじき樂と我は聞く。
  4. 丈餘のろかい操りて、
    行手定めぬ波まくら、
    百尋(ももひろ)・千尋(ちひろ)海の底、
    遊びなれたる庭廣し。
  5. 幾年こゝにきたへたる
    鐵より堅き腕(かいな)あり。
    吹く潮風に黑みたる
    はだは赤銅さながらに。
  6. 波にたゞよふ氷山も、
    來らば夾れ、恐れんや。
    海卷き上ぐる龍巻も、
    起らば起れ、驚かじ。
  7. いで、大船を乘出して、
    我は拾はん、海の富。
    いで、軍艦に乘組みて、
    我は護らん、海の國。 』 ※出典: フリー百科事典ウィキペディア(Wikipedia)より一部引用
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

橋下知事「アンフェアだ」 府内公立中学校の進学指導を批判

2009年06月28日 14時10分41秒 | 受験・学校

『公立高校と私立高校の両方に合格した受験生に対し、ほぼ例外なく公立への進学を勧めているとされる府内公立中学校の進学指導について、橋下徹知事は24日の定例会見で「アンフェアだ」と批判、改善を促す考えを示した。 橋下知事は「明文化されていないにせよ、そういう指導が行われているならおかしい。両方に合格しているのであれば、行きたいほうを選べるようにすべきだ」と指摘。「今のルールがどういうものか踏まえたうえで、フェアな制度にしていかなくてはならない」と述べた。 公立中学校でのこうした進路指導に対しては、私学関係者から「公私間格差を助長している」といった指摘もあがっている。』

公立高校と私立高校の両方に合格した受験生に対し、ほぼ例外なく公立への進学を勧めているとされる府内公立中学校の進学指導について、橋下徹知大阪府知事は6月24日の定例会見で「アンフェアだ」と批判、改善を促す考えを示したが。「アンフエアだ」の批判には、二つの問題点が有ります。一つは地元集中方式の問題です。以前よりは地元の特定高校への受験や進学の強制は少なくなったと思われますが。地元集中方式を取る高槻市方式や枚方市方式が廃止すると正式に発表した訳ではないので終息したとは未だ時期尚早と言えます。橋本徹大阪府知事は、大阪府内で長年実施されて来た地元集中方式の高槻方式や枚方方式を今後どうされるのでしょうか。

二つ目は、公立と私立の長年の取り決めの公私協定、大阪府内の高校入試で、府立高校7に対して、私立高校は3の定員比率の取り決めが有るので、この公私協定をどうするかが問題です。大阪府の橋下徹知事が『府内の高校入試での「公立7-私立3」という定員比率取り決めの廃止を訴えていることを受け、府が高校生を対象に、学校選択に関する初の動向調査を計画していることが9日、分かった。今春の入試では、例年「全入状態」だった一部の公立高に受験生が殺到するなどし、「府によると私学助成削減の影響で受験生が公立へ流れた」との見方も根強い。調査でこうした動きが裏づけられれば、知事が大幅な公立定員枠拡大を打ち出す可能性もある。 調査結果を参考に、府教育委員会や私学・大学課などは今夏中にも、公私定員比率見直しの素案を作成。府政運営の最高意思決定機関「戦略本部会議」での議論を経て橋下知事が判断を示すとみられる。早ければ平成23年春の入試から新方式へ移行する。 今回の調査は今春の入試を受験した高校1年生らが対象で、全員参加型か抽出型かといった点は未定。志望校を決めるときに重視した要素などを尋ね、進路選択に関する受験生のニーズや動向を浮き彫りにすることを目指す。府の担当者は「公私比率の見直し論議を進めるうえで客観的な根拠は不可欠と考えた」と話している。 橋下知事が打ち出した財政再建策に伴い、府は昨年8月から私立高への補助金を10%削減。府公立中学校長会が今年1月に実施した卒業見込み者対象の調査によると、府内の私立高を専願する生徒の割合は前年度同期比1.66ポイント減の15.69%に落ち込み、過去最低となった。実際に今春の入試では「私立離れ」の傾向が顕著に表れ、ここ数年ほぼ定員割れの状態が続いていた公立高夜間課程の2次試験(実施校19)で計167人が不合格になるなどの事態を招いた。長引く不況に加え、助成が削減され多くの私立高が授業料を値上げしたことが影響しているとみられ、府教委は急遽(きゅうきょ)、“行き場”を失った生徒たちのために4月に補欠募集を行うという異例の措置を講じた。 橋下知事は今月5日の定例会見でこの問題に触れ「(私学の)経営者サイドが決めた7対3という枠ではなく、ユーザーである生徒の側に立った制度設計が必要」と主張。「僕の根底には(高校進学希望者を)公立で全部受け入れたいという気持ちがある」と公立枠拡大に前向きな姿勢を示している。」( IZA・サンケイニュースより引用。)私学助成金の削減で、大阪府の私立学校は、幼稚園から高校まで入学金と授業料を値上げせざるを得なくなり、私立高校の受験者現象に繋がったと言えます。世界同時不況の影響を受け公立高校への受験生が増えたと思います。今回の戦後最大と言われる不況は、庶民の家庭生活を苦しい状況に追い詰めたと言えます。今後不況が続くし言うことも考えて私立高校に通う経済的に困窮して家庭の高校生の為に入学金や授業料の減免措置や奨学金制度拡充が埼玉県のように救済策が必要なのでは無いでしょうか。教育基本法の教育機会均等・第4条3項は、『国および地方公共団体は、能力に有るにもかかわらず、経済的理由によって修学が困難な者に対して、就学の措置を講じなければならない。』私立学校に通う生徒には保障されないと規程しているものでは有りません。未曾有の不況で保護者のリストラや倒産、自営業の廃業、倒産に喘いでいる関西経済の現実を教育現象、教育の出来事から垣間見える昨今の状況と思います。公私協定が、全面的に廃止されれば大阪府内の私立校、上位進学高校、中高一貫高校は生き残るでしょうが。大学合格者数で上乗せをし、進学高校に変身した歴史の浅い進学実績の無い私立高校、中高一貫校は少子化による18人口の減少影響とが重なり定員割れを起こし経営困難に陥る学校も出て来ると思います。橋本徹大阪知事は、難関国立大学に多数合格者を出していた頃の公立名門高校の復活を目指す方針と思います。

※資料地元集中(じもとしゅうちゅう)方式

『日本の一部の公立中学校において、中学生が公立高校を受験する際に、地元にある特定の高校1校のみを選択するように進路指導する教育運動をいう。地元集中受験運動、あるいは実施されていた地域の名称をとって高槻方式などとも呼ばれる。また地元集中から地元育成と呼称が変更される例もみられる]。地元集中は、大阪府高槻市枚方市守口市門真市寝屋川市交野市茨木市松原市大阪狭山市和歌山県などの一部の地域で1970年代前半から1990年代中頃にかけて実施されていた。日本教職員組合のみならず教育委員会も推進していた。地元集中ではないが、それを意識した進路指導は組合員の多かった神奈川県川崎市の川崎方式や埼玉県などを中心に複数の地域で行われており、特に第二次ベビーブーム世代が中学校3年生となった1980年代中頃までは顕著であったが、その画一性及び生徒個人の個性を無視した進路指導が保護者を中心として批判され、かかる運動が激しい自治体からの転居、私立中学への進学等、公立中学忌避という動きが顕著となり、1990年代には終息に向かったと見られる。』出典: フリー百科事典ウィキペディア(Wikipedia)より一部引用

URL  http://www18.ocn.ne.jp/~abc8181

プログランキングドツトネット http://blogranking.net/blogs/26928                                                            

日本プログ村    http://www.blogmura.com/profile/232300

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする