天木 直人 | 外交評論家
<time checkedbycsshelper="true"></time>2014年8月4日 7時39分 <iframe class="hatena-bookmark-button-frame" title="このエントリーをはてなブックマークに追加" src="javascript:false" frameborder="0" width="70" scrolling="no" height="20" allowtransparency="true" checkedbycsshelper="true" style="WIDTH: 70px; HEIGHT: 20px"> </iframe>きょう8月4日の朝日と産経が書いた。
7月下旬に極秘訪中していた福田康夫元首相が習近平主席と会談していた事がわかったと。
これは極めて重要な記事だ。
福田元首相の極秘訪中を各紙が一斉に報じたのは先週末であったが、その記事の中で、福田元首相が習近平主席と会談していた、といち早く書いたのは読売新聞だった。
私はもし、それが本当なら需要な意味を持つと書いたが、どうやらこれで習近平・福田会談が行われたことはほぼ確実になった。
そこで何が話し合われたのか。
そもそも、どういう経緯で福田元首相が極秘訪中し、習近平主席と会談する事になったのか。
この事は、11月のAPEC首脳会議の際に安倍首相と習近平主席との間で首脳会談が行われるかどういかを含め、これからの日中関係を考える上で極めて重要な意味を持つ。
だからメディアは競ってその事をスクープ報道しなければいけない。
果たしてどのメディアがそれを真っ先に行うのか。
私は期待を持って注目しているが、おそらくどのメディアもそれを行わないだろう。
なぜか。
習近平・福田会談はそれほど重要な意味を持つからだ。
本当の事がわかれば日中関係の真実がわかる。
安倍外交の孤立がばれる
本当の事がわかれば安倍首相と福田元首相の関係がわかる。
その結果いかんでは一大政局になる。
だから関係者は誰もしゃべらない。
たとえメディアが本当の事を知っても、安倍政権にとって不都合なことは自粛して書かない。
習近平・福田会談が行われた経緯とその会談内容は、それほど重要な意味を持つのである。
そしてそれを報じることを、我々はいつものように、大手メディアではなく、雑誌、週刊誌に期待するしかないのである(了)
外交評論家
2003年、当時の小泉首相に「米国のイラク攻撃を支持してはいけない」と進言して外務省を解雇された反骨の元外交官。以来インターネットを中心に評論活動をはじめ、反権力、平和外交、脱官僚支配、判官びいきの立場に立って、メディアが書かない真実を発信しています。主な著書に「さらば外務省!」(講談社)、「さらば日米同盟!」(講談社)、「アメリカの不正義」(展望社)、「マンデラの南アフリカ」(展望社)。
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