Virtual Ending Temple 終活山縁伝寺 桜和尚ブログ 震災を機縁としていつかは訪れる終焉に向かい、桜のように今を活き、縁を伝える仏教的終活道を悩みながら書いています。
終活山縁伝寺 桜和尚ブログ
震災を機縁としていつかは訪れる終焉に向かい、桜のように今を活き、縁を伝える仏教的終活道を悩みながら書いています。
岩手の新聞2社に掲載されました。
日報さんには、お墓のPRと記載されてしまい、少し残念でした。お墓の宣伝やPRではなく
現代のお墓事情、ひとつの社会問題の対応方法として、紹介して欲しかったのですが
真意が伝わらなかったようです。
記事を読む人にとって、「お墓の宣伝か!?」と捉えられる人もいるかと思いますが、
昨今の死後の問題、終活や墓のことは今や社会問題・切実な問題です。・・・
実はこの樹木葬墓園、5年前に都会に住む檀家さんの希望を取り入れ、当寺が管理する墓地の片隅につくったのが始まりです。
元となったのは、地元と都会に住む檀家の会「日高見の会」でした。
きっかけは、都会に住む地方出身者が「自分たちが死んだら入る墓などない」という悩みが発端です。
話を聞くと、都会に住んでいる方々は、その頃から樹木葬というお墓をよく知っていたのです。
なんといっても樹木葬は一関の寺院(知勝院)が始めたもので、もう15年にもなります。一関が樹木葬の元祖です。
つまり、都会の人の方が、ふる里の情報をよく耳にしていたということです。
その後、当寺役員とこの問題を話し合った結果、墓地の一画に、都会に住む地方出身者の
「ついのすみか」を作ってみることにしました。
それが桜の木の下に直接埋骨するサクラ樹木葬です。
周辺には散策路にチップを敷いて歩けるようにしたのですが、5年も立ってチップも腐ってきたので
新たに敷直ししました。
年々都会では亡くなる人が増え、お墓の問題が深刻化しています。
都内の倉庫に積み上げられたお骨や
電車の忘れ物、故意の落し物。
行き場のないお骨が激増しています。
都会の檀家さんの希望によって実現した「みちのく花の樹木葬」
どこの寺の檀家にもなっていない方で、次男三男のご夫婦などが対象です。
石を用いない、維持管理不要で、永代供養になるお墓ですので、一度見学してみてください。
もう少しでコスモスが一面咲き出します。
墓じまい--TVで話題--これからのお墓のあり方
お盆に合わせ、お墓に関するTVの話題が多いですね。
昨日の朝の番組でも「墓じまい」ということが取り上げられていました。
都市圏で自分の両親が購入したお墓を、次の代が結局は守りきれないという現状リポートの内容でした。
そのままにしておくと、毎年管理費はかかる、草ぼ-ぼ-。結局無縁墓になります。
それを見ていられないので、墓じまいになるのです。
墓じまい。具体的には、墓石を業者に頼んで石を撤去し、合同供養塔に引っ越しするというものですが、
ここで問題なのは、墓は石で出来ていること。
そして、墓は後継者(後継ぎ)がいないと存続できないということです。
------------
そこで、これからのお墓を考えてみましょう。--
お墓は石とは限りません。
それが土に直接埋骨する樹木葬です。
石を使わないので、維持管理が不要です。
また、後継ぎがいなければ、最初から永代供養をおすすめします。
ご夫婦は子供がいてもいなくても、後の人に迷惑をかけたくないという気持ちがあります。
そんな時はご夫婦で永代供養ができる墓を求めればいいと思います。
この2つの利点を兼ね備えたのが、岩手一関の花の樹木葬永代供養墓(常堅寺管理)です。下記サイト参照。
http://hana-jyumokuso.com/
花の樹木葬 で検索
以前はこのような選択肢がありませんでした。
お墓といえば、先祖や子々孫々眠る石のお墓しかありえませんでした。
家族の変容や生活スタイルの変化で、お墓も選べるようになってきたのです。
石のお墓を購入すれば、いつの時代いか維持管理できず墓じまいになるでしょう。
樹木葬と永代供養の組み合わせが、これからの新しい時代のお墓のあり方ではないかと思います。
岩手の新聞2社に掲載されました。
日報さんには、お墓のPRと記載されてしまい、少し残念でした。お墓の宣伝やPRではなく
現代のお墓事情、ひとつの社会問題の対応方法として、紹介して欲しかったのですが
真意が伝わらなかったようです。
記事を読む人にとって、「お墓の宣伝か!?」と捉えられる人もいるかと思いますが、
昨今の死後の問題、終活や墓のことは今や社会問題・切実な問題です。・・・
実はこの樹木葬墓園、5年前に都会に住む檀家さんの希望を取り入れ、当寺が管理する墓地の片隅につくったのが始まりです。
元となったのは、地元と都会に住む檀家の会「日高見の会」でした。
きっかけは、都会に住む地方出身者が「自分たちが死んだら入る墓などない」という悩みが発端です。
話を聞くと、都会に住んでいる方々は、その頃から樹木葬というお墓をよく知っていたのです。
なんといっても樹木葬は一関の寺院(知勝院)が始めたもので、もう15年にもなります。一関が樹木葬の元祖です。
つまり、都会の人の方が、ふる里の情報をよく耳にしていたということです。
その後、当寺役員とこの問題を話し合った結果、墓地の一画に、都会に住む地方出身者の
「ついのすみか」を作ってみることにしました。
それが桜の木の下に直接埋骨するサクラ樹木葬です。
周辺には散策路にチップを敷いて歩けるようにしたのですが、5年も立ってチップも腐ってきたので
新たに敷直ししました。
年々都会では亡くなる人が増え、お墓の問題が深刻化しています。
都内の倉庫に積み上げられたお骨や
電車の忘れ物、故意の落し物。
行き場のないお骨が激増しています。
都会の檀家さんの希望によって実現した「みちのく花の樹木葬」
どこの寺の檀家にもなっていない方で、次男三男のご夫婦などが対象です。
石を用いない、維持管理不要で、永代供養になるお墓ですので、一度見学してみてください。
もう少しでコスモスが一面咲き出します。
墓じまい--TVで話題--これからのお墓のあり方
お盆に合わせ、お墓に関するTVの話題が多いですね。
昨日の朝の番組でも「墓じまい」ということが取り上げられていました。
都市圏で自分の両親が購入したお墓を、次の代が結局は守りきれないという現状リポートの内容でした。
そのままにしておくと、毎年管理費はかかる、草ぼ-ぼ-。結局無縁墓になります。
それを見ていられないので、墓じまいになるのです。
墓じまい。具体的には、墓石を業者に頼んで石を撤去し、合同供養塔に引っ越しするというものですが、
ここで問題なのは、墓は石で出来ていること。
そして、墓は後継者(後継ぎ)がいないと存続できないということです。
------------
そこで、これからのお墓を考えてみましょう。--
お墓は石とは限りません。
それが土に直接埋骨する樹木葬です。
石を使わないので、維持管理が不要です。
また、後継ぎがいなければ、最初から永代供養をおすすめします。
ご夫婦は子供がいてもいなくても、後の人に迷惑をかけたくないという気持ちがあります。
そんな時はご夫婦で永代供養ができる墓を求めればいいと思います。
この2つの利点を兼ね備えたのが、岩手一関の花の樹木葬永代供養墓(常堅寺管理)です。下記サイト参照。
http://hana-jyumokuso.com/
花の樹木葬 で検索
以前はこのような選択肢がありませんでした。
お墓といえば、先祖や子々孫々眠る石のお墓しかありえませんでした。
家族の変容や生活スタイルの変化で、お墓も選べるようになってきたのです。
石のお墓を購入すれば、いつの時代いか維持管理できず墓じまいになるでしょう。
樹木葬と永代供養の組み合わせが、これからの新しい時代のお墓のあり方ではないかと思います。
ゴーン
これでまた大好きな野球もできる。ホームランやストライクという言葉も使える。
もうひとつ、ゴーン
ブリキのおもちゃやボタンは帰ってこないけど、この音であの日の悔しさも忘れられそうな気がする。
最後に、ゴーン
これから俺ががんばって、母ちゃんやじいちゃん、家族を守っていくんだ。
そんな心が、ケンジに芽生えたのでした。
1ヵ月後、ケンジの前に、大きなリュックを背負い、包帯をぐるぐる巻いた片目の兵隊が現れました。
ケンジは兵隊を見て、一瞬後ずさりしました。
金属供出の嫌な思い出が、今でも頭から離れないからです。
しかし、兵隊の目には見覚えがあります。
「ケ、ケンジ!俺だ、父ちゃんだ!今帰ったぞ!」
兵隊はしゃがれた声で言いました。
父ちゃんは大きな怪我をしたものの、九死に一生を得て、戦争から戻ってこられたのです。
「と、父ちゃん、ほんとに父ちゃんか!?」
ケンジは父ちゃんのボロボロの懐に飛び込みました。
そして、泣きました。いつまでも泣きました。
ゴーン
世の中が変わる。
新しい時代が訪れる。
戦争のない、平和の鐘がなっている。
ケンジの耳には、そう聞こえたような気がしました。
(完)
引用元http://blog.goo.ne.jp/enisinet