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 18日午後0時半ごろ、京都府左京区の御池大橋付近の鴨川河川敷で、帰宅途中の大学生がぐったりしているオオサンショウウオを見つけた。鴨川上流に数多く生息しており、台風11号で増水したため流されたとみられる。

 体長は80センチほど。通りがかった市民らが川の水をかけたり、子ども用プールに移したりして様子を見守った。約2時間後、連絡を受けて駆けつけた京都水族館下京区)の担当者が保護した。担当者によると、日本固有種か交雑種かはDNA鑑定をしないとわからないという。