◆「『兵器の進歩は常に戦略戦術に先行す る』とか『技術は戦術を支配する』とかいわれるが、斬新な兵器もその使用時機が勝機に乗じ、その用法を誤らず、数量と性能において実際的効果を収め、一挙 に勝利を制し得るものでなければ、多くは成功していないことを戦史は物語っている。このため新兵器にも生産のための十分な工業力を伴うことが必要であり、 国内における一般科学水準の向上と、これを軍事に全面的に活用できる民主的な科学研究体制の重要なことを第二次大戦は教えている」(泉茂著「世界戦争概説 ―戦争の歴史」より)
安倍晋三首相は5月26日、衆院本会議で安全保障法制整備関連法案が審議入りした際、 「現在の法制では日本のため任務につく米軍が攻撃を受けても日本 は何もできない。日米同盟が完全に機能すると示すことで抑止力が高まり、日本が攻撃を受ける可能性は一層なくなる」と力説し、抑止力強化の必要性を訴え た。
この発言は、聞きようによっては、「日米同盟が現在、完全に機能していない」と言っているように聞こえる。「米軍と陸海空3自衛隊が完全に共同行動することができるようになれば、抑止力を強化できる」と言いたいらしい。
しかし、現代において、「軍事的抑止力」の究極は、最終兵器と言われてきた核兵器による「核抑止力」である。核兵器非保有国である日本は、核兵器保有国 である米国と結んでいる日米安保条約の下で、米軍の「核の傘」のなかにあって、すでに「核抑止力」の恩恵を受けているのに、これ以上の「抑止力強化」とは 何を意味しているのか。思い当たるのは、「米軍と陸海空3自衛隊が完全に共同行動する」ことのなかに、もしかしたら「核兵器共同使用」を含めようと企んで いるのではないかと疑われる。日本は、「非核3原則」(核兵器をもたず、つくらず、もちこませず)を国是としてきたけれど、実際には、形骸化している。米 軍が持ちこんでいるからだ。日本が集団的自衛権行使可能になれば、「核戦略」においても、米軍の核兵器使用についても、直接的間接的に関わらざるを得なく なる。それがいつの間にか、少なくとも「戦略的小型核兵器」を持たされ、米軍を守るために使用せざるを得なくなる。
◆防衛省は7月8日から、「国の安全保障に役立つ技術を開発するため」と触れ込んで、大学などの研究者を対象に研究費の支給先の募集を始めている。8月12日に締め切って10件程度(1件あたり年3000万円)選ぶという。
日本の大学は戦後、「軍事研究に関わらない」立場を取ってきた。このため、たとえば、ロボット技術開発にしても、米国の大学が国防総省(ペンタゴン)か ら巨額の研究資金を得て、「戦争ロボット」の開発に重点を置いてきたのに対して、日本の大学は、「民生用ロボット」(産業ロボット、介護ロボットなど)に 力を入れてきた。しかし、大学人でも個人が、「軍事研究に関わる研究費」を受け取るのは禁じられていない。
◆安倍晋三首相、中谷元防衛相は、日本イスラエル友好議員連盟の主要メンバーで、中谷元防衛相は、会長を務めている。安倍晋三首相は2014年5月12日 午後6時から約1時間15分間、公式実務訪問賓客として来日中のネタニヤフ首相と首相官邸で首脳会談を行い、会談後,「日イスラエル共同声明」を発表して いる。
首脳会談のなかで、安倍晋三首相が、「長年の友好関係を基礎に、さらなる関係強化を目指す」意向を表明。両首脳は、首脳・閣僚級、高級事務レベルの交流活 性化、とくに安全保障・防衛分野では「国家安全保障局間の意見交換開始、防衛当局間の交流促進、サイバー・セキュリティ分野の協力」を確認した。また、安 倍晋三首相は「積極的平和主義の立場から、地域・国際社会の平和と安定にこれまで以上に積極的に貢献し、自由や民主主義といった価値を共有するイスラエル と協力していく」旨述べたのに対し、ネタニヤフ首相から「これを歓迎し、支持する」旨表明している。これは、日本の国家安全保障局とイスラエルの国家安全 保障会議との会合を行うことで合意し、防衛当局間の交流も進め、自衛隊幹部をイスラエルへ訪問させることを決め、「日本とイスラエルの準同盟関係」を締結 したことを意味しており、武器についても、両国が相互に輸出し合うことも含まれているという。
ここで問題なのは、ネタニヤフ首相が、敵国イランとの核戦争も辞さない強硬な構えを維持していることである。シリア攻撃には、すでに小型核爆弾を使用し ているという情報もあり、「日本とイスラエルの準同盟関係」によって日本が、イスラエルとの関係を親密にすれば、「小型核兵器」の開発に引きずり込まれて いく可能性が大である。
本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
安倍晋三首相の答弁は、現代戦争のリアリティに欠ける空理空論、血みどろの非対称戦争に立脚し説明せよ
◆〔特別情報①〕
自民党の吉田博美参議院国会対策委員長(長野県選挙区、当選3回)と民主党の榛葉賀津也参議院国会対策委員長(静岡県選挙区)が7月22日、会談し、安 全保障法制整備関連法案を審議する特別委員会の委員の数を45人とし、参議院の11の会派すべてが委員を出せるようにすることで一致。24日の参議院本会 議で特別委員会の設置を決める方向で調整を進めることになり、27日にも審議入りする見通しだ。しかし、衆院平和安全特別委員会での審議が、「仮想敵国第 1位=中国、第2位=北朝鮮」からの攻撃やホルムズ海峡に敷設された機雷除去を想定した審議に終始したため、現代戦争の特徴である「非対称戦争」(非国家 非正規交戦集団との戦い)を大前提にした審議が皆無であった。このため、安倍晋三首相が、「非対称戦争」に焦点を合わせた「ゲリラ質問」を浴びせられた場 合、これに耐えられるかが、確実に問題となる。
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第1回 現代兵学研究会
「なぜ第2次世界大戦は起きたのか」
~各戦線別主要作戦対照表から原因を解析する
日時2015年7月26日(日)
午後12時~4時
会場 小石川後楽園内「涵徳亭」(別間)
第44回 板垣英憲「情報局」勉強会のご案内
平成27年8月1日 (土)
新冷戦時代、核戦争のリアリティ
「日本の核武装と原発再稼動政策はセットで行われる」
~戦争を知らない世代が戦争を始める 引用元http://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e
国民の誰ひとりとして理解していないに違いない参院選合区制度 | 新党 ...
new-party-9.net/archives/2281 -
安倍首相が強行成立しようとしている安保法制案を理解できない国民が8割だという。
しかし2割も理解している国民がいるなら、まだましなほうだ。
きょう7月23日の朝日新聞が一面トップで報じた。
こんなことが一面トップで報じられることなのか。
そもそも参院選合区制度とは何か。
これを正しく理解している国民はおそらく誰一人としていないだろう。
そもそも、この選挙制度改革は一票の格差が違憲状態であるとされ、その是正のために行われたものらしい。
その結果、広域の選挙区を合区して全体で10増10減し、格差を少なくしようとするものらしい。
しかし、なお3倍もの格差が残ることになり不十分であるらしい。
何のためにわざわざ10増10減したのか。
しかも、大もめにもめ、いまでも自民党の内部でもめている。
なぜもめるのか。
それは選挙区変更によって同じ自民党議員の間で死活的差異がでてくるからだ。
それにしても、国会議員にとってこれほど重要な選挙制度改革であるというのに、自民党議員の内部対立ばかりが報じられ、国会で当たり前のようにみられる与野党対決にならないのはなぜか。
どうせ勝てない選挙区の変更など、弱小野党にとってはどうでもいいからだ。
これを要するに自民党議員による自民党議員のための選挙制度改革ということだ。
これほど国民にとって無縁の政策論争はない。
それが連日の政治紙面をにぎわせた一大政治課題なのである。
これほど国民不在の馬鹿騒ぎはない。
既存の政治システムは根本的に叩き直さなくてはいけない(了)
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アルコールハラスメントとは、アルコール飲料に絡む嫌がらせ全般を指す言葉です。アルコール類の多量摂取の強要などの対人関係の問題や、酩酊状態に陥った 人が行う各種迷惑行為などの社会的なトラブルがあります。日本ではアルコールハラスメントが原因での死亡者が出たことをきっかけとして1980年代以降に 急速に問題視されはじめました。昔から酒類はコミュニケーションの道具として用いられてきました。軽度の飲酒は気分を楽しくし、人間関係を円滑にする潤滑 剤の役目を担ってきたと言えます。しかし、度を越えて飲酒すると、めまい・吐き気といった不快な症状を招き、また判断力を失った酔っ払いの常軌を逸した行 動は周りの人に不快感を与え、しかも当人が常識の埒外にいるため、余計に自体を悪化させる場合があります。また、ねイッキ飲みなどの急激・大量の飲酒は急性 アルコール中毒の原因となり、それにより死亡する場合も珍しくありません。特に日本人は遺伝的にアルコールに弱く、約45%の人がいわゆる下戸で、約5% の人は体質的に一切アルコール類を受け付けないといわれています。こういう人にまでアルコールを飲むことを無理強いすることは「殺人行為」に等しく、アル コールハラスメントに関する最も深刻な問題として認識されています。この問題は特に1980年代以降に急性アルコール中毒で死亡する20代の若者が続出し たことから注目されるようになりました。大学生などのイッキ飲みが急性アルコール中毒死の原因として注目され、死亡した大学生の遺族らによる呼びかけなど により、社会問題として取り沙汰されるようになりました。(産経新聞)
誰が、イッキ飲みを初めに流行らせたのか分かりませんが。右習えと真似をする大学生、情けなくてインテリの値打ちも全く有りません。イッキ飲みは、勿体無いと思います。どんな種類のお酒も飲める今の日本です。安保法制の反対運動が、全国的に広がっている今日の日本で、戦争に巻き込まれたらイッキ飲み所ではなく、戦前のような今生の最期の水杯になります。平和呆けしたといわれないように日本の若者たちに再考して欲しいと思います。お酒を飲めない体質の人は、お酒には強くなりません。強いアルコール度数のお酒のイッキ飲みやチャンポンで胃を悪くした後は肝臓病や膵臓病になり、自分の命を縮めることになります。お酒は香りや舌触り、後口の良さを味わいながらゆっくり語り合いながら楽しむものです。風流心と余裕の無い今の若者の間違った姿です。
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アルコールハラスメントの定義
この問題に関する日本の代表的な組織「特定非営利活動法人アルコール薬物問題全国市民協会」は、アルコールハラスメント行為を次の5つに規定しています。
飲酒の強要
一気飲ませ
意図的な酔いつぶし
飲めない人への配慮を欠くこと
酔ったうえでの迷惑行為
会社と飲酒
社会的な対人関係において、酒の席や歓待行為に絡むトラブルは根強く残っています。日本の会社社会では役職の上下関係から、上司に勧められた杯を断ることは礼を失する行為であると長らく思われてきたため、酒に弱い体質であったり、酒癖が悪いために自重している人が、無理に飲酒して健康を害したり、後々まで悔恨する事故を起こす例が多くありました。日本では酒豪を一種の驚嘆を持って称える文化が見られ、この延長で下戸の人を軽蔑する人が少なくないため、本来飲酒に向いていない人が杯を重ねることもあります。特に日本の古い会社社会では、女性社員や平社員がお酌して回る、あるいは上司が部下に労をねぎらう意図で酒を飲むことを勧めるという風習が見られます。こういう場合、勧める側が飲酒を強要したときに、勧められた側が断ることを良しとしない、恥をかかされたと感じるなどの風潮もあり、このような件でのアルコールハラスメントは、文化的土壌やパワーハラスメントとしての側面を含んで根絶しにくいとの指摘もあります。
宴会芸について
さらに、台風後の洪水など南国特有の災害が発生し易い地域でもあります。英会話
イッキ飲み
イッキ飲みは1980年代頃から大学生らの間で流行した、一息に酒を飲み干す行為のことで、当初はビールなどのアルコール度数の低い酒を大ジョッキで飲み干す、一種のお座敷芸でした。しかしこれが次第に、場を盛り上げるために「コール」と呼ばれる囃し立てと共に他人に強要されるようになってくると、場をしらけさせているとして下戸までもがイッキ飲みを強要されるようになりました。また、イッキ飲みが一種の度胸試しのようになってくると、次第にアルコール度数の高い酒を飲み干すことを求められるケースも多くなってきました。中には飲んだら強引に吐かせ、さらに飲ませるという行為まで横行し、飲食店や飲み屋側は酒が売れるならと見て見ぬ振りをすることもあったため、問題を深刻化させました。しかし進学シーズンともなると、毎年のように新入生がコンパなどでこのイッキ飲みを強要された挙句、急性アルコール中毒で救急病院に担ぎ込まれるケースが続発し、毎年のように死亡者が多数出るため、現在は店側でイッキ飲みを禁止、制止している場合も少なくありません。さらに、未成年者飲酒禁止法により、20歳未満の飲酒と購入、20歳未満への販売・提供が禁止されていますが、新入生の多くは18~19歳と未成年である人がほとんどであり、もし未成年者に上記のような事態が発生した場合は、酒を販売・提供した店側の責任も問われます。このため最近では、身分証の提示を求め、未成年者の入店自体を断る店も増えてきています。
アルコールハラスメント対処策
お酒が飲める人と飲めない人が両方とも宴会を楽しむには、お互いに配慮が必要です。まず、お酒を飲む側は自分のお酒の適量を知り、常軌を逸しない程度に抑えること。上下関係・伝統・暴力など、飲酒とは無関係な理由で飲酒を強要しないこと。体質的に飲めない人がいるということを理解すること。飲酒をなにかの芸であるかのように、または自分が楽しむために、他人に飲酒を強要しないこと。イッキ飲みはしない、させないこと。責任を持って泥酔した人の面倒を見ること。このような配慮は最低限必要です。また、お酒を断る勇気を持つことも大切です。お酒を断ることは一種の人権です。上司だから、友だちだからと遠慮せず、はっきりと断りましょう。
飲まザル
アルコール薬物問題全国市民協会は「イッキ飲み・アルハラ防止キャンペーン2006」として「飲まザル」というキャラクターを使用したポスター、チラシ、コースターでアルハラの防止を呼びかけています。「見ざる、言わざる、聞かざる」の三猿がモデルとなっています。飲まザルには4種類あり、状況ごとに使い分けます。
イッキは飲まザル
体質的に飲まザル
クルマだから飲まザル
これ以上飲まザル
アルハラ・ヤダピョン
「イッキ飲み・アルハラ防止キャンペーン2008」からは、「アルハラ・ヤダピョン」が「飲まザル」の後を継ぐ形で登場しました。こちらもチラシやコースターによってアルハラの抑止を訴えています。アルハラ・ヤダピョンも4種類で、状況によって使い分けます。
イッキは飲めません!味わいたい派なので・・・。
体質的に飲めません!DNAには逆らえません・・・。
車なので飲めません!君の口車にも乗らないよ!
限界なので飲めません!一杯でいっぱいいっぱい。
嘔吐の対処法
イッキ飲みなどで気分が悪くなり、嘔吐してしまった場合、意識があって自発的に嘔吐できる時は、それ以上の酩酊を抑える上で吐かせる行為も対処としては誤りではありません。飲んですぐ現れる酔いは胃内容物によって引き起こされ、放置すればさらに泥酔しかねないためです。しかし泥酔して意識がはっきりしていない場合は、無理に吐かせると吐瀉物で窒息する危険性があります。こういう場合は横向きに寝かせて、万が一吐いてしまっても安全なように備えて目を離さないようにし、最寄の病院へ搬送するか、救急車を呼ぶなどして、医療関係者に任せるほうが適切であるといえます。泥酔者を放置して致死させた場合などには、保護責任のある関係者(飲み会の主催者など)に遺棄罪が問われることもあります。様子がおかしいと思ったら、すぐに病院へ連絡してください。