記録的な豪雨で鬼怒川の堤防が決壊した茨城県常総市の浸水被害で、県災害対策本部は15日、安否不明としていた15人全員の無事を確認したと発表した。 ただ、浸水地域で13日に遺体で発見された男性2人は安否不明者の中に含まれていなかった。市内にはなお浸水地域が残っており、県警や自衛隊は引き続き捜索を続ける。 県によると、無事が確認された15人は、電話の復旧で連絡が取れるようになったり、水が引いて自宅に帰る住民が出たりして県警が無事を確認したという。  県は、14日午後5時頃に県警から「安否不明者が6人に減る」と報告を受け、同8時頃には「さらに5人の生存が確認できた」と連絡を受け、同日のうちに 14人の無事が確認できていた。しかし、県災害対策本部の一部の幹部で情報を共有しただけで、15日午前まで常総市に連絡していなかった。 県災害対策本部が安否不明者としているのは、本人や家族から救助要請があり、その後、連絡が取れなくなっている人。人数だけを発表し、氏名や性別、年齢などは伏せている。 県内の避難者は、15日午前10時現在、35か所の避難所に計2681人がおり、ほとんどは常総市民が占める。 県内で床上・床下浸水した住宅は計1万2091棟(床上4786棟、床下7305棟)で、うち約9割(1万1000棟)が常総市に集中している。濁流で倒壊した家屋も多く、県は避難生活の長期化は避けられないとしている。』

15日、安否不明としていた15人全員の無事を確認したと発表され本当に良かったですが。これからの生活が大変です 。お体大切に頑張って下さいませ。