![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/fe/cc3f7eac64d82b5a9907b3026f7e52c9.jpg)
7Jun
2016
甘利氏の政治活動再開だけは許してはいけない
あれほどあきらかなあっせん利得処罰法違反であったのに、東京地検はあっさりと不起訴処分で終わらせた。
そして、待ってましたとばかり、きのう6月6日、甘利前経済再生大臣は、政治活動再開宣言をした。
ウソのような話だが、きょうの各紙を見ると、雲隠れしていた甘利氏が堂々と記者の前にあらわれて本当にそう宣言している。
もっと驚いたのは、菅官房長官が記者会見で語った言葉だ。
「甘利氏は安倍晋三政権において極めて大切な政治家だ。ご本人が早く一線で活躍してくれる状況になればいいなと思う」と。
野党と国民はここまでなめられているのだ。
どうりで舛添叩きが大騒ぎになるはずだ。
ここまで舛添が叩かれ、世論の反発が舛添に向かえば、甘利の事など皆忘れてしまう。
メディアの若造記者は、舛添には容赦なく質問をぶつけるが、菅官房長官には決して甘利追及の質問はしない。
まさしく安倍政権一強の現実そのものだ。
安倍政権のメディア支配そのものだ。
野党が安倍政権を倒したいのなら、いますぐ甘利氏を国会に証人喚問して徹底的に追及すべきだ。
甘利氏の現金授受疑惑問題を再燃させ、国民の怒りを安倍政権に向けるのだ。
それが出来ないようでは選挙に勝てない。
安倍暴政を阻止することなど、夢のまた夢だ。
野党はいますぐ甘利疑惑を徹底追及し、安倍政権打倒の本気度を国民に見せよ(了)