安倍首相、これ以上日本外交を笑いものにしてくれるな
岸田外相が訪ロしてプーチン大統領に会ったという。
それを報じる今朝12月3日の各紙の報道を見て、笑うしかなかった。
目をこらして何とか成果らしきものを見つけようと努力したが皆無だった。
安倍首相の親書を手渡すためにだけ訪ロしたということだ。
文字通り外務大臣が安倍首相の使い走りをさせられた訳だ。
報じられる唯一の成果と言えば、絶対君主のプーチン大統領が、格下の日本の外務大臣に会ってくれた。
これはプーチンが安倍首相との関係を重視しているからだ。
そう言わんばかりだ。
ひょっとして安倍親書の内容は、「ウラジミール、成果がなくてもいいから、とにかく訪日だけはしてほしい」そう頼み込んだものではないのか。
そう思わせるような岸田外相の訪ロだ。
これ以上、日本外交を貶めることはやめた方がいい。
もちろん、これは安倍首相の使い走りをした岸田外相に言っているのではない。
すべての外交を自分ひとりで行って、日本の外交を行き詰まらせた安倍首相に対する、親切心からの助言である(了)