教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

天木直人の公式ブログ「わが目を疑う自民・民進両幹事長の会食会談」

2016年12月07日 19時27分05秒 | 国際・政治
7Dec2016

 きょう12月7日の各紙が小さく報じていた。

 自民党の二階俊博幹事長がきのう12月6日昼、民進党の野田佳彦幹事長と会食し国会の重要案件について話し合ったという。

 会食には林幹雄自民党幹事長代理、安住淳民進党代表代行らが同席したと。

 何というニュースだ。

 終盤国会で与野党の対立が激化するなかで、会食しながら国会情勢を話し合ったというのだ。

 かつて自民党と社会党が国会で火花を散らしていた時、その裏で手を結んでいたことが明らかになった。

 いわゆる55体制のいかさまだ。

 その結果、社会党は消滅した。

 いままさに民進党がその轍を踏もうとしている。

 社会党はまだそのことを隠した。

 しかし民進党は白昼堂々と自民党との会食を行っている。

 共産党はそれでも民進党との野党協力に期待するとでもいうのだろうか(了)

見なくてもわかるきょう12月7日の国会党首討論の不毛


 きょう12月7日、五カ月ぶりの党首討論が行われるという。

 しかし、その結果は見るまでもない。

 安倍首相の愚にもつかない長口舌を聞かされて終わる不毛な党首討論になることは目に見えている。

 野党共闘が本気で挑めばそうはならない。

 民進党がその持ち時間のすべて共産党にゆずり、共産党の志位委員長が野党の持ち時間のすべてを使って安倍首相に迫れば、安倍首相はひとたまりもなく論破されて国民の目の前で恥をかくことになる。

 しかし、現実にはそうはならない。

 民進党は蓮舫代表の初舞台で起死回生を目論む。

 そして蓮舫代表の貧相な批判が安倍首相の返り討ちに合い、民進党は更に評判を下す。

 一方の共産党は、時間があまりにも短く、志位委員長の演説に終わってしまう。

 かくして党首討論は安倍首相のひとり舞台で終わる。

 繰り返して言う。

 野党共闘は国会討論でこそ行うべきである(了)

見なくてもわかるきょう12月7日の国会党首討論の不毛


 きょう12月7日、五カ月ぶりの党首討論が行われるという。

 しかし、その結果は見るまでもない。

 安倍首相の愚にもつかない長口舌を聞かされて終わる不毛な党首討論になることは目に見えている。

 野党共闘が本気で挑めばそうはならない。

 民進党がその持ち時間のすべて共産党にゆずり、共産党の志位委員長が野党の持ち時間のすべてを使って安倍首相に迫れば、安倍首相はひとたまりもなく論破されて国民の目の前で恥をかくことになる。

 しかし、現実にはそうはならない。

 民進党は蓮舫代表の初舞台で起死回生を目論む。

 そして蓮舫代表の貧相な批判が安倍首相の返り討ちに合い、民進党は更に評判を下す。

 一方の共産党は、時間があまりにも短く、志位委員長の演説に終わってしまう。

 かくして党首討論は安倍首相のひとり舞台で終わる。

 繰り返して言う。

 野党共闘は国会討論でこそ行うべきである(了)


「戦後政治の総決算」を食い散らかす安倍首相を持つ不幸

 

 今回の安倍首相の真珠湾訪問について、きょう12月7日の産経新聞が田北真樹木記者の署名入り記事で書いている。

 安倍首相は5日夕、国会内の自民党総裁室で開かれた自民党の役員会で唐突にこう語ったという。

 「戦後政治の総決算に挑むつもりだ」と。

 くしくも中曽根康弘首相の在職日数1806日を抜いて戦後歴代4位になったばかりの日だったと。

 その2時間後、安倍首相はハワイ訪問の記者会見を開いたと。

 それをテレビで知った自民党役員らは、「この事だったのか」と知らされたと。

 この産経新聞の記事が事実なら、自民党役員でさえ知らなかったサプライズだったということだ。

 その夜、安倍首相は都内のステーキ店で夕食を共にした自民党幹部にこう語ったという。

 「ちょうどよい機会なんだ。『戦後』にきちんとケジメをつける」

 どうやら安倍首相は「戦後政治の総決算」というレーガシィ(遺産)づくりの外交を独り占めするつもりのようだ。

 安倍談話の時もそうだった。

 慰安婦問題の不可逆的合意も、今度のプーチン大統領の訪日も、そして拉致問題は自分の手で解決して見せると繰り返すのも、すべてそのあらわれだ。

 問題は、間違った歴史認識に固執する安倍首相に、そのような歴史的遺産づくりの資格がまったくない事だ。

 どれもこれも、魂がこもっていない。

 当然のことながら、不完全な形で終わる。

 それでも、真っ先に手をつけたのは安倍首相となる。

 レーガシィは最初に手をつけた者の勝ちだ。

 二番ではダメなのである。

 次々とレーガシィを食い散らかし、独り占めする安倍首相を持つわれわれ国民は不幸だ。

 そんな安倍首相のやりたい放題を許す政治をこのまま放置していいはずがない(了)

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キッシンジャー博士とトランプ次期大統領は、台湾の蔡英文総統、中国の習近平国家主席といま、何を画策しているのか

2016年12月07日 15時48分43秒 | 国際・政治

キッシンジャー博士とトランプ次期大統領は、台湾の蔡英文総統、中国の習近平国家主席といま、何を画策しているのか

2016年12月07日 05時44分59秒 | 政治
本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
キッシンジャー博士とトランプ次期大統領は、台湾の蔡英文総統、中国の習近平国家主席といま、何を画策しているのか

◆〔特別情報1〕
 米共和党のドナルド・トランプ次期大統領は12月2日、正式な外交関係のない台湾の蔡英文総統と1979年以来の前例を破り電話会談し、「大統領に当選 しておめでとうと、台湾総統から電話してきた」とツイートした。一方、トランプ次期大統領の指南役兼プロデューサーである米共和党の重鎮ヘンリー・アルフ レッド・キッシンジャー博士(戦略国際問題研究所=CSIS顧問、ニクソン政権国務長官)は同日、中国北京市の人民大会堂で習近平国家主席と会談し、ドナ ルド・トランプ次期大統領が2017年1月20日に正式就任直後、電撃訪問し、従来の米中外交と決別して、「新しい外交関係を築いて行くこと」で合意し た。これに対して、王毅外交部長(外相)は3日、国際情勢と中国の外交政策シンポジウム2016に出席した後、トランプ次期大統領と蔡英文総統の電話会談 について、「台湾側の小細工に過ぎず、国際社会にすでに形成された『1つの中国』という構図を変える事は全くできない」「米政府が長年堅持してきた『1つ の中国』政策が変わることもないと考える。『1つの中国』原則は中米関係の健全な発展の礎であり、われわれはこの政治的基礎がいかなる妨害や破壊を受ける ことも望まない」と表明、中国外交部は同日、「米国の関係各方面に厳正な申し入れをした」と明らかにした。しかし、習近平国家主席は、何のコメントも発し ていない。政権移行期のトランプ次期大統領と北京政府「最高指導部=チャイナ・セブン」(中南海)との間で何が画策されているのか。


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◆明治維新(1868年)―孝明天皇暗殺・薩長の勝利=徳川の敗北(大坂夏の陣=1615年5月から253年)
◆大東亜戦争終結(1945年)―欧米列強勝利=薩長藩閥政治敗北(明治維新=1868年から77年)
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東京学芸大付属高でいじめ 生徒骨折、2人書類送検(必須)

2016年12月07日 14時17分35秒 | 受験・学校・学問

2016年11月29日13時09分 (更新 11月30日 00時11分)西日本新聞

学芸大付属高校でのいじめ問題で、対応が不適切だったとして謝罪する東京学芸大の出口利定学長(中央)ら=29日午後、東京都小金井市

 

  「東京学芸大学は29日、東京都世田谷区の学芸大付属高校で昨年、同学年の生徒間でいじめがあったと明らかにした。被害に遭った生徒は手首の骨折や脳振とうを起こしていた。同大はいじめ防止対策推進法に基づき「重大事態」として文部科学省に報告するのが半年遅れたなどとして、28日付で当時の校長ら計5人を戒告などの処分にした。 生徒側から被害届を受けて捜査していた警視庁世田谷署は今年5月、手首に骨折を負わせた生徒と、脳振とうを起こさせた生徒の2人をそれぞれ傷害容疑で書類送検した。同大の出口利定学長は記者会見で「被害生徒に深くおわびする」と謝罪した。」

1872年(明治5年)に日本で最初に設立された師範学校を創基とする東京師範学校(のち東京教育大学)を前身とする大学で、昌平坂学問所(昌平黌)を一部引き継ぐ形で設立された今の筑波大学に遅れること一年東京第一師範学校の源流で、1873年(明治6年)設立の東京府小学教則講習所として設立されたのが東京学芸大学です。

東京学芸大学は、教育大学としては、日本の一番最古参の大学です。

教育学理論を実践する東京学芸大学付属高校で、同学年の生徒間でいじめがあったと明らかにした。被害に遭った生徒は手首の骨折や脳振とうを起こしていたのは問題です。

難関国立大学への進学率を上げることだけに専心し、人間形成を蔑ろにしたら東京学芸大学の名が泣きます。

生活指導の大切さを忘れています。

 

東京学芸大学Wikipedia

ja.wikipedia.org/wiki/

その師範学校の歴史を辿ると、東京第一師範学校の源流である、1873年(明治6年)設立の東京府小学教則講習所まで遡ることができる。

全国の教員養成大学は、それまでの「師範学校」から米国のリベラル・アーツ・カレッジに倣って大学に昇格したため、それを日本語に訳した「学芸大学」・「学芸学部」を名乗っていたが、1966年(昭和41年)の法律の改正により、より大学の性格を明瞭化した「教育大学」・「教育学部」へと一斉に改称した。しかし、都内には東京教育大学(現・筑波大学)がすでに存在していたため、大学名「東京学芸大学」はそのままで、「学芸学部」を「教育学部」に、「学芸専攻科」を「教育専攻科」(1988年(昭和63年)廃止)に変更するにとどまった。

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ホーム転落防止の“救世主”となるか ネットで話題の「昇降式ホーム柵」…多様化する列車に対応できる優れもの

2016年12月07日 12時38分39秒 | ニュース

 

産経新聞 12/7(水) 10:00配信

ホーム転落防止の“救世主”となるか ネットで話題の「昇降式ホーム柵」…多様化する列車に対応できる優れもの

JR六甲道駅にある「昇降式ホーム柵」。支柱にはセンサーが組み込まれ、近寄ったり、触れたりすると警告の音声が流れる=神戸市灘区(写真:産経新聞)

 JR東海道線の高槻駅(大阪府高槻市)と六甲道駅(神戸市灘区)に設置されているホーム柵が、インターネット上をにぎわせた。ホームに設置されているのは横向きに張られたロープ(ステンレス製ワイヤ)。列車が到着するとロープが上昇し、乗り降りができるようになっている。この「昇降式ホーム柵」は、ドアの位置や数が異なるさまざまなタイプの列車に対応できるのが特徴で、設置の際のコストダウンにもつながる利点がある。その一方で、視覚障害者の間からは安全を不安視する声も。ホームからの転落事故が問題になるなか、果たして“救世主”になれるのか-。(高橋義春)

 「柵の開き方が斬新」「まさか真上に上がるとは…」「思わず見入ってしまった」

 今年3月、JR高槻駅の1番と6番乗り場に設置された昇降式ホーム柵について、ネット上では驚きの声がわき上がった。JR西日本によると、昇降式ホーム柵は平成27年4月からJR六甲道駅の3番乗り場で全国で初めて実用化された。東海道線は、6~12両編成の多種多様なタイプの列車が運行されており、車両形式も1両に1~4ドアとさまざま。横に扉が開くタイプの従来型の「可動式ホーム柵」では対応し切れないという問題が指摘されていた。 そんななかで、浮上したのが昇降式ホーム柵。可動式ホーム柵とは違って戸袋(扉を収納する部分)を設置する必要がなく、幅最大8・5メートル分まで対応。ホームに設置する際の補強工事や搬入などが簡略化できることから大幅なコストダウンも図れるという。運用開始から1年半以上が経過した六甲道駅をよく利用しているという神戸市東灘区の主婦、戸政久子さん(55)は「乗客が乱れることなく、駆け込み乗車も見られなくなり、ホームでのマナーが良くなった」と話す。また、同市灘区の看護師、金丸あゆみさん(25)は「開閉式の可動式に比べて圧迫感がなく、違和感のない柵で安全が保たれているのが好感が持てます」と話していた。 そんななか、全日本視覚障害者協議会の理事、山城完治さん(60)は「幅が広いので、ドアを探すのに時間がかかってしまう」と昇降式ホーム柵に対する不安を訴える。昇降式ホーム柵には安全対策として、稼働する際には「ロープが上がります」「ロープが下がります」とアナウンスが流れ、柵に近づいたり触ったりした乗客に対しては「ロープから離れてください」「ロープに触れないでください」との音声が流れるようになっている。

 日本盲人会連合総合相談室長の工藤正一さん(67)は「視覚障害者はしっかりしたものに触れることで安心感を覚える。いきなり音声による警告を受けて、うろたえるケースも少なくありません。車内のポスターなどで乗客にサポートをお願いする啓発を図ってほしい」と指摘する。視覚障害者にとって、駅のホームは「欄干のない橋」にたとえられている。

 今年10月16日には、近鉄大阪線河内国分駅(大阪府柏原市)で視覚障害者の男性がホームから転落し、電車にはねられて死亡するいたましい事故も起きている。同協議会によると、平成6年から今年10月までに視覚障害者の転落事故や列車との接触事故が61件も発生しており、27人が死亡しているという。 山城さん自身も4年前にホームから転落して腰の骨を折った経験があり、「駅のホームを歩くのは綱渡りと同じです。ちょっとしたミスで転落してしまう。新たなホーム柵ができることは歓迎するが、障害のある人の目線に立った開発や検討をしてほしい」と話している。 国土交通省は、視覚障害者がホームから転落する事故が相次いでいることを受けて平成23年8月、1日当たりの乗降客10万人以上の駅を対象にホーム柵の設置基準(優先して速やかに実施)を示した。しかし、全国にある約9500駅のうち、ホーム柵を設置したのは1割にも満たない665駅(平成27年3月末現在)にとどまっている。コスト面だけでなく、多様な駅ホームの状況・条件などがネックとなり、ほとんど設置が進んでいない。 特に関西地方ではホーム柵の設置がかなり遅れており、JR西日本ではホーム柵を設置しているのは11駅しかない。同社は「昇降式と可動式のホーム柵整備は、並行して進めていく」としており、来春には大阪駅(大阪市北区)と京橋駅(都島区)で可動式ホーム柵を導入。京都駅(京都市下京区)や三ノ宮駅(神戸市中央区)、西明石(兵庫県明石市)では昇降式ホーム柵の設置準備を進めるなど、駅の状況によって設置するホーム柵を変えていく方針だ。 また、阪急電鉄も平成31年春までに十三駅(大阪市淀川区)に可動式ホーム柵を設置することを決めている。同省によると、平成27年度に乗客がホームから線路上に落ちたり、ホームで電車に接触した事故(自殺を除く)は全国で198件も起きている。これは鉄道における人身傷害事故件数の半数近くを占めている。乗客の命を守ることはもちろんだが、ひとたび事故が起これば運行ダイヤが大幅に乱れるだけに、鉄道各社にとっても駅ホームでの安全対策は急務だ。」

 

各鉄道会社も朝夕の通勤ラッショ時以外は、ホーム担当の駅務 駅員が少ないのではないでしょうか。

人件費削減で、どこの鉄道会社も皆同じと思います。

昇降式ホーム柵の実効性が、出るかどうかはしばらく様子を見てみないと分かりません。

視力障害者や身体障害者のホームでの事故を防ぐにはマンパワーしかないと思います。

最近の厳しい世相の反映で、ホームから、電車に飛び込む自死者も出ているのが現実です。

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