板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」
川崎市で登校中の児童や保護者20人を殺傷し、自ら命を絶った岩崎隆一容疑者(51)は、「引きこもり」ではなく、「天地をひっくり返すような」警察情報が、飛び込んできた
◆〔特別情報1〕
文藝春秋の週刊文春6月13日号が「スクールバス岩崎隆一(51)殺人引き金は伯父夫妻『終活』」のなかで「5月28日、川崎市で登校中の児童や保護者20人を殺傷し、自ら命を絶った岩崎隆一容疑者(51)。長期間にわたる『ひきこもり』生活に焦点が集まっているが、『週刊文春』の取材によって岩崎容疑者がかつてマージャン店で勤務していた事実が明らかになった」と報じた。
「川崎スクールバス殺人 岩崎隆一容疑者に「雀荘」勤務の過去」(週刊文春 2019年6月13日号)
「1985年3月に職業訓練校を卒業後、しばらくして岩崎隆一容疑者は町田市内の「J」(現在は閉店)という雀荘に出入りするようになる。そして1年が過ぎた18歳の頃、メンバー(従業員)として働き始める。主な仕事はドリンクの注文や灰皿の交換などの接客、そして客の人数あわせで卓に入って麻雀を打つ「本走」の2つだった。「J」の元オーナーが当時を振り返る。「彼は麻雀が物凄く強かった。責任感も人一倍あったので、夜中から朝10時までの夜番の主任を任せていました。メンバーは自分のカネで現金打ちをするから、給料が20万円でも負けが続けばアウト(店への借金)を作ってしまうものですが、彼はいつも7、8万のカネをポケットに入れて、それだけで賄っていた。麻雀をやる人間は、ゲームの時に財布を出すと舐められるから財布を持たない。事件後の報道で、彼のポケットに現金で10万円が入っていたと聞いて『彼らしいな』と思いました」
6月6日(木)発売の「週刊文春」では、同級生や友人、仕事仲間などの証言から彼の犯行にいたるまでの51年の人生を4ページにわたって詳報している。要するに、岩崎隆一は「引きこもり」ではなかったということだ。「引きこもり」と報じてきたマスメディアが垂れ流してきた「印象」が根底から覆されると、事件の真相が、完全にひっくり返る。このとき、「天地をひっくり返すような」警察情報が、飛び込んできた。
週刊文春 2019年 6/13 号 [雑誌] | |
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