大阪府吹田市の千里山交番で古瀬鈴之佑巡査(26)が刃物で刺され拳銃が奪われた事件で、吹田署捜査本部は17日、強盗殺人未遂容疑で、住所不定、職業不詳の飯森裕次郎容疑者(33)を逮捕した。

同日早朝、大阪府箕面市の山中で発見し確保した。また、同容疑者の父親で、関西テレビ(大阪市)の飯森睦尚常務(63)が同日、個人名で謝罪コメントを代理人を通じて発表した。

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飯森容疑者の父親が17日、弁護士を通じてコメントを発表した。父親は、大阪市北区の関西テレビ常務取締役、飯森睦尚(むつひさ)氏(63)だった。飯森氏は、真っ先に「重大なけがを負わせてしまった警察官の方、及びご家族様に対し、心よりおわび申し上げます」と謝罪。巡査の回復を願い「地域の方々をはじめ、多くの皆様に不安を感じさせることとなりました。大変申し訳ありませんでした」と陳謝した。

飯森氏は息子が事件を起こした16日が誕生日で、同日は父の日でもあった。「このような事態となったことについて、大変驚いており、いまだ信じられない気持ちがありますが、今後の警察の捜査にも全面的に協力する所存でございます」と、動揺が収まらない胸中も吐露。文面は「令和元年6月17日 飯森睦尚」と記して結んだ。飯森氏は14年から現職。同局では19日に株主総会を控えている。

関西テレビはこの日夕、報道番組の中でも、容疑者の父親が自局役員であることに触れ、放送。同局としても、回復を祈願し、事態を「大変重大なことと受け止め、今後もマスメディアとしての社会的責任を果たし、視聴者の信頼にこたえていきたいと存じます」とコメントした。』

経済的に恵まれた良い家庭に育ったのに何故こんな事件を起こしたのか、理解に苦しみます。