シャラとヒメシャラ、花の形は似ていますが、花と葉の大きさが違います。ヒメシャラの方が当然小さいのです。でも花も葉もよく似ているんで、大きさを比べてみないと最初は分かりません。
ところで、このシャラ(夏椿)、ヒメシャラの花は朝に咲き夕に散る、平家物語の一説にある「沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらわす・・・」はこの木ではという説がネットをにぎわしています。
沙羅双樹は、ヒマラヤのふもとからインドの中西部に分布する高木で、シャラ(ツバキ科)とは別種(フタバガキ科)で、熱帯樹のため日本では温室以外は育たない、平安時代にあるはずがないと言う説です。
さて、今日はこの花以外にイヌツゲ、ノアザミ、ナンテン、アオガヤツリ、ウメモドキを掲載します。
ツゲと言えば丸く切り込んだ植え木を思い浮かべますが、このあたりでは多くはイヌツゲで、ツゲはあまりみけけません。見た目、殆ど違いは無く、良く見ると葉がツゲは対生で丸く、イヌツゲは互生でギザギザがあります。
昨日はあまりに暑く、おっくうになり自転車での散歩になりました。行動範囲がふえるのは良いですが、なにぶんにも電動アシスト付きでは運動には少し欠けますね。
シャラ(ナツツバキ)(5cm~7cmぐらい)
ヒメシャラ(2cmぐらい)
イヌツゲ
ノアザミ、修正、オニアザミではと思う2016.6.7
ナンテン
アオガヤツリ
ウメモドキの雌花