日々遊遊!!

散歩道や日々の出来事を・・・

キアゲハです

2024年09月15日 | 散歩(花)

キアゲハ(黄揚羽、Papilio machaon)は、アゲハチョウ科に属する蝶の一種です。
ユーラシア大陸や北米大陸に広く分布しており、日本でもナミアゲハとともによく見られます。 翼を広げたときの幅は約9cm、前翅の長さは4-6cmほどです。黄色が強く、前翅の根元が黒く塗りつぶされたような模様が特徴です。幼虫は セリ科の植物(パセリ、ニンジンなど)を食べます。鳥の糞に似た保護色から、成長するにつれて鮮やかな黄緑と黒の縞模様に変わります。生息地は海岸から高山まで幅広く生息し、都市部の公園や家庭菜園でも見かけることができます。

キアゲハ


オオヨシキリです

2024年09月14日 | 散歩(野鳥)

オオヨシキリは、ヒタキ科の鳥で、日本に夏鳥として渡来します。
翼長は約8.5センチメートルで、水辺のヨシ原などに生息します。背面は淡褐色で腹面は黄白色をしており、椀形の巣を作ります。また、「ギョギョシ、ギョギョシ」と鳴くことから、「行々子(ヨシキリ)」とも呼ばれ、夏の季語として俳句で詠まれています。日本の自然に彩りを添える鳥です。

オオヨシキリ


モミジアオイです

2024年09月13日 | 散歩(花)

モミジアオイ(学名: Hibiscus coccineus)は、北アメリカに自生するアオイ科フヨウ属の多年草です。
日本へは江戸時代の終わりに渡来し、その美しい大輪の花から「モミジアオイ」と名付けられました。別名として「紅蜀葵(コウショッキ)」とも呼ばれます。
この植物は、ハイビスカスやフヨウの仲間で、夏から秋にかけて赤、白、ピンク色の大きな花を咲かせます。耐暑性と耐寒性が高く、庭に植栽するのに適しています。

モミジアオイ


エビスグサです

2024年09月12日 | 散歩(花)

エビスグサ(Senna obtusifolia)は、熱帯地方に広く分布しているマメ科ジャケツイバラ亜科に属する小低木または草本です。
ロッカクソウとも呼ばれます。この別名は、種子の形状に由来しています。エビスグサの種子は角が滑らかに丸まった直方体や斜方体などの六面体であり、眺める角度によっては六角形に見えることからです。
北アメリカ大陸原産で、または熱帯アメリカの原産とも言われています。日本では江戸時代の享保年間に渡来し、本州から沖縄にかけて帰化植物として分布しています。

エビスグサ


オオスカシバです

2024年09月11日 | 散歩(花)

オオスカシバ(Cephonodes hylas)は、スズメガ科に属するガの一種です。
和名の通り、翅が透明で、夏の日中によく活動します。スカシバという名前がついていますが、スカシバガの仲間ではありません。成虫の前翅長は約3 cmで、体の背中側は黄緑色、腹側は白いです。腹部には赤い横帯模様と黒い帯模様があり、翅は透明で鱗粉がなく、黒い翅脈が走るのが特徴です。
幼虫は黄緑色か褐色で、尾に1本の角を持ちます。成虫は夏に1〜2回発生し、日中に活動するため、人目につきやすいです。
花の蜜を吸いながらホバリングする姿は、大きなハチに間違われることもあります。クチナシを食草としており、都市部でも見かけることが多いです。

オオスカシバ


タカサゴユリです

2024年09月10日 | 散歩(花)

タカサゴユリ(高砂百合)は、台湾原産のユリ科ユリ属の多年草です。
7月から9月にかけて、白い花を咲かせます。花の長さは15〜20cmほどで、テッポウユリに似ていますが、タカサゴユリの花には薄い紫色の筋が入ることがあります。
タカサゴユリは繁殖力が非常に強く、日本では雑草として扱われることもあります。また、猫にとっては有毒で、食べると危険ですので注意が必要です。

タカサゴユリ


ツユクサです

2024年09月09日 | 散歩(花)

ツユクサ(露草、学名: Commelina communis)は、ツユクサ科の一年生植物です。
日本を含む東アジア原産で、畑の隅や道端などでよく見かける雑草です。鮮やかな青色の花を朝に咲かせ、昼にはしぼむ特徴があります。
ツユクサの花は3枚の花弁を持ち、上側の2枚は大きく青色、下側の1枚は小さく白色です。この花は古くから日本で親しまれており、万葉集にも登場します。
また、ツユクサの花の青い色素は染料としても利用されてきました。ツユクサは食用としても利用でき、若芽や若葉をおひたしや天ぷらにして食べることができます。薬用としても知られ、利尿作用や解熱作用があるとされています。

ツユクサ


ゴウシュウアリタソウです

2024年09月08日 | 散歩(花)

ゴウシュウアリタソウ(学名: Chenopodium pumilio)は、オーストラリア原産の一年生草本で、日本では外来雑草として知られています。特に関東地域の畑地で問題となっており、ホウレンソウやニンジンなどの作物に影響を与えることがあります。
この植物は、茎が根元から多数分岐し、斜めまたは直立して成長します。葉は楕円形で、縁に鋸歯があり、茎と葉のつけ根に小さな花をつけます。ゴウシュウアリタソウは、発芽からわずか3週間で種子を生産することができ、その種子はすぐに発芽可能です。

ゴウシュウアリタソウ


エノキです

2024年09月07日 | 散歩(花)

エノキ(榎、学名: Celtis sinensis)は、ニレ科の落葉高木です。
日本では庭木や街路樹としてよく見られます。エノキは高さが20メートル以上に達することもあり、樹皮は灰褐色で縦に裂け目が入ります。春には小さな緑色の花を咲かせ、秋には黄色から赤褐色の実をつけます。この実は甘く、鳥たちにとっても人気のある食べ物です。また、エノキの葉は楕円形で、縁に鋸歯があります。エノキは古くから日本文化に親しまれており、万葉集にもその名が登場します。

エノキ


テッポウユリです

2024年09月06日 | 散歩(花)

テッポウユリ(鉄砲百合)は日本の固有種の1つで、主に九州から沖縄にかけて分布しています。
ラッパのような形状の大きな花と、真っ白な花色が特徴です。庭植えや切り花によく利用されています。
日本にはテッポウユリを含めて15種類のユリの固有種が存在します。
その美しさから明治時代に入ると、日本のユリの球根が海外へ輸出されるようになりました。キリスト教では白いユリは「聖母マリアの象徴花」として、古くから大切にされてきた歴史があります。そのため純白のテッポウユリが紹介されると大変な人気を呼び、一時期はテッポウユリの球根が重要な貿易商品になったほどでした。

テッポウユリ


スベリヒユです

2024年09月05日 | 散歩(花)

スベリヒユ(滑莧、学名: Portulaca oleracea)は、スベリヒユ科の一年生植物です。
日本全土に分布し、夏から初秋にかけて小さな黄色い花を咲かせます。スベリヒユは非常に繁殖力が強く、乾燥に強い特性を持っています。
この植物は食用としても利用され、特に山形県や沖縄県では伝統的な食材として親しまれています。栄養価が高く、ビタミンCやミネラル、オメガ3脂肪酸を豊富に含んでいます。サラダやおひたし、炒め物など、さまざまな料理に使われます。

スベリヒユ


ミッキーマウスの木です

2024年09月04日 | 散歩(花)

ミッキーマウスの木(オクナ・セルラータ)は、南アフリカ原産の常緑低木です。
この木の名前は、花後に残る赤いガク片と黒い実がミッキーマウスの顔に見えることから付けられました。黄色の花が4月から5月にかけて咲きます。花が終わると、赤いガク片と黒い実が残ります。

ミッキーマウスの木


ニチニチソウです

2024年09月03日 | 散歩(花)

ニチニチソウ(日々草)は、初夏から秋にかけて毎日花が咲くキョウチクトウ科の草花です。
日本では一年草として扱われていますが、本来は多年草です。花の開花期間は 5月から10月まで、半年近くも咲き続けます。暑さにも強く、光にも耐えられるため、夏の花壇や寄せ植えに最適です。花色のバリエーションもピンク系、白、赤などの定番カラーから、シックな黒っぽい色合いやカクタス咲き、小輪種など、さまざまな種類があります。

ニチニチソウ


ヤブランです

2024年09月02日 | 散歩(花)

ヤブラン(藪蘭、学名: Liriope muscari)は、キジカクシ科の常緑多年草で、日本各地の林床などで普通に見られます。
 8月から10月にかけて、青紫色や白色の小さな花を咲かせます。花は穂状に密集して咲きます。葉は濃緑色で細長く、光沢があります。草丈は20~40cmほどで、秋には黒紫色の実をつけます。

ヤブラン


テイカカズラです

2024年09月01日 | 散歩(花)

テイカカズラ(定家葛、学名: Trachelospermum asiaticum)は、キョウチクトウ科の常緑つる性低木です。
5月から6月に白色の花を咲かせ、次第にクリーム色に変わります。花はジャスミンに似た芳香があります。葉は濃い緑色で、秋には美しく紅葉します。茎から出る付着根で壁や木に絡みつきます。

テイカカズラ