ようちゃんばあば日記

お米と野菜をつくり、保存食作り 編みものなどの日常を綴っています。

両山寺を訪ねて

2023-10-26 | 家族とともに
ゴーサマという名前にひかれて 姉と訪ねたのは

岡山県久米郡美咲町の「二上山 両山寺(ふたかみさん りょうさんじ)」

というところ。昔なら美作の国。

市町村合併の前は 久米郡中央町でした。

縁がなく 行ったことはないけど ナビがあるから なんとかなる。。。

 姉が迎えに来てくれて そのまま 乗せて行ってもらいました。

ところが‼ ナビの言う通り 国道429号線を 道のり半分ほど

走ったところで 山の中の道路が 工事中で通行止めとなり 

国道から県道へ逸れて う回路を行くうちに 

なんか ナビから段々はずれて行き

山道はますます狭くなっても  戻ろうに戻れず。

テレビの「ポツンと一軒家」を訪ねるときにみるような 

左は杉の山がそそり立ち 所々岩が道路側に飛び出し 

右はガードレールがなくて 崖の下に川が流れているらしい・・・

やっと 切り換えせば転回できる場所を見つけて 後戻りし

 工事をしている人に聞いたら さっき通り過ぎたけど 

右に分かれる細い道があるらしい。

そこは 狭いし草が生えているけど まあ 大丈夫じゃあ!と 

工事の人が太鼓判。

それで そっちへ進んでいくと さっきの道よりもっと道が狭くなって 

とうとう転回できるところもない怖い道が 

なんと 結局 5キロぐらいも続いた!

もう 運転している姉は緊張でくたくたで 
 
わたしだって 助手席で 為すすべがなく 怖い~~

姉の車は 軽ではなく コンパクトカー。

すれ違える所もない5キロもの間 

よく向こうから 車が来なかったものです。

まあ とにかく やっと空が広がり 広い道になって

 家も ポツポツ遠くにみえるところへ出たら

そこは 棚田百選認定の 大垪和西(おおはがにし)というところでした。

郵便局や駐在所がある ちょっと広くなったところで 

車を停めて ナビと 本の地図を見直し 

棚田付近の看板もみたけど いまいちわからない。

山の中で 何も目標となる施設がないから。

よくわからないので 郵便局で尋ねてみる。

やれやれ あと ちょっとのようだ!

ずっと怖くて 口を半開きで呼吸していたから 喉が渇いており

みかんを半分こして食べて 出発。

もう棚田の美しい風景に目もくれず そこからでも結構山を登ったけど

道がふつうになっただけ ましだった。

そして やっと 山のてっぺんに たどり着きました。

迷い迷い 後戻りしたり 狭い山道で スピードは出せず

1時間半もかからないはずが 2時間半もかかったね。


境内の樹齢千年の杉の木が シンボル。


ここだ~~

高野山真言宗 「 二上山 両山寺」

誰もいないみたいだけど 本堂の中へ入ってお参りくださいとあるので

中に入ってみると照明も点いて いろいろお守りなどのグッズも

並んでいる・・・

よくみると 「御朱印などの御用は 本坊へ 100メートル」

と書かれてあったので わきの細い参道を歩いて登ると 

立派な本坊と客殿がありました。

(写真は撮り忘れ)

窓ガラス越しに ちらっと人影が見えて目が合い

とても若い住職さんが ピカピカの笑顔でお出迎えくださいました。

もうどなたにも会えないか~と思っていたので ほっとしました。

それから一気に ここへお参りさせてもらった理由や

車で来るまでの長くて狭い道を通ってきた話など 

よく似た姉妹が 揃って交互にしゃべって(笑)

それを 驚いたり大笑いしながら とってもににこやかに

応対してくださいました。

お会いできてよかったです!!と何度も姉といい

「そんなことで時間がかかり お昼時になってしまって すみません」

と言ったら

「午前中出掛けていて 今戻ったところで 下の駐車場にお車があって 

お参りされている おふたりの姿がちらっと見えたのですよ。」

とおっしゃってくださる。

迷わずに早く来ていたら お留守で会えなかったのですね。

すごいご縁かも!

「あの狭い山道は あれで県道なんですけど 地元の人さえも

通らない 狭い道ですよ」と 気の毒そうに おっしゃる。

もう 拒絶されているのかと 来たことを後悔するほどの道でした。

でも 住職さんとお話をして 報われました。

姉が 用意してくれていたお布施を納めて おいとましました。
 


標高700メートル近い 高いところにあるお寺です。


御朱印をいただきました。

美味しいお店を尋ねたら 「お勧め一番の お蕎麦屋さんが

あるんですけど 今日は水曜でお休みだから 

あとは ここらで有名なのは 卵かけご飯のお店ですね。」

(後から考えると 本当は火曜だったのに 勘違いされてたね…笑)





ごはんも卵も お代わり自由です。

久しぶりに卵かけご飯 しかも もう1時過ぎだったので

おなかすいていて お代わりしてしまいおなかいっぱい。

あとは 広い道を国道53号線に下りて 久米南町に出て

誕生寺そばを通り 南に向けて帰りました。

こんど行くなら 国道53号線から上がれば 

難所などない快適ルートだ ということが わかりました。

そんなことで いらない話ばかりが長くて💦

明日もう一度だけ 両山寺についてのお話が 続きます~

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12 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ようちゃん、おはようございます。 (タカコ)
2023-10-26 07:42:34
新聞やテレビで紹介されてても興味を持つタイミングってあるもののように思います。
ご縁だったのですね、タイミングよくご住職がいらっしゃる時間、
ちょうど帰ってきて車を見つけられたのも
ご住職とお二人を会すようセッティングされてたような、
ハラハラドキドキこちらまで伝わりました。
明日もドキドキ?
返信する
ようちゃんへ (ミッキー)
2023-10-26 08:22:55
おはようございます
丁度良いタイミングで・・・
お寺 神社
御朱印巡りをしているとそんなグットタイミングの出会いを感じます
遺残お寺の住職さんの講演で
道に迷う時分かれ道に出会いそのすぐ先には目的が

片方は 人1人通れるような細い道
もう一方は落ち葉で埋め尽くされた道

もう引き返そうか・・・・
どちらからも目的地に行けるのだけど

そんな人生の迷い道
その先に目的地が有る事

時には引き返すことも大切だけど 
あと一歩を
信じてください
といったお話を思い出しました。
すがすがしい気持ちになれましたね。

卵かけ専門店
ココだったか?・・・・
テレビで紹介されていたような
返信する
ハラハラ (うばゆり3)
2023-10-26 08:28:19
おはようございます。

ドキドキでしたね~~~
私も狭くなる山道が怖くなって2~300M延々とバック!で来た道迄戻ったことがあります。
ですので怖さがわかりますが、その私の比ではないですね~・・・・
ご無事でよかったです。

でも!早くスイスイ着いてたら、お留守だったご住職さまにもお会いできずでしたね。
本当にご縁だったのですね。
返信する
よう様 (なまくら和尚とばぁば👵)
2023-10-26 09:07:16
おはようございます(^-^)
色々なご縁 何もかもが 御縁なのでしょうね
狭い道 大変でしたね(拙僧も県道で有りました)
後のご縁に感謝ですね(´∀`*)ウフフ
   何より何より ナムナム🙏🙇
返信する
Unknown (Unknown)
2023-10-26 09:54:30
大冒険だ〜
返信する
タカコさん (よう)
2023-10-26 16:15:33
タイミングって不思議ですね。
ずっと以前に 北海道からいらっしゃった和尚様ご夫妻を 宝福寺へご案内した時も
ちょうどぴったり 住職さんが よそのお寺の掃除から思ってこられたばかりの
すごいタイミングでお会いできて 感激したことがあります。
ちゃんと 会える時にはそのように采配を振るってくださる何かの働きがあるんだなあと
おもいます。
返信する
ミッキーさん (よう)
2023-10-26 16:19:50
そのお話は すごいです!
紙に書いて 額に入れて 毎日かみしめながら眺めていたいような すばらしい言葉ですね。
いいタイミングに ありがとうございます。
卵かけご飯のお店 3軒ほどあるようですけど たぶん ここが一番に始まって
人気もあるのかなと思います。
大きな運動公園のそばにあり 1時を回っていましたけど 次々にお客さんが 入ってきていました。
返信する
うばゆり3さん (よう)
2023-10-26 16:24:33
ええ バックしたのですか。大変でしたね。
途中で ナビを見ても この先5キロほどつづくようで 引き返せないし 
山の中で見通しが効かず 気が遠くなりそうでした。
さいわい 向こうから一度も車が来なかったので 守られていたとでしょう。
なかなか手ごわいなと思いましたが 結局それも仕組まれたことだったのかと
後から 帰る道々 姉といろいろ話しました。
返信する
和尚さまとばぁばさま (よう)
2023-10-26 16:26:50
和尚さまは ふだん 広い北海道の道を運転されているので こんな道に入り込まれたら
驚かれたことでしょう。
今回は この道を通るにも意味があったのでしょうか。
お寺に行きつき 若い住職さんとお話しできて 喜びは何倍にも感じられました。
返信する
kebaさん (よう)
2023-10-26 16:28:06
kebaさん ですよね(笑)
はい 大冒険しました~~
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