ようちゃんばあば日記

お米と野菜をつくり、保存食作り 編みものなどの日常を綴っています。

お盆明け 台風も遠のき

2019-08-16 | 里山の生活
台風10号とお盆が重なって 

帰省される方や 遊びにお出かけや 夏祭りなど 

いろいろと予定があった方は

大変だったと思います。

皆さんのところは 大きな被害などなく過ごされましたでしょうか。

我が家は 15日の昼過ぎから 風が吹き始め 雨も少し

降りだしましたが ザーザーというほどでもなく・・・

テレビをつけて 台風情報を確認しながら 本を読んだりして

過ごしました。 

台風のことですから 突然!ということもあるので

警戒はしておりましたが ありがたいことに

結局 あまり雨も風も強くなく 夕方には収まりましたので 

ご先祖様を送るお墓参りも出来ました

昨日 朝早く お隣さんから電話があって

「イノシシが 罠の檻にかかったらしいので

見に行けたら どうぞ行って。

わたしは 足を骨折して車に乗れないから よう行かんのよ」

孫Yが 行く!というので 軽トラに乗って見に行きました。

もう 猟師さんが イノシシをトラックに積んで

帰るところでしたが 停まって見せてくれました。

小さい子供の猪…ウリボウの模様がほとんど消えて

茶色いからだで不安げに 動き回っています。

いっぺんに5匹 箱罠にかかったそうです。

箱罠は 畳一畳分ほどの檻で 奥に餌となるものをおいて

 入口を開けておき イノシシが入ったら

入口が がしゃんと閉まる仕掛けがしてあります。

この5頭が 全部大人になって 野山を走り回っていたら

たんもぼも畑も 大変な被害になっていたことでしょうから

一度に獲れて たすかりました

つい最近も ここの箱罠で 大きな猪が獲れたばかりで

この猟師さんは 田植え時期からだけでも

35頭捕獲した と言われていました。

いつも獲ってくれてありがたいです と言ったら

話し好きの猟師さんが顔をほころばせて

「わしなあ この前 あるところの山で イノシシが獲れた時

その山の持ち主が

『うちの山で獲れたイノシシじゃけん 解体したら

肉を持って来いよ』と言うんじゃ。

肉を持って行ってあげたら 何かとエラそうに

うちの山に檻を置かせてやって イノシシをとらせてやった風な

口を利くけん 腹が立って

猟師仲間に その話をしたんじゃ。

そしたら みんな 「ほんなら あそこの集落には

イノシシがぎょうさん出て困っても 放っとけ。

みんな 頼まれても 行ってやるまいで」と 言うたんじゃ。

大きな猪がかかったり 小そうても何匹もいっぺんに罠にかかったら

軽トラに乗せ換えるのが大変で

地元の人に協力してもらわんと わし一人では できんのじゃ。

箱罠に餌をいれて 気をつけてみてくれる人がおる地域とか

トラックに積むのを手伝ってくれる人がおる地域でないと

罠にかかっても 持ち帰れんからなあ。」

ということで 私など 手伝いはできないけど

獲れたときくと 直ぐに見に行って

獲ってくれてありがとうと言うだけでも 

猟師さんは 気持ちよく仕事してくれるのですよね。

そして いつも 近所の男性が 車に乗せ換える手伝いを

気持ちよくしてくれるから ありがたいです。



山のそばで 栗の実が大きくなり始めていました。

栗は イノシシの大好物です。

呼び寄せるようなものなので 栗が落ち始めたら

毎朝行かなくてはなりません。

8月も後半に入りました。

夏バテしないように頑張りましょう。

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18 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
キミコさん (よう)
2019-08-17 06:49:50
便利のいいところでは 山を削って大きな住宅地に開発されて動物の居場所がなくなりました。
逆に 辺鄙な過疎地では 山に近いところの田んぼから順に耕作放棄されて
人の背より高い草が生えているので イノシシがそこまでは 身を隠せるようになりました。
山の木を切ったり 草を刈らなくなり 山でイノシシが暮らせなくなったのは
人の生活が変わったせいです。
でも 過疎地に生きている人は それを放りだして どこかへ逃げるわけにも
いかないのですよね。
この先どうなるのでしょう。
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みーばあさん (よう)
2019-08-17 06:44:19
猟師さんたちは 協力し合って仕事をするときもあれば それぞれの縄張りで
箱罠を仕掛けてもいるのだと思います。
ある程度の範囲内で 山のなかに何か所かに置いてある箱罠にかかっただけで
35頭もですから 全体では 相当の数捕獲されていると思います。
ほうっておけば 過疎地域では人の数よりイノシシの方が多くて 
うっかり外で畑仕事もできないかもしれません。うちだって 家のすぐそばの畑に来るのですから 寝ていると なきごえがすぐそこできこえます。
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びっくり! (キミコ)
2019-08-16 21:47:40
(y゜ロ゜)yェェェェ・・・ そんなに捕獲されたんですか!
人と獣の境界線があいまいになってきたんですねえ
古い時代のように共存が難しくなってきているのは
ニュースなどを見て理解はできますが 
人間側の都合が優先しているように見えます^^;

猟師さんにねぎらいや感謝もなくよくそういう事を言われますね(・д・メ)ァン?
そんなに言うなら自分でやってみな!と思いますわね
どうせろくな人じゃないんでしょう(" ̄д ̄)けっ!

北海道のあの熊の話 あれは処分されても仕方ないですよね
確かに大好物が町で食べられるなら万難を排しても食べたいでしょう
しかしその大好物のために人が殺されるのを
むざむざ見ている訳にもいきませんし・・・
こういう話 聞くたびにやりきれないですわ
返信する
獣害 (みーばあ)
2019-08-16 19:58:20
イノシシ増えているんですね
2,3か月の間に35頭捕獲
すごい数字ですよね
其でも減らない
農家の方にとってはせっかく手をかけた作物を一晩でめちゃくちゃにされて死活問題ですよね
全く被害もない影響も受けない立場にいて批判はできませんよね
上手に野生動物と人の共存が出来ることが理想ですが
野生のイノシシがイノブタに
知りませんでした
それでどんどん増えているんですね
猟師さんも人出不足と聞きました
捕獲して下さることは被害にあってる地域の方にはありがたいことですよね
返信する
杏子さん (よう)
2019-08-16 19:39:56
わたしも 道を歩いている猪に出くわしたことはないのですけど
けっこう 昼間に数頭連なって歩いているそうです。
息子は 仕事の都合で まだ朝暗いうちに山越えして出勤していた時
親子5頭の猪が 車に体当たりして横切り そのまま山に逃げたそうです。
車体がタイヤにめり込んで 動かなくなり 大変だったことがあります。 
岡山の言葉って 昔話のようでしょう。
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まりもさん (よう)
2019-08-16 19:33:46
最近は 一言のお礼が 聞かれないことがありますね。
出来るだけ ひとと関わらない様にする人が増えました。
そして ネットなどでは ちょっと言った一言で たたかれたりします。
寂しいです。


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ぐりさん (よう)
2019-08-16 19:28:52
んかねえ やりきれない話でした。
私も本当なら 知らないで餌につられてつかまった子供の猪なんか
見に行きたくないのが本心です。
でも 直接 感謝の言葉を伝えなくてはと思うのです。
 近年の猪被害は大変なもので たびたび見回らないと 放置していると
大雨の時にそこから被害につながるほど 土を掘り返し溝をふさいだりしています。
耕作放棄したところはイノシシの いい隠れ場所となっており 大雨の時の被害が
恐ろしいです。
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たいぴろさん (よう)
2019-08-16 19:17:16
先日からニュースででていますが 札幌の住宅街にヒグマが出没して とうとう
猟友会に依頼して処分したところ 大変な非難が殺到しているとか。
体長2メートル 体重100キロもあるようなヒグマが庭先に入ってきたり
道路を歩いていたのでは かわいそうだけど 仕方ないじゃないです。
麻酔銃で眠らせて 山に返せばよかったのにって・・・
しかし 一度街に出てきた熊が 二度と山から下りてこないでしょうか。
イノシシやサルを見かけたと言ったら 警察官がたくさん出動してくれるような街中にいて
テレビで見て 怖さを直接実感できないひとが 言うべきではないと思うのです。
返信する
さくらママさん (よう)
2019-08-16 19:07:11
昔は イノシシは ずっと山奥に住んでいました。
電気やガスを使うようになった人の暮らしに 薪が必要ではなくなり
家を建てるのに国産の木を使わなくなり 山が荒れて 餌がないのです。
勇気を出して里に下りてみると 手軽に美味しいものがたくさんあるので
人間の生活圏に出没するようになったのですね。
それで人里に近寄って 人間が飼っている豚と交配して イノブタが増えたのも困るのです。
本来の猪は 年に一度しかを産まないけど イノブタは5倍くらいの繁殖率だそうです。 
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ミッキーさん (よう)
2019-08-16 18:55:51
田植えのころからと言えば たった2,3か月の間に35頭ですものね。
豚コレラのために捕獲ができない…怖いです。
こちらでも 毛のないイノシシが多く そういうイノシシを捕獲したときは
身に付けているものすべて処分するように指導されるそうです。
昔の猪なら 一年に一度しか子を産まないけど 最近のイノブタは
年中たくさん産むそうで 病気の猪がどんどん増えるのは
農作物や 他の動物にも 何か影響があるでしょうね。 
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ルイコさん (よう)
2019-08-16 18:49:24
私が仕事をやめてお米を作り始めた20年前にはいませんでしたが
ある年に 稲刈りの直前に被害にあい それがイノシシの足跡と知りました。
その次の年から 驚く速さでたくさんの猪が出没するようになりました。
今は真冬でも出てきます。
最近は イノシシではなく ほとんどがイノブタなので 大変な繁殖を繰り返すそうです。
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うりぼうなら、かわいいけど (杏子)
2019-08-16 15:50:54
台風10号、準備万端に越したことはありませんが、おかげでこちらは空振りでたすかりました。

いのしし5匹も? 一度も本物はみたことがないですが獰猛なのでしょうね。
今年はイノシシ年ですが、畑を荒らすとなると
これはやはり退治してもらわないとこまりますね。
猟師さんのお話は
なんだか昔話をきいているようで、申し訳ないけどおもしろかったです。欲はいけませんよね。欲
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ようさんへ (まりも)
2019-08-16 11:19:32
いっぺんに5匹とは 凄い事ですね!!
効率良く 罠にかかってくれましたね
ようさんの言う通り 一言「ありがとう 助かります」とかあると 
猟師さんも 気持ち良く仕事が出来ますよね
何時もの生活の中にも そんなことが多くなりましたね
お互い気持ち良く生活するのには 挨拶・何気ない一言が 必要ですよね
返信する
35頭捕獲 (ぐり)
2019-08-16 11:09:12
とはすごいですね
それでも減らないのですから
増えるんですね
そういう頼もしい猟師さんがいてくださるから
ですよね
猟師さんにしてみたら感謝され協力もしてもらえるところを重点的になんて思いたくなりますね
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Unknown (taipiro)
2019-08-16 10:38:55
色んな事を言う人がいるもんですね。
みんな助け合って生きているのに、自分の事しか考えられない人ってわりと沢山いますね。
イノシシも生きる為には人の生活圏に入らなければならないほどエサが無いのかな?人の育てた美味しい作物の味を覚えてしまったんでしょうかね。
上手く人と獣類が共存していけたら良いけど・・難しい問題です。そういう被害の無い地域に住む私だから無責任な事を言ってしまうのかも。
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Unknown (さくらママ)
2019-08-16 09:48:09
イノシシにも一つしか命は有りません。もともとイノシシの生きてきた場所じゃないのですか
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ようちゃんへ (ミッキー)
2019-08-16 09:46:47
凄い数のイノシシ
春から35頭とは・・
今の学校の1クラス分ですよね。
我が家の近くにはいませんが県では
トンコレラ被害でイノシシ猟が禁止になっています
この数を思うと生きながらえたイノシシ来年は恐ろしいことに
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Unknown (ruiko2217)
2019-08-16 09:34:17
おはようございます。
箱罠、見事な働きでしたね。
それにしても凄い頭数を捕獲してるんですね。それでも減らないイノシシ。
イノシシはネズミ算?イノシシ捕獲はしらみつぶし?
 こんなすご腕の猟師さん有難い存在ですね。
我が家の周辺は意外と平穏かも。
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