自主映画制作講座

映画評論家の西村雄一郎氏を講師に迎えた自主映画制作講座が今日から始まり、初回の講義に行って参りました。主催者の方がうちのＨＰの掲示板に書き込んでくれたのがきっかけだったのです。作り手の側から映画を観ることを考えてみたかったし、職場で毎年１０分程度の映像を製作する仕事があるので少しくらい足しになるかも・・・と思って参加をしました。つーか職場と家の往復ばかりの生活からちょっとだけでも脱皮したかったのも本音かな。しかも大好きな映画を通じて人と知り合いたい。いい機会になればと思っています。

初回の講義はまず用語の意味から始まりました。カット、ショット、シーン、シークエンスとは？問われるとうまく答えられない。もしかしたらこれまで誤用してきたかも・・・と改めて思いました。具体的な映画の例を挙げながら、アングルとその映像の与える効果についての話が特に面白かった。小津安二郎監督作を観たくなりました。西村先生の映像制作に関する著作をフジテレビがＴＶ化したのが深夜番組の「アメリカの夜」。引用した映画の版権が理由でソフト化できないらしいのですが、講義の最後に今回のテーマに沿った回をビデオで見せていただきました。これまで何の気なしに観てきた映画だけど、作る側の楽しさがわかってきました。全６回終わる頃には「映画撮りたい！」とか言っているのかなぁ。ともかく、大好きなことを学ぶのって楽しいね。次回は２週間後。

一人でもできる映画の撮り方 洋泉社 このアイテムの詳細を見る