Some Like It Hot

お熱いのがお好きな映画ファンtakのつぶやき。
キネマ旬報社主催映画検定2級合格。

体だけは大事にして。

2009-10-26 | うちの子に御用?
ついに我が家にもやって来ました。
新型インフルエンザの猛威。

先週金曜日にうちのレイア姫(8歳児)が朝熱を出してダウン。
聞けば前日に隣の席の子が「気分が悪い」と早退したらしい。
ぐんぐん熱が上がっていって、医師に「A型です。」と診断された。

もちろん、この僕も”濃厚接触者”として”出勤停止”となっちゃった。
皆様、ご迷惑をかけておりまする。
<(_ _)>

うちのルーク・スカイウォーカー(10歳児)は、
そのレイアといつもくっついてテレビ見たりしてるので
いわゆる”濃厚接触者”としては筆頭だ。
土曜日の昼、いつもは昼寝などしない彼は「なんかきつい。」とお昼寝。
配偶者アミダラM「ルークの発症も時間の問題じゃない?」
その予想はその通りになった。

日曜の朝、ルークも熱が上がってきた。
日曜日にも診療している近くの病院に連れて行った。
インフルエンザ患者がうようよ。
医師「インフルエンザの検査しまーす。」
と看護婦さんを呼ぶ声が途切れない。

家に戻ったルークは、僕を枕元に呼んだ。
アナキンtak「どうしたルーク。前にB型にかかったときみたいにお願いでもあるのか?」
ルーク「そう。読み聞かせをして欲しいの。」
アナキンtak「読み聞かせ?」
ルーク「うん。本を読んで。」
そして本人の希望で「ゲド戦記」第1巻をしばらく読んであげました。
ウィルスとの戦い。影との戦い。
うーん、なんか通ずるところがありますな。

ルーク「ちち。今度は「ガンダム」のコミック読み聞かせして。」
アナキンtak「?」
・・・ちちは古谷徹の声色(こわいろ)苦手です・・・。
ルーク「読んでよぉ。」
ルーク、君は強い男の子じゃないか。

二人ともはやくよくなれぇ。
僕の”出勤停止”はいつまで?。

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運命の人

2009-10-26 | 読書
職場の同僚N嶋ティーチャーが山崎豊子の「運命の人」を貸してくれた。「大地の子」や「沈まぬ太陽」・・・何かと話題にのぼる山崎作品だが、読むのは初めて。

運命の人(一)運命の人(一)

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ティーチャーは法律にはとにかくお詳しい人。この小説は「外務省公電漏洩事件」を扱っている作品であることから僕らの会話に登場したのだ。学生に情報漏洩や守秘義務について話をする上で、格好の事例なので僕もよく話題にする。この小説はその事件の顛末を綴っているのだが、読むにつれ緊迫感が高まってきて飽きさせない。

それにしても緻密な文体。よっぽどのリサーチをしないとここまでは描写できないだろう・・・と感服。外務省の事務官の席や記者クラブの様子が克明に描かれていて、そこに書かれている以上の想像をまったく許さない。数日前まで僕は村上春樹の「海辺のカフカ」を読んでいた。比喩的な表現で想像を読者に委ねてしまうのが村上作品だけに、山崎豊子の描写とは対照的に感じた。

マスコミは世論を操ることが可能なだけに、少し思い上がった人が出てくるものなんだろうか。学生時代にマスコミで働くことを考えていただけに、僕じゃ通用しなかったんでは?と正直思ってしまう。まだ1巻を読んでいるだけなのでタイトルの「運命の人」がピーンとこない。先が楽しみだ。

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