さて、今年最初のシリーズ「10選」は、
「takに影響を与えちゃった2000年代重要映画10選」
毎年「tak's Movie Awards」を選出しています。が、個人的な思い入れよりは、映画としての仕上がりを重視してしまいがち。それで今回は、クリエイティブ・マインドを刺激されたとか、この女優さんに恋してしましましたとか、変にハマりましたとか・・・。自分にとっての影響度の高かったものを選びました。
雑誌「映画秘宝」でもゼロ年代ベストテンが特集されておりました。
表紙の「キル・ビル」しょこたん素敵です。
■「裸足の1500マイル」(2002年)
■「グッバイ、レーニン!」(2003年)
僕は2002年から「映画授業」なるものをやらせてもらいました。「ヴァーチャル社会見学」の目的で、映画を通じて世の中の現実や社会問題に目を向けてもらおう!という授業。その数年間(+今年やってます)この試みをやるにあたって原動力となった映画。オーストラリアの「白豪主義政策」を描いた「裸足の~」は、”我々は現代史を学ばねばいけない”と強く思わせてくれました。「グッバイ~」は政治と関係なしに人間は強く生きていることに感動しました。
■「スターウォーズ エピソード3/シスの復讐」(2005年)
中学3年で映画の魅力にどっぷりとハマって映画ファン歴30年目となりますが、そこまでバカになったのは小学生の時に観た「スターウォーズ」がすべての原因。ここに込められた様々な映画のオマージュを知り尽くしたい!と思った少年の心が今でも燻っているのです。となればシリーズ完結となるこの映画は、涙なくしては観られなかった。「俺はこれを観るために今まで映画を見続けてきたんだよな」と映画館の暗闇で放心状態に。そしてこんな行動までとっちゃったし(恥)。
■「アメリ」(2001年)
「女優で映画観る人だもんね」と不純な映画ファンであるかのように言われる私ですが、ゼロ年代で最も恋してしまった女優さん・・・。ニコールもスカーレットもペネロペも・・・と節操がありませんが(汗)、スクリーンに向かったのがマジで恋する5秒前になったのはオドレイ・トトゥ。ジュネ監督の映画自体は「デリカテッセン」以来大好きですが、「アメリ」には参りました。DVDすぐに買いました。
■「キル・ビル」(2003年)
ルーツを知り尽くしたい!という欲望に再び火をつけた映画と言えば、何をさておいてもこれ。映画バカの鑑タランティーノの映画愛が炸裂するバイオレンスムービー。暴力映画が大嫌いな癖にそこに込められた映画愛が勝って、「キル・ビル」だけは愛さずにいられない。結局、自分の本家HPでここまでやっちゃったもんね(汗)。「ヨーロッパ映画好きのくせに、どうしてタランティーノが好きなんですか!?」とよく言われるのです。
■「ラブソングができるまで」(2006年)
■「マイ・ブルーベリー・ナイツ」(2007年)
「恋愛映画にドキドキすることが・・・まだできるんだ、オレ!」と自分を振り返ることができたのは、この映画たちのお陰。「花様年華」や「エターナル・サンシャイン」(大傑作)でもそれは思ったけれど、映画館を出た後まで余韻が冷めなかったのはこの2本。「ラブソングができるまで」は僕にとっては恋愛映画の理想型。そう思えたのは「恋人たちの予感」以来かも。
そして「マイ・ブルーベリー・ナイツ」はリピーターとなり、さらにサントラを毎日のように聴き続けて追体験。映画史に残るキスシーン・・・くーっ!思い出しても身悶えしそう(バカ)。こういう映画が「いい!」と言える自分、まだまだイケてます(恥)。
■「あの頃ペニーレインと」(2000年)
■「パイレーツ・ロック」(2009年)
ゼロ年代に気に入った映画たちは、ロック映画が多い。「スクール・オブ・ロック」「アイデン&ティティ」「ONCE ダブリンの街角で」「リトル・ダンサー」「バニラ・スカイ」・・・。音楽なしには生きていけない!とマジで思うことがとても多い10年間だった気がする。ケイト・ハドソン演ずるペニーレインは、僕に音楽への思いを再びアツくさせてくれたバックステージの女神。音楽ってのは演奏する側だけのものじゃない。そこに関わるいろんな人々が、ロックンロールを支えている。それはラジオの前のリスナーだったり、マイクに向かうDJだったり、バレエを禁じられても体が動いちゃう炭坑町の少年だったり、彼女に音楽的な啓示を受ける冴えないロック歌手だったり。
■「機動戦士Zガンダム 星を継ぐもの」(2005年)
僕は一人で映画館に行くのが普通だった。しかしこの映画を職場の仲間と行ったことから「映画鑑賞部」に発展。現在も仲間と映画館に行って、感動を共有するという素敵なことが続けられている。仲間に感謝。ゼロ年代はアニメも夢中になってあれこれ観たなぁ。
・・・という訳で、年間ベストとは異なる影響度から10本選んでみました。これを観なかったら行動が変わったというものばかり。10年代も素敵な映画に出会いたいものです。
「takに影響を与えちゃった2000年代重要映画10選」
毎年「tak's Movie Awards」を選出しています。が、個人的な思い入れよりは、映画としての仕上がりを重視してしまいがち。それで今回は、クリエイティブ・マインドを刺激されたとか、この女優さんに恋してしましましたとか、変にハマりましたとか・・・。自分にとっての影響度の高かったものを選びました。
雑誌「映画秘宝」でもゼロ年代ベストテンが特集されておりました。
表紙の「キル・ビル」しょこたん素敵です。
■「裸足の1500マイル」(2002年)
■「グッバイ、レーニン!」(2003年)
僕は2002年から「映画授業」なるものをやらせてもらいました。「ヴァーチャル社会見学」の目的で、映画を通じて世の中の現実や社会問題に目を向けてもらおう!という授業。その数年間(+今年やってます)この試みをやるにあたって原動力となった映画。オーストラリアの「白豪主義政策」を描いた「裸足の~」は、”我々は現代史を学ばねばいけない”と強く思わせてくれました。「グッバイ~」は政治と関係なしに人間は強く生きていることに感動しました。
■「スターウォーズ エピソード3/シスの復讐」(2005年)
中学3年で映画の魅力にどっぷりとハマって映画ファン歴30年目となりますが、そこまでバカになったのは小学生の時に観た「スターウォーズ」がすべての原因。ここに込められた様々な映画のオマージュを知り尽くしたい!と思った少年の心が今でも燻っているのです。となればシリーズ完結となるこの映画は、涙なくしては観られなかった。「俺はこれを観るために今まで映画を見続けてきたんだよな」と映画館の暗闇で放心状態に。そしてこんな行動までとっちゃったし(恥)。
■「アメリ」(2001年)
「女優で映画観る人だもんね」と不純な映画ファンであるかのように言われる私ですが、ゼロ年代で最も恋してしまった女優さん・・・。ニコールもスカーレットもペネロペも・・・と節操がありませんが(汗)、スクリーンに向かったのがマジで恋する5秒前になったのはオドレイ・トトゥ。ジュネ監督の映画自体は「デリカテッセン」以来大好きですが、「アメリ」には参りました。DVDすぐに買いました。
■「キル・ビル」(2003年)
ルーツを知り尽くしたい!という欲望に再び火をつけた映画と言えば、何をさておいてもこれ。映画バカの鑑タランティーノの映画愛が炸裂するバイオレンスムービー。暴力映画が大嫌いな癖にそこに込められた映画愛が勝って、「キル・ビル」だけは愛さずにいられない。結局、自分の本家HPでここまでやっちゃったもんね(汗)。「ヨーロッパ映画好きのくせに、どうしてタランティーノが好きなんですか!?」とよく言われるのです。
■「ラブソングができるまで」(2006年)
■「マイ・ブルーベリー・ナイツ」(2007年)
「恋愛映画にドキドキすることが・・・まだできるんだ、オレ!」と自分を振り返ることができたのは、この映画たちのお陰。「花様年華」や「エターナル・サンシャイン」(大傑作)でもそれは思ったけれど、映画館を出た後まで余韻が冷めなかったのはこの2本。「ラブソングができるまで」は僕にとっては恋愛映画の理想型。そう思えたのは「恋人たちの予感」以来かも。
そして「マイ・ブルーベリー・ナイツ」はリピーターとなり、さらにサントラを毎日のように聴き続けて追体験。映画史に残るキスシーン・・・くーっ!思い出しても身悶えしそう(バカ)。こういう映画が「いい!」と言える自分、まだまだイケてます(恥)。
■「あの頃ペニーレインと」(2000年)
■「パイレーツ・ロック」(2009年)
ゼロ年代に気に入った映画たちは、ロック映画が多い。「スクール・オブ・ロック」「アイデン&ティティ」「ONCE ダブリンの街角で」「リトル・ダンサー」「バニラ・スカイ」・・・。音楽なしには生きていけない!とマジで思うことがとても多い10年間だった気がする。ケイト・ハドソン演ずるペニーレインは、僕に音楽への思いを再びアツくさせてくれたバックステージの女神。音楽ってのは演奏する側だけのものじゃない。そこに関わるいろんな人々が、ロックンロールを支えている。それはラジオの前のリスナーだったり、マイクに向かうDJだったり、バレエを禁じられても体が動いちゃう炭坑町の少年だったり、彼女に音楽的な啓示を受ける冴えないロック歌手だったり。
■「機動戦士Zガンダム 星を継ぐもの」(2005年)
僕は一人で映画館に行くのが普通だった。しかしこの映画を職場の仲間と行ったことから「映画鑑賞部」に発展。現在も仲間と映画館に行って、感動を共有するという素敵なことが続けられている。仲間に感謝。ゼロ年代はアニメも夢中になってあれこれ観たなぁ。
・・・という訳で、年間ベストとは異なる影響度から10本選んでみました。これを観なかったら行動が変わったというものばかり。10年代も素敵な映画に出会いたいものです。