Some Like It Hot

お熱いのがお好きな映画ファンtakのつぶやき。
キネマ旬報社主催映画検定2級合格。

ルークの怪獣図鑑(25)

2008-01-04 | うちの子に御用?
うちのルーク・スカイウォーカーが6歳の頃に描いたウルトラ怪獣の絵で綴る怪獣図鑑シリーズ第25弾(バックナンバーはこちら)。
とっても久し振りの更新です。
本人はとうに8歳になっておりますが、幸いなことにまだウルトラ怪獣への興味は失っておりません。
ポケモンも好きだし、今どきの小学生らしく小島よしおの真似もしますが、
ウルトラソフビも相変わらず大好きです。

今回は「ウルトラマン」第35話「怪獣墓場」に登場した、亡霊怪獣シーボーズ。
白骨化したような風貌がなんとも印象的。
ルークの絵でもその辺はそれなりに表現されていますな。
飛行能力がない怪獣なので、宇宙に戻ることができない。
ウルトラマンも科特隊も、あの手この手で宇宙に戻そうとします。
最後はウルトラマンをかたどった(?)ロケットにしがみつかせて宇宙に飛ばすことに成功。
「ウルトラマンメビウス」で怪獣墓場が登場するエピソードがあるが、
劇中、ロケットにまだしがみついたままの姿だったとか(僕は未見)。
ちなみにシーボーズの語源は「海坊主」。

「怪獣墓場」のエピソードは実相寺昭雄監督が手がけた回。
これまでに倒した怪獣たちの供養をしようと突然隊員たちが言い出す。
ハヤタはひとりウルトラマンの姿となって、
「地球を守るためだった・・・すまなかった。」
と怪獣達に詫びる場面がある。
この場面、怪獣退治ヒーローもので失われていった感覚のように思う。
ウルトラヒーローに怪獣の命を奪うことに葛藤がある?
怪獣もの番組のタブーとも思える部分だけに強く印象に残る。

でもその後、唖然とするのが、仏式で怪獣たちの葬儀。
ゴモラやガマクジラの遺影に読経が流れる・・・。
フジ隊員だけ何故か喪服。涙まで浮かべちゃって・・・。
これは忘れられない名場面だな。

怪獣46 シーボ-ズ怪獣46 シーボ-ズ

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でもこのエピソードは、「ウルトラマン」スタッフが、生み出してきた怪獣達をいかに愛おしく思っているかの表れではないのだろうか。

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「落ち穂拾い」をみる

2008-01-03 | Weblog
北九州市立美術館に出かけた。
現在開かれているのは「ミレー、モネ、黒田清輝 田園讃歌」と題された展示。

農耕や田園風景を題材にした絵画を通じて、
西洋の描写と日本の画家の描写を比較してみるというのが今回のポイント。
目玉はミレーの「落ち穂拾い」とモネの「積みわら」。
これを直に見る貴重な機会。

2000ピース 落穂拾い 19-002

他にもセザンヌやゴッホなど印象派の作品も展示されている。
僕は美術についてウンチクをを語れる程の学はないので、感想程度。

僕は、モネの「ジヴェルニーの積みわら」がいちばん強く印象に残った。
あのあたたかくてやわらかい夕陽の色。
しばらくながめていたように思う。

うちのルーク・スカイウォーカー(8歳児)とレイア姫(6歳児)も連れて行った。
二人は「美術館だより」みたいなカラー刷りのチラシを片手に、
そこに載っている絵画をまるでオリエンテーリングしているみたいに探して眺めていた。
すべて見終った後で売店に立ち寄ったら、ルークが本が欲しいという。
ルーク「ちち(注・”ちち”と呼ばれている)、これが欲しい。」
彼が指したのはゴッホの絵画と解説をまとめた本。
ゴッホ―燃え上がる色彩 (「知の再発見」双書)
へーっ。彼なりに何か触発されるものがあったのか。
アナキンtak「ちちは、ゴッホの絵はこんなのが好きだよ。」
元美術部の配偶者がそれに加わる。
配偶者アミダラM「今日の展示みた後ならモネとか買うべきじゃない?」
アナキンtak「いいじゃん。本人が興味あるみたいだし。」
お年玉でもらったお金で買っておりました。
ルークにはまだ難しい本だけど、見ているだけでも楽しそうな様子。
これも成長なのかもね。
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謹賀新年

2008-01-01 | その他のつぶやき
さぁて!。皆様、新年あけましておめでとうございます。
本年も当ブログをよろしくお願い致します。

今年も1年が始まる。長いようで、あっという間の365日。
今の仕事をするようになってから、1年はとても短く感じられるようになった。
でもその分だけ、いろんな人々との新たな出会いがエネルギーをくれる。

ところで、映画「レント」の冒頭で流れる美しい曲、Seasons Of Loveを覚えていますか?。
オリジナル・サウンドトラック レント
この曲を初めて聴いた瞬間、僕は「この世にはまだこんなに美しく感動的な曲があったんだ!」と感動に震えた。
本編では何度かこの曲が流れるのだが、エンドクレジットにかぶさってきたイントロには、もう涙が止らなかった。

この曲の詞は、「1年間をどうやって計ろう。」ということから始まる。
秒、分、飲んだコーヒーの数、交わした愛の言葉の数・・・
いろいろなものが挙げられる。

じゃあ、観た映画の数?。
社会人になってから、年間に観る本数は減る一方だけど、その分厳選して観るようにはなった。
でもね、今年は昨年以上に貪欲に映画観てみたいと思っている。
それは時代についていくことにもなるだろうし、これまでもそうであったように様々な人生を学ぶ場としても。

新しく覚えた歌の数?。
紅白を横で聴きながら、チラ見しながらこの文章を書いている。
近頃毎年紅白を見る度に思うこと。
tak「あっ、この曲初めてフルで聴いたな。」
tak「おっ!、意外とオレに合うかも。」
そう毎年思いながら見ている。
そういやぁ、2006年の紅白やCDTVの放送で、中島美嘉の「一色」やらいろいろ聴いて
アナキンtak「これ、絶対カラオケで歌いたい。」
配偶者アミダラM「GLAYの人がつくった曲だからでしょ?」
と会話していたよなぁ。
・・・にもかかわらず、昨年はカラオケに行くこともなかった・・・(くすん)。

今年は昨年同様に好きなことには貪欲にいきたいっ!と思うのです。
サイバーゾーンのお友達も、顔見知りの人々も、
どうかよろしくお付き合いくださいねっ!。
コメント (6)
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