Some Like It Hot

お熱いのがお好きな映画ファンtakのつぶやき。
キネマ旬報社主催映画検定2級合格。

「落ち穂拾い」をみる

2008-01-03 | Weblog
北九州市立美術館に出かけた。
現在開かれているのは「ミレー、モネ、黒田清輝 田園讃歌」と題された展示。

農耕や田園風景を題材にした絵画を通じて、
西洋の描写と日本の画家の描写を比較してみるというのが今回のポイント。
目玉はミレーの「落ち穂拾い」とモネの「積みわら」。
これを直に見る貴重な機会。

2000ピース 落穂拾い 19-002

他にもセザンヌやゴッホなど印象派の作品も展示されている。
僕は美術についてウンチクをを語れる程の学はないので、感想程度。

僕は、モネの「ジヴェルニーの積みわら」がいちばん強く印象に残った。
あのあたたかくてやわらかい夕陽の色。
しばらくながめていたように思う。

うちのルーク・スカイウォーカー(8歳児)とレイア姫(6歳児)も連れて行った。
二人は「美術館だより」みたいなカラー刷りのチラシを片手に、
そこに載っている絵画をまるでオリエンテーリングしているみたいに探して眺めていた。
すべて見終った後で売店に立ち寄ったら、ルークが本が欲しいという。
ルーク「ちち(注・”ちち”と呼ばれている)、これが欲しい。」
彼が指したのはゴッホの絵画と解説をまとめた本。
ゴッホ―燃え上がる色彩 (「知の再発見」双書)
へーっ。彼なりに何か触発されるものがあったのか。
アナキンtak「ちちは、ゴッホの絵はこんなのが好きだよ。」
元美術部の配偶者がそれに加わる。
配偶者アミダラM「今日の展示みた後ならモネとか買うべきじゃない?」
アナキンtak「いいじゃん。本人が興味あるみたいだし。」
お年玉でもらったお金で買っておりました。
ルークにはまだ難しい本だけど、見ているだけでも楽しそうな様子。
これも成長なのかもね。
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コメント (2)
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