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テレビ番組批評

2009年04月09日 | Weblog

ゴールデンタイムのテレビ番組を見るのは久し振り。この数年間は、NHK7時のニュースを見た後、民放のニュース専門チャンネルを8時ごろまで見て、後は本を読んだり横になってウトウトしたりするのが常だ。

昨日はなんとなくテレビを点けていて、フジテレビ系列の番組が聞こえてきた。多くの芸能人が回答者になって、珍回答を続ける。

所謂、“知的エンターテイメント”で視聴率を取ろうと考えて放送しているのだろうと思うが、呆れるばかりのばかばかしい回答の連続で、憤慨してしまった。こんな番組を放送して良いのだろうか。チャンネルを変えてしまった。

番組案内には『春の超クイズパレード笑いっぱなしの3時間おバカも桜も満開SP大爆笑24人一斉早押し▽巨大パネルで脳解明芸人興奮(秘)ごほうび!?▽里田の説教に逆ギレ元木暴走アナウンスQ▽婚約庄司が衝撃告白2ショットQで大混乱▽山根が宇宙に帰る!?なわとびQ感動の結末▽興奮爆笑の新クイズムカデ競走で大バトル▽おバカ新ユニット?ユッキーナモッキーナ▽リレーQ』とあって、“ばかばかしい”のをあたりまえのように前面に出している。バカ笑いだけで、3時間も費やして良いのだろうか?

テレビが国民に浸透し始めた頃、あの大宅 壮一さんが『テレビは1億総白痴化する』と批判したことがあったが、特に近頃のテレビ番組は、このことが顕著だ。

このような番組を放送し続けていると、視聴者は賢いのだからテレビから離れていってしまう。

ゴールデンタイムは多くの人が見ているわけだから、もう少しきっちりした番組を放送していただけないものだろうか。

春の改編だといって、3時間もスペシャルと称して馬鹿な回答者を集め、珍回答させる、それを安易に我々視聴者に提供するというのはいかがなものだろうか。