普段から辞書を引く作業をやっている人が少なくなっている。
私たちの世代は、辞書は使い古したほどこの人は勉学に熱心だ・・・などと学びのバロメーターのように見られてきた。
それが私も含めて辞書を引く作業が少なくなって来ている。
CASIOやシャープの電子辞書の出現、パソコン検索サイトの辞書、携帯電話の変換で十分役割が果たせるため、分厚い辞書がだんだん影を潜めてきているのだ。
しかし、PCの辞書はなんとなく確かめたような気がしない。同じ読んで解ることは一緒だと思うのに、時間が十分あるときはやはりもう一度手直の辞書で再度確認をしてしまう。
先日、職場にいるアルバイトの大学生に聞いてみた。答えは、“私はこれで全てを済ませています”といって電子辞書を見せてくれた。それには国語辞典のほか英和、和英、アクセント、四字熟語などが入っていて、実にコンパクトに、しかも簡単にひけるのには驚いてしまった。
日本語に関して、きっちり調べたいときは最終的には広辞苑を使うが、これは大きくて重くて大変だ。
先日、三省堂の『新明解国語辞典』の第7版が出たというので、そのHPを検索してみた。
第7版でこれまで以上に新しい言葉の用法などを盛り込み、さらに充実してきたようだ。
会社に入ってすぐ本屋で手にとって買ってしまった第2版の辞典は先日紙製品の回収で出してしまったところだ。
近日中に、実際に本屋で手にとって見てみるとするか。
http://dictionary.sanseido-publ.co.jp/dicts/ja/smk_kok7/smkkSmpl5.html (HP)