ナベツネさんこと読売新聞社会長で主筆の渡邉恒雄氏と前読売巨人軍球団代表でGM清武英利氏の法廷上での戦いが始まる。
裁判を仕掛けたのは、ナベツネさん。忠実義務違反や巨人軍の名誉毀損で1億円の損害賠償を求めて提訴。一方の清武さんはきょう、解任に正当な理由がないなどとして名誉回復などを求め、総額6220万円の損害賠償と謝罪広告要求だ。
双方とも、10人の弁護士を立て、法廷での熱い戦いとなるだろう。
現段階では、本当の部分がなかなか見えてきていないが、きょうの会見で清武さんが“恫喝された”など自称“独裁者”のナベツネさんの怖い一面を垣間見る発言がされたと述べていた。
読売新聞系のマスコミは冷静に、といってもナベツネさんよりの非常に客観的な記事だが、他紙はかなり大きな扱いをしていた。
なかでも毎日新聞は過去のいきさつなどを細かく書いていた。
東京近郊に居住していれば、この裁判を傍聴したいところだが、そういうわけにはいかない。
今回は読売新聞、巨人軍が舞台なので、この新聞以外から裁判の模様を知り、裁判長がどのような判断を下すのだろうか。
来年以降、プロ野球以外で楽しみが一つ増えた。