気象協会の発表では、高知に上陸した桜前線は、一雨ごとに着実に北上を続ける。
開花は去年よりたった1日という誤差だった。
時間や季節はどんどん過ぎていくのに、民主党の政権になってからは遅々として進まない。
驚いたことに、肝心な法案の民主党内での審議の結論が出ず、先送りされた。で、出てくる言葉は“慎重に党内で審議した結果・・・”などという言葉だろう。
読売新聞記事を見ても・・・・『民主党は22日、社会保障・税一体改革に関する党政策調査会の合同会議を開き、5日目となる消費税率引き上げ関連法案の事前審査を行った。執行部側は21日の議論を踏まえた再修正案を提示したが、さらなる修正を求める意見が相次いだ。合同会議に先立って開かれた役員会では、前原政調会長が「今週中にはまとめたい。今日にはこだわらない」と述べたという。閣議決定は、当初予定の23日から、来週に先送りした』・・・となっている。
小沢さん(民主党元代表)の一審判決結果によって、山が動きそうだがキーマン小沢さんは消費増税そのものに反対をしているわけだから、分かっている事のはずなのに。。。。
先週、共同通信の野田内閣世論調査で、支持率がわずかながら上がっていたが、同じような“お決まり”の発言をし、慎重居士の一面が彼にはありすぎる。私は今の政治に求めることは①スピード感②国民にもう少し分かりやすく③強いリーダーシップで などなど。
先送りをするというのは外面的には慎重だと思われるが、政治手法的には、その時点で、『無責任』につながり、国民生活も“先送り”されているということを、忘れないでほしいものである。
日本列島はきょう、雨が降ったため桜前線は北上をやめてはいないはずで、次の開花宣言はどこになるのだろうか?