柏崎刈羽原発6号機の原子炉が停止した。東電管内の原発はすべてが停止したわけだ。
これで国内の原発で運転しているのは北海道電力泊原発1基のみとなった。この泊原発も5月には定期検査に入ることになっていて、国内の全原発が運転を停止してしまう。
マスコミは夏場の電力不足が懸念されると盛んに伝えているが、本当に電力不足になるのだろうか?
『電力不足』の基礎数字、というのはどのようになっているのだろうか?各電力会社が『でんき予報』という電力使用状況を発表しているが、冬場に逼迫した状態になった例はなかった。
現在は、北海道電力の原発1基だけが運転中にもかかわらず、このシーズンになって安定供給になってきている電力会社がほとんどだった。(各電力会社HPで調査)
家庭内には節電器具が普及、企業は節電を徹底し自家発電装置などを設置するなど、効果が出てきているためだと思う。
電力会社は原発運転再開に向け、さまざまなPRで原発がないと電力不足というようなことを前面に出してくると思うが、われわれ消費者は、賢い節電で『原発がなくてもなんとか乗り切れる』ということに意識改革をしていってはどうだろうか。
今後も賢い節電に努め、電力会社にはしっかり目を光らせていこう。