雲一つない天気とはこのことだろう。一面真っ青、上空どこを見ても碧い空。しかもほとんど風がない。
きのうはまだ風が強く、薄雲が少し広がっていたが、今朝は気持ち良い秋晴れだ。
1964年10月10日、東京オリンピック開会式を迎えた国立競技場がそうだった。前日までの悪天候が嘘のように一面真っ青の“ピーカン”、各国の選手も驚いたという。
戦後の復興を五輪開催で一気にやりとげ、以後は日本が大きく先進国へと躍進した。
『お・も・て・な・し』の言葉が世界に発信され、TOKYOが活気を呈す2020年7月24日の開会式は、再び青い空が世界のアスリートを迎えることができるのだろうか。梅雨明けが発表されていればラッキーだが、新しい国立競技場は、移動式の屋根が設けられ雨が降っても心配はない。だが、昨日の京都・桂川の様な自然災害が発生すると大変なことだ。
7月下旬の開催時期を考えると、交通網の整備は当然だが、ゲリラ豪雨や大雨に対する排水路や河川の整備が緊急の課題ではないだろうか。