霧が出る季節になって来た。
朝はそんなに濃い霧ではなかったが、昼下がりから濃霧に変わりいつも見る景色が薄い霧のベールに包まれ、遠くまではっきり見えない。(クリックで拡大以下同様)
夕方、外に出てみた。霧は低い場所でも発生していた。濃霧注意報が瀬戸内や近畿、東海にも発表されていた。広い範囲に濃霧が発生し、瀬戸内沿岸は9日朝にかけても濃霧となるとのことで、交通機関は注意が必要だ。
そして、昼過ぎ、隣町の広報スピーカーから、PM2.5の濃度が高くなっているので、不要不急の外出を避けるようにとの注意喚起の放送が聞こえて来た。早速ネットで分布図を調べてみた。現在の濃度は大したことはなさそうだが、夜桜見物、明日昼の花見には支障が出そうだ。
PM2.5は、呼吸器の奥深くまで入り込みやすいことなどから呼吸器系疾患や肺がんの疾患等、人への健康影響が懸念され、環境省が平成21年に環境基準(日平均値35μg/m3以下、年平均値15μg/m3以下)を設定した。
中国からの大気汚染物質の飛来を防ぎようがないだけに"窓を閉めた家の中でじっとする"ぐらいしかできない困った汚染物質だ。