夜、ベランダから外を見ると久し振りに『月』が見えていた。
そんなに長い間ではなかったのだが、ぐずつき気味の毎日で小雨が降り続いた。
雨上がりの『月』に感動を覚え、"あすは太陽を見ることができる"と心の中で呟いている私がいた。
世の中全体が『桜一色』。どこへ行っても薄いピンクのソメイヨシノが迎えてくれる。
自宅から少し歩けば満開の桜の木がこの世の春を謳歌している。 ただ、満開になれば、後は散り始めるだけ。今が一番の美しさだ。
今年の桜は一昨年あたりに比べ開花が遅かった。その分ゆっくりと楽しめたような気分になった。
明日は久し振りの好天になりそうだが、予想最高気温はそんなに高くない。 強風さえ吹かなければ、まだまだ桜吹雪はなさそうだ。