関西の人がよく話す言葉の中に『ぼちぼち』という語句がある。徐々にとか、少しずつという意味だ。『ぼつぼつ』ということばとよく似ている。
ツバキの花がぼちぼち開花を始めている。地元気象台は先月(12月)7日にツバキの開花を発表している。が、これは気象台内にあるツバキの開花のこと。 今年は去年に比べツバキの開花がかなり遅いと私は思う。
漸くといったらよいのか、サザンカの木の花に勢いがなくなり、散る花が増えて来ているのに引き替え、ツバキの木の蕾が徐々に膨らんできている。
公園などを期待を込めて探し歩いていて、近づいて見るとサザンカだったりすることもある。
まぁそんなにせっかちに早く咲くことはないとは思うが、ぼちぼち(ぼつぼつ)ツバキが咲き揃ってきてもいいのではないかと考える。気象台の観測では、ここ数年はウメの方がツバキよりは開花が遅いのだが、今年も全体に見ればウメの方が早い感じだ。
去年も結構冷え込む日が多かったが、1月下旬には、ツバキもウメも元気に花を咲かせていたのだが、ツバキの開花はぼちぼち(ぼつぼつ)といったところだ。
季節の指標 二十四節気最後の日『大寒』は20日。かなり寒くなりそうだ。