この10年近くの間、5月になると気になることがある。
山根公園そばにある別子銅山記念館の屋根がサツキの花でいつ見頃を迎えるか?ということだ。
山に寄り添うように"半地下構造"で建てられている記念館の屋根にはピンクのサツキ約1万本がまもなく花開き、見事な"花の屋根"が出現する。
去年の別子銅山記念館👇
サツキは記念館入口や大山積神社前の広場などにも植えられていて、こちらは鮮やかなピンクの花が一足先に開花して美しい。
これらのサツキ群を追って、記念館の屋根もグリーンの芽からピンクのサツキ一色に変わり、(花が咲き誇る)その年の温度などによって一斉にピンクになる時期がまちまちなのが気懸りのひとつ。
新型コロナ禍となった年(3年前の5月)は、20日ごろになっても開花が少なかったが、昨夕の観察では周辺部のサツキは次々開花しているものの、屋根はまだまだで、あと10日はかかりそうだった。
過去には咲きにくい時期もあったと言うが、ここ数年は見事なピンクの屋根が登場して、入館する人たちの目を楽しませる。
その季節がまもなくだ。