無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

大地の再生&自然菜園コラボ講座12月(1日目稲刈り、2日目ライ麦で自然耕&苗代づくり)

2018-12-12 09:34:14 | 出張菜園教室

新刊発売中!!さっそくの重刷決定!ありがとうございます。第一弾!『とことん解説!タネから始める 無農薬「自然菜園」で育てる人気野菜』(洋泉社)
今までの自然菜園でわかりにくかった点を見事に解説!最新技術を加え、決定版になっております。


第二弾!4/19新発売『プランターで寄せ植え野菜』
プランターは、失敗しやすいものですが、基本を守れば、とっても簡単です!今回は、寄せ植えで2~3種類の相性の良い野菜を混植し、1枚のメニューになるようにイラストと写真でまとまっております。プランタ―だけでなく、庭や菜園でも使える組み合わせなので、参考にしてみてください。


本日、のちの予報。

1日目





先週、最後の大地の再生&自然菜園コラボ講座12月に行ってきました。

仙台の工事が佳境ということで、今回は、矢野さん不在のまま、1日目は1日目稲刈り、2日目ライ麦で自然耕&苗代づくりをおこないました。

イノシシがいろいろなところをほじくっており、多忙で刈れない稲は、ネットで囲まれていました。

イノシシの掘る場所は、理にかなっており、ガスがたまっている場所や空気の抜けが悪いところが一目瞭然なので勉強になります。

倒れた稲を起こしながらの稲刈りなので、手間はかかりますが、コツを覚えてもらい、みんなで稲を助けました。




今回の参加者に、子連れの方がおり、その子がとても焚き火大好きな子でしたので、種付きのヒエや切った端材で、焼き芋や焼きリンゴ、焼きミカンでおやつになりました。


2日目

この1年間限定で、矢野さんから大地の再生を教えていただき、それを田畑に応用していくコラボ講座。とても多くのことを学ばせていただきました。




矢野さんが水脈を掘って整えた元田んぼも、この夏の間、風の草刈りに加えて、
2mも背が伸び、1m以上根を張るセスバニア、クロタラリア、ソルゴーの夏の緑肥mixで、地中深く点穴を掘って、水はけがよく、窒素を固定する根粒菌の働きで、水田から畑に転換してきているので、最後に仕上げのライ麦を行いました。






ライ麦を生えている緑肥や草の上からばら蒔き、それから草を刈り敷きます。

刈った緑肥や草の間からライ麦が生えて、いよいよ大地は耕され、ライ麦の生育の仕方次第で、後作に何を育つか目安が見えてくるので、ライ麦がとてもよく育つようになっていたら、いよいよ野菜を育てながら、土を豊かになるように鍛えていけます。


草を刈ってもらっている間、刈り残した稲刈りの続きを行います。


はざ脚に、稲をただかけるとぺちゃんこになってしまい、スペースもたくさん必要なので、




フンワリ、空気が通るように、我が家でやっているはざがけを伝えてきました。

空気と水の流れは、とても関係が深いので、興味深いぶかいものです。






今回は、苗代(お米の幼稚園)を準備するために、モミを焼いてクン炭を作りました。






米ぬかとクン炭を撒いて、土を起こしてから、

ワラを敷き詰めていきます。

今回は、イノシシ除けに、ネットもかけておきました。

稲の育苗は、来年4月からですが、4月までに米ぬかが分解され、土の団粒構造が発達するように、秋のうちに苗代を準備し養生しておくことが大切です。

今年1年だけでしたが、大地の再生視点とそれを支える技術の学びはとても大きかったです。

また、大地の再生目線で、自然菜園をひも解くと、土への水、空気、風の視点が深くなり、理解が深まったり、里山全体から俯瞰してみることができるようになった気がします。

また、自然に一歩近づいたことをより多くの方に伝えられたらなーと思います。

来週は、お隣の大月市で、12/16(日)自然菜園スクール(大月校)の最後の教室があります。
1年間のまとめを行います。


明日は、12/13(木)
千曲市戸倉創造館で2018年3~2月に開校中~
『無農薬無化学肥料でもしっかりやればできる!自給稲作入門講座』

1年の反省と来年に向けて
田んぼの土づくりは、3年。稲を育てて、草が生えにくい環境づくり。3年後に楽できるように、毎年の積み重ねが大切です。
悪い連鎖を断ち切り、よい連鎖が続くように、3年かけて少しずつ抜本的に改善するためには、この講座では、現状の問題の真の原因を見つけ、
どうすれば、悪い連鎖を断ち切り、よい連鎖が続くように、自分の田んぼで改善していけばいいのかを知り、
自分の生活や仕事のペースと稲のお世話のタイミングを合わせていく方法を見つけていきます。




場所:戸倉創造館2階会議室
日時:第2木曜日 18:00~20:45まで(全12回座学のみ)
受講料:1回1,500円、一括申し込み15,000円
対象:米の自給をしたい方。米作りが初めての方大歓迎!
参考テキスト:『自給自足の自然菜園12ヶ月』(宝島社)153~174ページ

●問合せ・申し込み先●
千曲市役所経済部農林課農業振興係服部
電話026-273-1111(内線7244)
Email:nousin@city.chikuma.nagano.jp(件名を「自給稲作入門講座」として送信下さい)




◆◇◆お知らせ◆◇◆
来月は、2019年1/9(水)です。第2水曜日になるのでご注意ください。


2018年土内容充実で、
城山公民館「これならできる!自然菜園入門講座」講座が開催です。
毎月の野菜と土づくりのテーマで質問時間もたっぷりあるので是非お越しください。

今年度は、いつもの第1水曜日に
長野市城山公民館 18:30~21:25(当日、記録用動画撮影いたしております)
18:30~19:45座学
19:50~21:25質疑応答


◆次回以降の予定
来月は、2019年1/9(水)です。第2水曜日になるのでご注意ください。

お楽しみに~




現在、『竹内孝功さんの自然菜園講座オンライン動画サイト試験発信中~
※有料サイトの都合、登録などの際に一部英語表記になっております。

※最新動画、「畑での野良仕事(実技編)」前編・後編もアップグレードできました。
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仙台秀明の里山で、段々畑づくり(11月大地の再生&自然菜園コラボ講座)

2018-11-14 07:54:57 | 出張菜園教室

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今までの自然菜園でわかりにくかった点を見事に解説!最新技術を加え、決定版になっております。


第二弾!4/19新発売『プランターで寄せ植え野菜』
プランターは、失敗しやすいものですが、基本を守れば、とっても簡単です!今回は、寄せ植えで2~3種類の相性の良い野菜を混植し、1枚のメニューになるようにイラストと写真でまとまっております。プランタ―だけでなく、庭や菜園でも使える組み合わせなので、参考にしてみてください。


本日、


先週末、11月の大地の再生&自然菜園コラボ講座は、大地の再生の矢野さんからお電話をいただき、「上野原講座を仙台でやってほしい」とのことで、
山梨の上野原講座でなく、急遽仙台秀明さんの敷地内で行われました。


矢野さんは、仙台の秀明さんの新しい敷地内の造園の終盤だったので、その一区画の里山内での農園づくりを依頼されました。
仙台の住宅街に残された最後の里山を活かした造園中で、その里山の竹林の西向き斜面を農地(段々畑)作りを11月大地の再生&自然菜園コラボ講座でやることになりました。






前日入りをして、早朝、矢野さんから7分位現地の説明があり、U字溝を除去して、水脈を通してから、野菜や果樹などを育てることができる段々畑にしてほしいとおおよその意向のイメージを紙に書いていただきました。

斜面を緩やかな獣道風に小道を作り、その両脇に等高線に平行に畝を立てるように、と頼まれました。
前日一日雨で、地盤はぬかるみ、1日でどこまでできるか、段取りを考えて、重機を使うスタッフと軽く打ち合わせをしてから参加者と共に事故なくできるように考えました。




まずは、レンタルの重機が来るまで、前面に炭と腐葉土を散布し、粘土が強く、水はけが悪そうな山土にテコ入れをしました。


重機が来て、工事が本格的に始まるまでに、敷地内を大地の再生スタッフに案内していただき、3年半前の工事の以前の様子や、現在までどのように施工してきたか、現在どのような現場になっているのか教えていただきました。

全体像やそれまでの施工状況が見えると、これから行う残された里山環境を生かした畑づくりのイメージがはっきりすると思ったからです。

「風の草刈り」をし、獣道風に管理された元藪は、草が穏やかになっていました。




「風の草刈り」というのは、大地の再生の草刈りの仕方で、風が薙ぎ払うように、高刈りすることで、脇芽を増やし、根を直根から細根化させ、草を穏やかにする方法です。






通常、排水にはコンクリートのU字溝を使うのですが、コンクリートで固めた大地は、呼吸ができず、ガスが抜けず、有機ガスなどが蓄積し、土が写真のように灰色にグライ層といわれるどぶ臭い死んだ大地になっていきます。

そこで、今回の講座では、まず、原因を除去し、水脈を通し大地を再生(大地の呼吸を取り戻)してから、斜面をゼロから畑作りでした。












まずは、長期間水やガスが抜けるように、水脈沿いにパイプ(透水管)を通し、その両脇に、隣の竹林の竹を割ったものを配し、笹、杉の葉など敷地内で手に入る有機物を流れを遮らないように、土が被っても呼吸し続けられるように、大地の灰汁を超せる様に、層を作っていきます。

その上に、今回掘り出したU字溝を間隔を開けて逆さに配し、大地の呼吸ができるように再配置しました。

最後に、がけ崩れを起こしたように、自然な勾配で、土の構造を壊さないように、土を崩し入れ、パイプにより土圧でも配管機能が低下しないように完了させました。






再び、炭と腐葉土を撒いてから、浅く耕し、森の腐葉土の層を再現できるように軽く漉き込んだ後、かまぼこ型になるように(土圧を分散させ)段々畑を作りました。

何を植えるのか未定だったこと、秀明自然農法では、自然たい肥以外は全く無肥料で行うこと。
この2点から、10数年前に、山切り崩した場所で師匠と一緒に段々畑を作った経験を基に、里山から町に行く途中の棚田(段々畑)をイメージして参加者の皆さんと一緒に耕作しました。

ビフォアフター

アフター





通路には、バークチップと炭、そして落ち葉を撒き、畝の上には、炭と腐葉土を軽くマルチし、粘土が強くすぐに植え付けるかどうかも未定だったので、土が乾かず、通路は滑らないように、適材で有機物マルチを施し完成しました。

農園としては、野菜や果樹などを植え付けをして本当の完成で、まだ植物の根がない状態ですので、養生中といった感じです。

今回の現場は、ほぼ任されて、矢野さんは途中と最後にちょっと見に来てくれた程度だったので、自分で考え、感じたことを参加者と共有しながら、試行錯誤しての講座だったので、いい勉強になりました。

終わった後、矢野さんからは、2点気になった点を教えていただき、次回施工する際には、その視点を生かしたいと思いました。

全くゼロベースの山の斜面を大地の再生で、水脈を通し、それから段々畑にする経験はなかなかためになりました。

昔の人は、地形を生かして、中山間地域の傾斜地でも棚田や段々畑に変えてきたので、自分たちでやってみて、改めて学びなおした感じです。

次回12月の大地の再生&自然菜園コラボ講座、最終回は、山梨の上野原で行うそうなので、楽しみにしていてくださいね。

予定では、12/8(土)9(日)の予定です。詳しくは、今月中にFacebookなどでお知らせいたします。


◆◇◆お知らせ◆◇◆
来月は、12/5(水)2017年の菜園の反省を来年に活かす、「エンドウとソラマメ」です。


2018年土内容充実で、
城山公民館「これならできる!自然菜園入門講座」講座が開催です。
毎月の野菜と土づくりのテーマで質問時間もたっぷりあるので是非お越しください。

今年度は、いつもの第1水曜日に
長野市城山公民館 18:30~21:25(当日、記録用動画撮影いたしております)
18:30~19:45座学
19:50~21:25質疑応答


◆次回以降の予定
【テーマ】
新年度スタート「これならできる!自然菜園入門講座~野菜編~」
10/3(水)秋の土づくり(堆肥や緑肥作物の導入法)、越冬野菜の定植・種まき。 比べて納得野菜講座「ネギとタマネギ」
11/7(水)冬の土づくり/畑の片づけ方、土壌分析、冬の米ぬか利用法、野菜の収穫・越冬保存のポイント・越冬野菜の越冬のコツ。比べて納得野菜講座「シュンギクとホウレンソウ」
12/5(水)2017年の菜園の反省を来年に活かす。比べて納得野菜講座「エンドウとソラマメ」
お楽しみに~


千曲市戸倉創造館で2018年3~2月に開校中~
『無農薬無化学肥料でもしっかりやればできる!自給稲作入門講座』
次回は、10/11(木)『堆肥づくり、田んぼの土づくり』
田んぼで生産される稲ワラ、米ぬか、モミガラ、畦草などを利用した自然堆肥づくり、ボカシづくりなど田んぼで草が生えず、稲が育つ土づくりを学びます。
田んぼの土の改良や田んぼの1年間の総合的な土づくりや堆肥づくりのゴールデンルールをご紹介します。

「草を抑え、美味しいて、稲を育てる田んぼの土づくり」です。


場所:戸倉創造館2階会議室
日時:第2木曜日 18:00~20:45まで(全12回座学のみ)
受講料:1回1,500円、一括申し込み15,000円
対象:米の自給をしたい方。米作りが初めての方大歓迎!
参考テキスト:『自給自足の自然菜園12ヶ月』(宝島社)153~174ページ

●問合せ・申し込み先●
千曲市役所経済部農林課農業振興係服部
電話026-273-1111(内線7244)
Email:nousin@city.chikuma.nagano.jp(件名を「自給稲作入門講座」として送信下さい)




現在、『竹内孝功さんの自然菜園講座オンライン動画サイト試験発信中~
※有料サイトの都合、登録などの際に一部英語表記になっております。

※最新動画、「畑での野良仕事(実技編)」前編・後編もアップグレードできました。
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自然菜園入門講座11月(冬の土づくり&比べて納得野菜「ホウレンソウとシュンギク」講座)

2018-11-09 13:46:14 | 出張菜園教室

新刊発売中!!さっそくの重刷決定!ありがとうございます。第一弾!『とことん解説!タネから始める 無農薬「自然菜園」で育てる人気野菜』(洋泉社)
今までの自然菜園でわかりにくかった点を見事に解説!最新技術を加え、決定版になっております。


第二弾!4/19新発売『プランターで寄せ植え野菜』
プランターは、失敗しやすいものですが、基本を守れば、とっても簡単です!今回は、寄せ植えで2~3種類の相性の良い野菜を混植し、1枚のメニューになるようにイラストと写真でまとまっております。プランタ―だけでなく、庭や菜園でも使える組み合わせなので、参考にしてみてください。


本日、

シトシトと雨が降っております。
ここのところ忙しくて、ブログを更新できませんでした。
これから大地の再生&自然菜園コラボ講座が急遽仙台で行われることになりましたので、そちらに出張行ってきます。






自然菜園では、野良仕事=土づくり=育土なので、
毎回耕して、たい肥や資材を投入して土づくりをするのではなく、日ごろのお手入れであるお世話である野良仕事で、どんどん土がよくなるように、野菜が自然に育つ環境になるようにお手入れするだけです。

そこで、今回も霜月に入り、夏野菜をただ片付けるのではなく、どのような点を考慮しながら片付けると、夏野菜の片づけ=春菜園準備=土づくりになるのか、黒板で解説させていただきました。

普段のフィールドワークだけでは、伝えきれないことやイメージを座学で、黒板などを使いながら解説することで、いつも見ている菜園の景色が一変し、野菜の気持ちになってお世話できるようになるお手伝いになればと思っております。






また前半は、冬の土づくりで、

後半は、
比べて納得野菜「ホウレンソウとシュンギク」講座で、

出身が同じ地中海周辺にもかかわらず、ずいぶん個性が異なる2つの野菜を比較しながら、それぞれの野菜の自然なイメージに近づく講座を行っております。

今回は、自然菜園にするととても美味しく育ちやすくなる「ホウレンソウとシュンギク」。

この二つの野菜は、意外と発芽しにくく、育つ畑と育たない畑に分かれやすく、意外と育てるのが難しい野菜であり、

二つとも、鍋やシチューといったこれからの時期身体を温めてくれる旬野菜なので、育てたい野菜だと思います。

それぞれの出身地や品種改良の結果、どのような環境が好みで、どのようにしたら、野菜の個性が発揮され、自然に育つようになるのか迫っていく講座です。

◆◇◆お知らせ◆◇◆
来月は、12/5(水)2017年の菜園の反省を来年に活かす、「エンドウとソラマメ」です。


2018年土内容充実で、
城山公民館「これならできる!自然菜園入門講座」講座が開催です。
毎月の野菜と土づくりのテーマで質問時間もたっぷりあるので是非お越しください。

今年度は、いつもの第1水曜日に
長野市城山公民館 18:30~21:25(当日、記録用動画撮影いたしております)
18:30~19:45座学
19:50~21:25質疑応答


◆次回以降の予定
【テーマ】
新年度スタート「これならできる!自然菜園入門講座~野菜編~」
10/3(水)秋の土づくり(堆肥や緑肥作物の導入法)、越冬野菜の定植・種まき。 比べて納得野菜講座「ネギとタマネギ」
11/7(水)冬の土づくり/畑の片づけ方、土壌分析、冬の米ぬか利用法、野菜の収穫・越冬保存のポイント・越冬野菜の越冬のコツ。比べて納得野菜講座「シュンギクとホウレンソウ」
12/5(水)2017年の菜園の反省を来年に活かす。比べて納得野菜講座「エンドウとソラマメ」
お楽しみに~


千曲市戸倉創造館で2018年3~2月に開校中~
『無農薬無化学肥料でもしっかりやればできる!自給稲作入門講座』
次回は、10/11(木)『堆肥づくり、田んぼの土づくり』
田んぼで生産される稲ワラ、米ぬか、モミガラ、畦草などを利用した自然堆肥づくり、ボカシづくりなど田んぼで草が生えず、稲が育つ土づくりを学びます。
田んぼの土の改良や田んぼの1年間の総合的な土づくりや堆肥づくりのゴールデンルールをご紹介します。

「草を抑え、美味しいて、稲を育てる田んぼの土づくり」です。


場所:戸倉創造館2階会議室
日時:第2木曜日 18:00~20:45まで(全12回座学のみ)
受講料:1回1,500円、一括申し込み15,000円
対象:米の自給をしたい方。米作りが初めての方大歓迎!
参考テキスト:『自給自足の自然菜園12ヶ月』(宝島社)153~174ページ

●問合せ・申し込み先●
千曲市役所経済部農林課農業振興係服部
電話026-273-1111(内線7244)
Email:nousin@city.chikuma.nagano.jp(件名を「自給稲作入門講座」として送信下さい)




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自給稲作の勉強会10月(田んぼの土づくり&稲のための土づくり)

2018-10-14 04:58:38 | 出張菜園教室
本日、ときどき

今日は、自然菜園スクール「自然菜園見学会コース」の開催日です。年間4回限定の菜園見学会で、テーマは自給自足です。
お野菜だけでなく、お米や果樹と盛りたくさんの自然農園の作り方を公開したいと思っております。




先日、前半の稲の刈り取り&脱穀が無事終了し、今年も大豊作でした。
今日の見学会でも新米を食べていただこうと思っておりますが、試食の結果、今年もかなり高得点が出そうな予感です。

自給用のお米は、収量だけでなく、食味が命。美味しいお米を育てることにも力を入れております。




稲刈りの終わった田んぼは、できるだけは早く秋処理に入りたいところです。現在、多忙ですが、タイミングが命なので、先日モミガラを撒いて秋起こししました。


稲刈り脱穀の終わった田んぼの苗代ハウスの傍らに、こぼれダネで発芽した自然生えの1株の稲。

一つの種から見事に自然に育った雄姿に、稲本来の姿を垣間見ました。






先日は、千曲市での自然自給稲作セミナー 
無農薬無化学肥料でもしっかりやればできる!
『自給稲作入門講座』~週末田んぼでらくらく自給ライフ♪
でした。

テーマは、「田んぼの土づくり&稲のための土づくり」でした。

「稲は地力で、麦は肥料でとる」と昔から言われている稲にとっての地力とはなにか、堆肥と肥料の違い、そして稲が喜び、草が困る土づくりについて、セミナーを行いました。

というのは、稲をたくさん取ろうと思って、肥料をたくさん入れると、結果草が増え、稲が軟弱化し、稲が倒れることが多く、
地力がつくのに草は生えにくく、どんどんお米の食味が良くなる土づくりとは何か、一緒に考えながらの講座でした。


また、田んぼで自給できる資材として、

稲ワラ、モミガラ、米ぬか、畦草などを活用し、田んぼで循環させる方法や地力に合わせた還元の仕方も考察しました。


講座の中で、最も興味を持ってもらったことに、「腐植」というキーワードがありました。

「腐食」:鉄などが錆びて朽ちる様
とは違い、

「腐植」:動植物のこれ以上分解できない状態で、土づくりのかなめになるもの。
の効果をご紹介し、

腐植が高まるような土づくりこそ、地力を高める土づくりをご紹介させていただきました。


参加者の中には、水分計を持ってきて計測したり、各自で交流が生まれたり、

全く初めての参加者さんや常連さんからは、終了後にいろいろご質問されたり、みなさん熱心に受講していただきありがたかったです。

自給稲作は、お勤めや野菜など他のこともやりながらの素人の稲作です。
プロのように技術や機械があるわけではないので、稲のことをもっとよく知っていただき、田んぼをよりよくし、タイミングよく関わることで、収量も食味もよく、草取りに困らない安心安全なお米づくりが普及してくれたらなーと思っております。

次回は、11/8(木)『無農薬田んぼ』(合鴨農法、無肥料栽培、不耕起、冬水田んぼなど)
無農薬の田んぼといっても、さまざまな方法が世の中にはあります。それぞれの農法の、メリット、デメリットを知り、
各地域風土、その田んぼにむいた方法で、適切な管理(野良仕事)を重ねることで、稲が喜び、草が抑えられる仕組みを学びます。

◆◇◆お知らせ◆◇◆
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次回は、10/11(木)『堆肥づくり、田んぼの土づくり』
田んぼで生産される稲ワラ、米ぬか、モミガラ、畦草などを利用した自然堆肥づくり、ボカシづくりなど田んぼで草が生えず、稲が育つ土づくりを学びます。
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「草を抑え、美味しいて、稲を育てる田んぼの土づくり」です。


場所:戸倉創造館2階会議室
日時:第2木曜日 18:00~20:45まで(全12回座学のみ)
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2018年土内容充実で、
城山公民館「これならできる!自然菜園入門講座」講座が開催です。
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今年度は、いつもの第1水曜日に
長野市城山公民館 18:30~21:25(当日、記録用動画撮影いたしております)
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◆次回以降の予定
【テーマ】
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10/3(水)秋の土づくり(堆肥や緑肥作物の導入法)、越冬野菜の定植・種まき。 比べて納得野菜講座「ネギとタマネギ」
11/7(水)冬の土づくり/畑の片づけ方、土壌分析、冬の米ぬか利用法、野菜の収穫・越冬保存のポイント・越冬野菜の越冬のコツ。比べて納得野菜講座「シュンギクとホウレンソウ」
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城山公民館夜間講座「自然菜園入門講座2018」10月秋の土作り(堆肥)&「ネギとタマネギ」

2018-10-04 09:28:27 | 出張菜園教室

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本日、




今大豆のエダマメが最盛期です。 昨日城山公民館「自然菜園入門」講座に行く前も、お世話になっている方用に、収穫しました。

すぐ茹でて食べる場合は、サヤで収穫ですが、半日以上収穫~調理まで時間ある場合は、基本枝採り(葉を除く)で収穫します。

毎年、コクの「丹波黒豆」と、甘みの「こうじいらず大豆」を収穫しておりますが、
大干ばつの際は、田んぼの水を畝間に流し込んだのが幸いして、今年も上々の育ち具合です。

毎日変化する風味を味わっております。




毎月第1水曜日の18:30~長野市城山公民館で開催しておりますが、

今月のテーマは、10月秋の土作り(堆肥)&「ネギとタマネギ」です。

自然菜園は、1年中土づくりをしながら、野菜を育てるのが特徴なので、今回は秋にぴったりの土づくりとして堆肥での土づくりをご紹介しました。


堆肥と肥料は目的が異なります。

そのため、目的に適った使い方や、タイミングなどがあるのでまずは、その2つの違いと土づくりとは何かご紹介いたしました。




「水持ちが良く、水はけが良く、保肥力が高い」土が、野菜の根を育て、野菜を健全に育ててくれます。

水持ちがいいのに、水はけが良いという、まさに矛盾する構造を持った土こそ、「団粒構造が発達した土」であり、土づくりの究極の目的が土の団粒化になってきます。

その構造と作られ方、そして発達していく様や、その結果どのように「水持ちが良く、水はけが良く、保肥力が高い」土ができていくのかご紹介しました。


毎年同じ堆肥を使っていると、土は微生物は、固定されたり、養分は偏ったりするものです。

化学肥料と有機肥料の違いを知り、堆肥を使い分けるコツもご紹介しました。


土の構造を3つのカテゴリーから学び、

生物性を高めることで、物理性と化学性を一気に飛躍させる試み、それが




緑肥作物の導入です。

昨日発売された最新号2018年11月号「野菜だより」(学研プラス)でも、
緑肥特集を監修させていただきましたが、緑肥作物は、トラクターや鍬などでは届かない土の深いとろまで耕してくれ、また生き物の力で土づくりをしてくれます。


後半は、野菜を比較しながらそれらの野菜をもっと知ってもらおうと「ネギとタマネギ」を学びました。






ネギは、直根を持たず、ヒゲ根しかない、しかも葉の中は空洞という変わった植物です。また、ネギはよく育つのに、タマネギが育たないことも多く、
2つの野菜の出身地の違いや、根の張り方の違いからくる共通点と異なる点をピックアップしながら、栽培に活かすコツを勉強しました。

長野市で行っている講座ですが、全国展開できないのが惜しい内容なので、いずれは、動画などで発信できる仕組みづくりや、無農薬で自然に野菜が育てることを学べる何かを構築できたらと思っております。

「自然に、食べるものを育てる」だけで、大地は、呼吸ができるようになり、緑化されることで大気は浄化され、「生きた土」が地球を癒し、永続可能な暮らしにつながっていきます。

無農薬・家庭菜園が自然との対話の場所になり、教育になり、友人知人との出会いの場になり、食糧生産の場所でもあり、癒される場所にもなっているように思います。

そんな無農薬の家庭菜園が大好きなので、応援できたらなーと思っております。

次回は、

2018年土内容充実で、
城山公民館「これならできる!自然菜園入門講座」講座が開催です。
毎月の野菜と土づくりのテーマで質問時間もたっぷりあるので是非お越しください。

今年度は、いつもの第1水曜日に
長野市城山公民館 18:30~21:25(当日、記録用動画撮影いたしております)
18:30~19:45座学
19:50~21:25質疑応答


◆次回以降の予定
【テーマ】
新年度スタート「これならできる!自然菜園入門講座~野菜編~」
10/3(水)秋の土づくり(堆肥や緑肥作物の導入法)、越冬野菜の定植・種まき。 比べて納得野菜講座「ネギとタマネギ」
11/7(水)冬の土づくり/畑の片づけ方、土壌分析、冬の米ぬか利用法、野菜の収穫・越冬保存のポイント・越冬野菜の越冬のコツ。比べて納得野菜講座「シュンギクとホウレンソウ」
12/5(水)2017年の菜園の反省を来年に活かす。比べて納得野菜講座「エンドウとソラマメ」
お楽しみに~



◆◇◆お知らせ◆◇◆

千曲市戸倉創造館で2018年3~2月に開校中~
『無農薬無化学肥料でもしっかりやればできる!自給稲作入門講座』
次回は、10/11(木)『堆肥づくり、田んぼの土づくり』
田んぼで生産される稲ワラ、米ぬか、モミガラ、畦草などを利用した自然堆肥づくり、ボカシづくりなど田んぼで草が生えず、稲が育つ土づくりを学びます。
田んぼの土の改良や田んぼの1年間の総合的な土づくりや堆肥づくりのゴールデンルールをご紹介します。

「草を抑え、美味しいて、稲を育てる田んぼの土づくり」です。


場所:戸倉創造館2階会議室
日時:第2木曜日 18:00~20:45まで(全12回座学のみ)
受講料:1回1,500円、一括申し込み15,000円
対象:米の自給をしたい方。米作りが初めての方大歓迎!
参考テキスト:『自給自足の自然菜園12ヶ月』(宝島社)153~174ページ

●問合せ・申し込み先●
千曲市役所経済部農林課農業振興係服部
電話026-273-1111(内線7244)
Email:nousin@city.chikuma.nagano.jp(件名を「自給稲作入門講座」として送信下さい)




現在、『竹内孝功さんの自然菜園講座オンライン動画サイト試験発信中~
※有料サイトの都合、登録などの際に一部英語表記になっております。

※最新動画、「畑での野良仕事(実技編)」前編・後編もアップグレードできました。
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自給稲作の勉強会9月(はざがけ、脱穀、秋起こし)

2018-09-18 08:01:56 | 出張菜園教室

新刊発売中!!さっそくの重刷決定!ありがとうございます。第一弾!『とことん解説!タネから始める 無農薬「自然菜園」で育てる人気野菜』(洋泉社)
今までの自然菜園でわかりにくかった点を見事に解説!最新技術を加え、決定版になっております。


第二弾!4/19新発売『プランターで寄せ植え野菜』
プランターは、失敗しやすいものですが、基本を守れば、とっても簡単です!今回は、寄せ植えで2~3種類の相性の良い野菜を混植し、1枚のメニューになるようにイラストと写真でまとまっております。プランタ―だけでなく、庭や菜園でも使える組み合わせなので、参考にしてみてください。


本日、

久々のブログ更新です。
今日は、この後「田舎暮らしの本」(宝島社)連載中の取材です。


連日秋の長雨で降ったりやんだり雨雲続きでしたが、この3日間は、連日晴天予報なので、田んぼも稲刈りできる位乾いてくれることでしょう。

実は、この稲刈りの後が、とても大切な「秋起こし」なので、「秋起こし」を踏まえて稲刈りを行います。

稲の出来不出来は、去年の稲刈りからの春までの土づくりと、春からの土づくり&稲のお世話の結果です。
つまり、稲刈り後~田植えまでがとても重要で、無農薬栽培では「秋起こし」こそが、来年田んぼの草が生えやすくなるのか、稲が良く育つのか左右するか決めてしまうほどです。


秋~田植えまでにほとんどが決まってしまうので、その後どんなに頑張っても大逆転はないものです。


今回の【夜の部】戸倉創造館座学教室(長野県千曲市戸)

無農薬無化学肥料でもしっかりやればできる!
『自給稲作入門講座』
~週末田んぼでらくらく自給ライフ♪』
で、その稲刈り前後の大切さをお伝えしました。

自給稲作では、無農薬・無化学肥料×稲作専業できない×プロではない条件に加えて、
美味しく×多収×作業時間最短で行いたいものですから、1年前に去年から何をしておくと楽で、どのタイミングで行うのか、無農薬栽培と農薬化学肥料栽培との違いを明確に講座を1年間行っております。






講座そのものは、野良仕事が終わった夜間なので、多少眠くなってしまいますが、
室内の座学ならではの学び方で、パワーポイントで写真を使って行っております。


例えば、稲刈りするタイミングの見極め方や




野良仕事自体が、伝統的に説明なしで、各自で上手な方の背中を観て獲得する方法が稲作では主流なので、

はざがけのコツなど、田んぼでの稲刈り前に知っておくと、野良仕事際にスムーズに行えるように心がけてはおりますが、

実際に伝えるのは難しさも感じております。

もしくは、解説しながら、伝統的な野良仕事に込められた数々の匠な業の凄さに改めて脱帽です。

ただかける「はざがけ」と、お米が美味しく増量する「はざがけ」では大きな違いが生まれてしまうからです。






今回は実際に、化学肥料農薬の稲(稲刈り前)と無農薬無化学肥料の稲(稲刈り前)の違い、

稲が健康に育ったか、最後まで養分水分を吸収し、葉から蒸散してくれ、田んぼを乾かしてくれる稲の特長を実際に観てもらいました。

次回は、10/11(木)『堆肥づくり、田んぼの土づくり』
田んぼで生産される稲ワラ、米ぬか、モミガラ、畦草などを利用した自然堆肥づくり、ボカシづくりなど田んぼで草が生えず、稲が育つ土づくりを学びます。
田んぼの土の改良や田んぼの1年間の総合的な土づくりや堆肥づくりのゴールデンルールをご紹介します。

3/8(木)スタート!! 千曲市戸倉創造館で2018年3~2月に千曲市教室開校します!!
『無農薬無化学肥料でもしっかりやればできる!自給稲作入門講座』

場所:戸倉創造館2階会議室
日時:第2木曜日 18:00~20:45まで(全12回座学のみ)
受講料:1回1,500円、一括申し込み15,000円
対象:米の自給をしたい方。米作りが初めての方大歓迎!
参考テキスト:『自給自足の自然菜園12ヶ月』(宝島社)153~174ページ

●問合せ・申し込み先●
千曲市役所経済部農林課農業振興係服部
電話026-273-1111(内線7244)
Email:nousin@city.chikuma.nagano.jp(件名を「自給稲作入門講座」として送信下さい)


◆◇◆お知らせ◆◇◆

2018年土内容充実で、
城山公民館「これならできる!自然菜園入門講座」講座が開催です。
毎月の野菜と土づくりのテーマで質問時間もたっぷりあるので是非お越しください。

今年度は、いつもの第1水曜日に
長野市城山公民館 18:30~21:25(当日、記録用動画撮影いたしております)
18:30~19:45座学
19:50~21:25質疑応答


◆次回以降の予定
【テーマ】
新年度スタート「これならできる!自然菜園入門講座~野菜編~」
10/3(水)秋の土づくり(堆肥や緑肥作物の導入法)、越冬野菜の定植・種まき。 比べて納得野菜講座「ネギとタマネギ」
11/7(水)冬の土づくり/畑の片づけ方、土壌分析、冬の米ぬか利用法、野菜の収穫・越冬保存のポイント・越冬野菜の越冬のコツ。比べて納得野菜講座「シュンギクとホウレンソウ」
12/5(水)2017年の菜園の反省を来年に活かす。比べて納得野菜講座「エンドウとソラマメ」
お楽しみに~




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大地の再生&自然菜園コラボ講座8月(2日目:元水田を緑肥作物で畑化、苗代づくり、有機物マルチ)

2018-08-15 08:21:37 | 出張菜園教室

新刊発売中!!さっそくの重刷決定!ありがとうございます。第一弾!『とことん解説!タネから始める 無農薬「自然菜園」で育てる人気野菜』(洋泉社)
今までの自然菜園でわかりにくかった点を見事に解説!最新技術を加え、決定版になっております。


第二弾!4/19新発売『プランターで寄せ植え野菜』
プランターは、失敗しやすいものですが、基本を守れば、とっても簡単です!今回は、寄せ植えで2~3種類の相性の良い野菜を混植し、1枚のメニューになるようにイラストと写真でまとまっております。プランタ―だけでなく、庭や菜園でも使える組み合わせなので、参考にしてみてください。


本日、のち




昨日は、合計1時間に4~5mmのゲリラ豪雨&夕立がありました。 

35日間雨が全くなく、その後、1mmあるかないかが2日。昨日はしっかり濡れ染み込むほどに雨が来てくれました。

雨が降っても降らなくてもよい野良仕事してあったので、雨水は、横に流れることなく、深く深く染み込んでくれたようです。本当にありがたい限りです。これで草が伸び、野菜も育ちます。




矢野さんとの朝の開墾を終え、9時半からは、2日目は自然菜園講座。

大地の再生でもよく出てくる「団粒構造」。実際はどんなもので、どのような構造がどんな役に立っていて、どのように発達し、その団粒構造を発達させるためにはどうしたらいいのか、そんなかゆい所に手が届くような座学を行いました。

実際に、団粒構造のイメージを共有し、団粒構造が発達した土はどんな効果があるのか見てもらい、
自然菜園ならではの自然耕(緑肥作物による耕運)のメカニズムを学んでいただきました。


一日経った前日みんなで風の草刈りをした田んぼは、草がなくなっただけでなく、イネも一段と元気になっておりました。


ここは、元田んぼを矢野さんたちが1日で重機を使い水脈を調え、畝立てした畑です。

現在、多忙を極める大地の再生の活動で十分に野菜を育てる時間がとれない点と、風の草刈りなどの管理で、表層10~15㎝はとても柔らかくなってきているのですが、
スコップ(大)で土を掘ると30㎝以下がとても硬くしまっているので、

座学でも行った


緑肥作物「セスバニア」

1.5m以上に育つ「セスバニア」は根も1m以上に育ち、レンゲのチッソ4倍固定しながら、硬盤層を破壊してくれます。


「クロタラリア」「ソルゴー」などに自然耕してもらっております。


半分の農地は、そのまま畝の上は、風の草刈りのみで管理し、通路のみソルゴーといった感じで、「セスバニア」を導入した区画とそうでない場所に分けて対照実験的に管理しております。

元田んぼは、やはり水がたまりやすいようになっているので、
野菜を育てるのであれば、水脈整備と畝立てと共に、硬盤層の破壊が何より早道です。

今回は、大地の再生目線でいえば、緑肥作物たちによって無数の深い点穴を掘ってもらいながら、根の共生菌たちによって野菜が育つ大地にネットワークを張ってもらいます。



元田んぼだったので、一部苗代にしていたところも、手が行きとどかず、背丈を越える草に覆われておりました。

見方を変えるとそれほどに草が大きく慣れる位大地が呼吸をし始めたともいえますが、生えている草がまだまだ耕作放棄地の延長だったので、今回は、刈って来年の苗代になってもらうべく野良仕事を行いました。




具体的には、草を地際で刈って、草をいったんどけてから、残った根と土を管理機で米ぬかを撒いてから耕し、整地し、軽く鎮圧した後、

刈った草を元の場所に敷きつめ、草マルチし、その上から米ぬかをパラパラ補いました。

ただ草を刈っただけでは、また耕作放棄地の草が復活するので、草が復活できず、土に自然に還るような野良仕事を心がけ、
今年の秋に、もう一度、クン炭、米ヌカ、稲ワラで、来年の苗代に仕上げる前段階を整えました(整備しました)。

この時期は、矢野さんがいうように、有機物が分解しやすく、ガスが抜けやすい時期なので、自然耕でも含め、大胆に耕すことができます。

草の種類と草の勢い、そして時期に合わせて野良仕事ができるとどんどん良くなります。


最後に初日に予定していた、有機物チップを農道に散布することで、砂利やコンクリートで硬く締まった農道が、粉砕した木のチップによって覆われ、
多少の雨風によって雨水が走ったり、乾いて砂ほこりが出たりしないように、施工しました。

大地の再生の農地整備の基本は、農道の整備にこそあります。
農道はまず、整備されず、たまに伸びすぎた草を刈る程度なのが、全国共通した現状かと思います。

矢野さんの大地の再生では、農地以上に、農道から始まり、農道に終わる位農道の整備に重点をおいております。

それは、農道や水路など共通に使う場所こそ、農地を囲む外堀であり、その外堀の風通し、水脈整備こそが、農道に多大に影響をもたらしているからです。
一見関係なさそうな農道など外環境こそが、内環境(農地)を決定づけるといえる取り組みです。

実際に、昔の結いの作業では、農地に入る前に、集落のみんなで結いの活動で、まず農道や水路(水脈)整備からはじめ、その後各自の農地を耕作したものです。

大地の再生とのコラボ講座は、里山の整備や耕作放棄地の開墾、そして農地の野良仕事という内外の水脈と空気の流れを人脈(結い)でつなぐことを学び体験する講座だと思います。

私自身、農地が専門だっただけに、矢野さんから大地の視点と大地の再生法により大きく開眼し、学びを深めさせていただいております。

2日目は、1日目の矢野さんとのコラボからインスパイアされて生まれる自然菜園を一緒に体験してもらっております。

次回は、9~10月はコラボ講座はお休みで、どうも11月12月の第二土日当りになりそうです。

3カ月後にまた、上野原で皆様とお会いできること楽しみにしております~。



◆◇◆お知らせ◆◇◆


3/8(木)スタート!! 千曲市戸倉創造館で2018年3~2月に千曲市教室開校します!!
『無農薬無化学肥料でもしっかりやればできる!自給稲作入門講座』

次回は、9/13(木)『はざがけ、脱穀から秋起こし』です。

場所:戸倉創造館2階会議室
日時:第2木曜日 18:00~20:45まで(全12回座学のみ)
受講料:1回1,500円、一括申し込み15,000円
対象:米の自給をしたい方。米作りが初めての方大歓迎!
参考テキスト:『自給自足の自然菜園12ヶ月』(宝島社)153~174ページ

●問合せ・申し込み先●
千曲市役所経済部農林課農業振興係服部
電話026-273-1111(内線7244)
Email:nousin@city.chikuma.nagano.jp(件名を「自給稲作入門講座」として送信下さい)




2018年土内容充実で、
城山公民館「これならできる!自然菜園入門講座」講座が開催です。
毎月の野菜と土づくりのテーマで質問時間もたっぷりあるので是非お越しください。

この冬の菜園ができない時期にこそ、知っておいてほしい土づくりの基本を行います。
次回から2回にわたって、今度は菜園の環境を調え、病虫害を出にくくし、体力や持久力をつけるトレーニング(菜園プラン)にするのかを行います。
少量多品目を育てることは農家さんでも難しく、家庭菜園ならではの最低限の知識や工夫を学び、病虫害、連作障害が起こりにくく、それでいて野菜を育てれば育てるほど土が良くなっていく菜園プランをご紹介する予定
です。

今年度は、いつもの第1水曜日に
長野市城山公民館 18:30~21:25(当日、記録用動画撮影いたしております)
18:30~19:45座学
19:50~21:25質疑応答


新年度も第一水曜日で、「無農薬・自然菜園入門講座」を行います。
◆次回以降の予定
【テーマ】
新年度スタート「これならできる!自然菜園入門講座~野菜編~」
9/5(水)夏野菜の自家採種、冬野菜の種まき・定植のコツ「カブとミズナ」


お楽しみに~




現在、『竹内孝功さんの自然菜園講座オンライン動画サイト試験発信中~
※有料サイトの都合、登録などの際に一部英語表記になっております。

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大地の再生&自然菜園コラボ講座8月(1日目:水田の水脈&耕作放棄地の開墾)

2018-08-14 10:51:54 | 出張菜園教室

新刊発売中!!さっそくの重刷決定!ありがとうございます。第一弾!『とことん解説!タネから始める 無農薬「自然菜園」で育てる人気野菜』(洋泉社)
今までの自然菜園でわかりにくかった点を見事に解説!最新技術を加え、決定版になっております。


第二弾!4/19新発売『プランターで寄せ植え野菜』
プランターは、失敗しやすいものですが、基本を守れば、とっても簡単です!今回は、寄せ植えで2~3種類の相性の良い野菜を混植し、1枚のメニューになるようにイラストと写真でまとまっております。プランタ―だけでなく、庭や菜園でも使える組み合わせなので、参考にしてみてください。


本日、のちの予報。
お盆いかがお過ごしでしょうか?

昨日は、関東一円、100mmを超す大雨だったようですが、大丈夫でしたか?

山梨出張中に、35日ぶりに2~3㎜のお湿りがありました。
出張に行く前に、雨が降っても降らなくてもよいように、たっぷり灌水を行っていったので、わずかな雨でしたが久々に葉っぱに天然の雨が当って、帰宅後野菜がもろ手をあげて喜んでおりました。








先週末は、山梨県上野原市に、大地の再生&自然菜園コラボ講座が開催されました。

大地の再生の本拠地である上野原講座では、「日頃の庭や森などの講座と異なり、農地において大地の再生中心に、
1日目矢野さん自身農地での大地の再生を学び、2日目はそれを受けて、自然菜園、自然農法でいかに耕作放棄地を維持管理しながら作物を育てるのか」
を学びます。




矢野さん自身は、7月の西日本豪雨災害地の復興をいち早く行ってきたところでした。
矢野さん自身の話を聴けばきくほど、今回の災害は一概に天災だけでなく、アスファルトやコンクリートによって大地が呼吸できず、溜りに溜った土砂やヘドロが崩壊し、被害を拡大した経緯を知りました。

また、通常被災地で出た、コンクリートや流木などは、重機によって片づけられ、どこか違う場所に運ばれたり、今以上にコンクリートやアスファルトで補強されます。
その結果、被災地予備軍ができ、より一層大地は呼吸ができなくなり、負の連鎖はどんどん拡大するばかりです。




大地の再生の講義のあとは、実習として、上野原で矢野さんたちが維持管理している農地を巡回しました。

土嚢袋の中身は、都会の園芸店で使用済みになった培土でした。
土嚢袋に入れて積んでおきブルーシートで雨水をさけることで、空気が循環することになり、積んでおくだけで培土は再生され、結果また都会に培土を還したいそうです。


この果樹園では、ときどきイノシシが来て大地を撹拌していきます。

一見イノシシが荒らしたかのような場所は、矢野さんの見立てでは、「大地が膿、ガスが抜けにくくなっている場所で、イノシシが撹拌することで、ガスが程良く抜ける」そうです。

実際にそうしてみると、イノシシの荒らしたところは水が停滞しており、ネズミやモグラが穴を掘る場所は、決まって水脈上にあり、自然動物に一切迷いなく、無駄がないことがわかります。


実際に、この果樹園は、中央高速建設の際に出た残土置き場だったそうです。

その残土に水脈を通し、果樹を移植し、現在では、多忙極める大地の再生のメンバーの手入れによって、

果樹の株元には草が生え、土はフカフカになっておりました。








次に向かったのは、水田です。

水田は、水の塊、水脈の知りつくす矢野さんがどのような水田管理をしているのか、とても興味がありました。




水田の水の入口、出口の水管理は、とてもデリケートでした。

ある程度水が流れ、稲が喜ぶ水流にすると草が抑えられ、稲の生育が良くなり、水の浮力がかかることで土がいわゆるトロトロ層になるそうです。


水の流れが良くなるように、のこぎり鎌などで滞りを通してあげます。



1枚の田んぼは、稲がカヤツリグサに飲まれていました。

通常であれば、稲を残して、すべての草を借りたいところですが、矢野さんは、草を全部刈らずに、風が通る程度に草を刈ってまずは風を通し、水の流れを導きます

刈った草は、稲の株元に敷き、敷いた草を踏みながら刈っていく感じです。






もうひとつの田んぼは、初期に水が少なく、畑の草に覆われていました。

参加者全員で、風を通すように草を刈りました。

全く稲がなくなっているところは、適度に草を残すのも矢野さん独自です。


2日目






2日目の朝は、自然菜園講座前に、重機で、耕作放棄地の開墾です。

開墾といっても、土をただ掘り起こすのではなく、硬く締まった大地の水脈沿いを重機でひっかき、


適度にならし、




残した草を「風の草刈り」で、ナイロンコードの草払い機で刈っていきます。


この開墾の様子は、重機⇒イノシシのほじくり


雨や風の整地⇒人の土ならしでした。

こうすることで、硬く締まった大地が呼吸を取り戻し、草が大人しく、雨風で硬く締まらず、かえって土が柔らかくなる開墾です。

自然の理と営みを、常識では計り知れない大胆な大地の再生の手法で、行う現場を体験できました。

今までにない視点と技で今回もとても勉強になりました。


つづく



◆◇◆お知らせ◆◇◆


3/8(木)スタート!! 千曲市戸倉創造館で2018年3~2月に千曲市教室開校します!!
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日時:第2木曜日 18:00~20:45まで(全12回座学のみ)
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千曲市役所経済部農林課農業振興係服部
電話026-273-1111(内線7244)
Email:nousin@city.chikuma.nagano.jp(件名を「自給稲作入門講座」として送信下さい)




2018年土内容充実で、
城山公民館「これならできる!自然菜園入門講座」講座が開催です。
毎月の野菜と土づくりのテーマで質問時間もたっぷりあるので是非お越しください。

この冬の菜園ができない時期にこそ、知っておいてほしい土づくりの基本を行います。
次回から2回にわたって、今度は菜園の環境を調え、病虫害を出にくくし、体力や持久力をつけるトレーニング(菜園プラン)にするのかを行います。
少量多品目を育てることは農家さんでも難しく、家庭菜園ならではの最低限の知識や工夫を学び、病虫害、連作障害が起こりにくく、それでいて野菜を育てれば育てるほど土が良くなっていく菜園プランをご紹介する予定
です。

今年度は、いつもの第1水曜日に
長野市城山公民館 18:30~21:25(当日、記録用動画撮影いたしております)
18:30~19:45座学
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新年度も第一水曜日で、「無農薬・自然菜園入門講座」を行います。
◆次回以降の予定
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9/5(水)夏野菜の自家採種、冬野菜の種まき・定植のコツ「カブとミズナ」


お楽しみに~




現在、『竹内孝功さんの自然菜園講座オンライン動画サイト試験発信中~
※有料サイトの都合、登録などの際に一部英語表記になっております。

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大地の再生×自然菜園番外編:風の紅茶づくり

2018-06-12 07:28:24 | 出張菜園教室

新刊発売中!!さっそくの重刷決定!ありがとうございます。第一弾!『とことん解説!タネから始める 無農薬「自然菜園」で育てる人気野菜』(洋泉社)


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プランターは、失敗しやすいものですが、基本を守れば、とっても簡単です!今回は、寄せ植えで2~3種類の相性の良い野菜を混植し、1枚のメニューになるようにイラストと写真でまとまっております。プランタ―だけでなく、庭や菜園でも使える組み合わせなので、参考にしてみてください。


本日、ときどき

関東甲信越である長野も梅雨入り宣言されたものの、梅雨らしい雨はなく、降りそうで降らない日がつづき、昨晩少しお湿りが合ったようです。






実は、紅茶が大好きで、そのためにインドまで行ってしまったこともありますが、3月から始めた大地の再生×自然菜園コラボ講座の番外編として、紅茶づくりを始めて体験してきました。

山梨県上野原は、大地の再生の矢野さんの本拠地であり、矢野さんが地元からたくさんの農地を借りて管理しております。

この茶園もその一つで、数年大地の再生の手法で管理し、点穴を開け、風の草刈りでお茶の樹を維持管理してきたそうです。

そのためお茶の樹がものすごくいい感じになっているため、スタッフ間で紅茶づくりが始まった経緯があります。

春摘み後で雨が少なかったため、まだ初夏摘みには早いようでしたが、今回紅茶を一から作ってみたいという夢がかなって紅茶づくりを体験してきました。





1時間位2人で柔らかそうな葉を選んで、お茶摘み。さっと水洗いして虫やほこりを洗い流した後、




約1日、自然乾燥。専門用語では、「萎凋工程(お茶の水分を抜く)」です。

紅茶をいれたり、飲むのは専門ですが、作るのは素人なので、詳しく知りたい方は、↓サイトをご参照ください。
『自宅で美味しいお茶が作れる!紅茶の作り方』




「揉捻工程(お茶をもむ)」作業中、両手がベトベトで写真が撮れませんでしたが、1時間位しっとりして車でもみ込みました。

この後は、翌日菜園野良の仕事があったため、「発酵止め (超重要)」「乾燥」はできず、やっていただきました。






3日後の早朝、出来上がった紅茶をお土産にいただき、昨日初自作紅茶を試飲させていただきました。

一見お番茶のような仕上がりになったのは、硬い葉の部分(半分ちぎってもんだが縮れなかった)が残ったからです。

あと2~3回淹れてみないと正直正確にとらえることはできませんが、初紅茶、ビギナーズラックと一緒に作ってくれた方の丁寧な仕事のお蔭で、とてもまろやかな和のダージリンといった感じで、最高の一杯に仕上がっておりました。

紅茶は、完全発酵茶(ウーロン茶は、半発酵茶。緑茶は発酵させないお茶)なので、一番素人でも作りやすいお茶かもしれません。(プロが聴いたら、違うというと思いますが、、、)

また、大地の再生で、よみがえったお茶園は、素人が見ても元気な樹と様々な動植物と共生し、素晴らしい生命力を漲っておりました。

そのお茶の樹からできた紅茶は、とても甘く、綺麗な風味がたまりません。育ちの良さが、伝わってきます。

長野は、霜が強く、お茶の樹が育たないため、紅茶づくりはほぼあきらめていたのですが、こうして大地の再生さんとご一緒できて夢がかないました。ありがとうございました。

お茶の樹が育つ地域の方は、家庭菜園の一角で、お茶の樹を育てて、お茶づくりもいいなーと思いました。




3/8(木)スタート!! 千曲市戸倉創造館で2018年3~2月に千曲市教室開校します!!
『無農薬無化学肥料でもしっかりやればできる!自給稲作入門講座』

次回は、「 6/14(木)草と虫の種類別の付き合い方」です。

場所:戸倉創造館2階会議室
日時:第2木曜日 18:00~20:45まで(全12回座学のみ)
受講料:1回1,500円、一括申し込み15,000円
対象:米の自給をしたい方。米作りが初めての方大歓迎!
参考テキスト:『自給自足の自然菜園12ヶ月』(宝島社)153~174ページ

●問合せ・申し込み先●
千曲市役所経済部農林課農業振興係服部
電話026-273-1111(内線7244)
Email:nousin@city.chikuma.nagano.jp(件名を「自給稲作入門講座」として送信下さい)




2018年土内容充実で、
城山公民館「これならできる!自然菜園入門講座」講座が開催です。
毎月の野菜と土づくりのテーマで質問時間もたっぷりあるので是非お越しください。

この冬の菜園ができない時期にこそ、知っておいてほしい土づくりの基本を行います。
次回から2回にわたって、今度は菜園の環境を調え、病虫害を出にくくし、体力や持久力をつけるトレーニング(菜園プラン)にするのかを行います。
少量多品目を育てることは農家さんでも難しく、家庭菜園ならではの最低限の知識や工夫を学び、病虫害、連作障害が起こりにくく、それでいて野菜を育てれば育てるほど土が良くなっていく菜園プランをご紹介する予定
です。

今年度は、いつもの第1水曜日に
長野市城山公民館 18:30~21:25(当日、記録用動画撮影いたしております)
18:30~19:45座学
19:50~21:25質疑応答


新年度も第一水曜日で、「無農薬・自然菜園入門講座」を行います。
◆次回以降の予定
【テーマ】
新年度スタート「これならできる!自然菜園入門講座~野菜編~」
4/4(水)―  春の土づくり(畝立て、クラツキ、緑肥mix)、「ジャガイモとネギ」
5/2(水)―  夏野菜の植え付け(支柱&誘引、混植)、「トマトとキュウリ」
6/6(水)―  マメ科で土づくり、「ナスとトウモロコシ」
※自然苗販売会(18:00~18:25駐車場にて)


お楽しみに~




現在、『竹内孝功さんの自然菜園講座オンライン動画サイト試験発信中~
※有料サイトの都合、登録などの際に一部英語表記になっております。

※最新動画、「畑での野良仕事(実技編)」前編・後編もアップグレードできました。
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大地の再生&自然菜園講座 vol.2(農道整備と夏野菜の定植)

2018-05-16 07:05:55 | 出張菜園教室

新刊発売中!!さっそくの重刷決定!ありがとうございます。第一弾!『とことん解説!タネから始める 無農薬「自然菜園」で育てる人気野菜』(洋泉社)


第二弾!4/19新発売『プランターで寄せ植え野菜』
プランターは、失敗しやすいものですが、基本を守れば、とっても簡単です!今回は、寄せ植えで2~3種類の相性の良い野菜を混植し、1枚のメニューになるようにイラストと写真でまとまっております。プランタ―だけでなく、庭や菜園でも使える組み合わせなので、参考にしてみてください。


本日、の予報。
最高気温予報30℃、まだ5月中旬にもかかわらずです。


先週末、山梨県上野原市にある大地の再生の本部に、大地の再生&自然菜園講座 vol.2(農道整備と夏野菜の定植)に行ってきました。

開始前の時間、矢野さんと圃場状態の見回り(下調べ)をしました。
この圃場は、お茶畑で、ここで作った紅茶がとても美味しかったです。






田んぼの苗代では稲たちが発芽し、去年よりも田んぼの草に切り替わっている点など、大地の再生視点での田んぼは新鮮でした。



山梨に軽トラで持ってきた苗たちは、山梨の太陽と水で、深呼吸させました。




初日は、矢野さんによる大地の再生講座です。スライドを使って、基本から現在の施工中の現場写真などで基本を学びます。










大地の再生講座の駐車場の水道整備メンテナンスを教わりました。

移植ゴテ一つと周囲の有機物と石と土で、車の重みに耐える水道のメンテナンス。
大地の再生の基本はここに詰まっていると思いました。




何気ない、脇水の支流を観ると、直線上に落ち葉が堆積していました。

自然界には直線はなく、落ち葉が溜まる理由があり、その理由を理解しながら落葉をちょっとずつ動かすと、詰まっていた流れが自然になりました。

こんな些細な点にこそ、大地の再生の水脈の基本が学べました。

大地の再生は、自然が本来持っている循環、浄化、生命の営みを支える人の役割を再認識させられます。

直接今の生活には関係なさそうな点こそが、今の生活の原点そのものなので、この原点こそ、日頃の生活の営みの中で大切にしたいと思います。







田んぼに行くまでの農道整備です。

これから田んぼが始まり、梅雨になり、水があふれたりする前にこそ、メンテナンスするのが大切だと思いましたし、
些細な点を早めに見つけ、メンテナンスしておけば、大事にはいただないことも教わりました。




風の草刈りものこぎり鎌が基本になります。


草の折れ曲がる第1のコシ、第2のコシ、第3のコシを確認しながら刈っていきます。


草払い機も使って、風の草刈りを教わりました。


2日目



宿泊先のお世話人のしんしん宅での出来事。

長年防草シートを張ってあった場所に緑肥mixを蒔いたのですが、発芽してきたのは、水脈を切ったところだけ。

水脈上に如何に植物が生え、育つのかすごく学べるところでした。


2日目は、自然菜園講座。

大地の再生を学び、その学びを活かして、菜園と向き合う。

野菜は、草木に比べるとずいぶん作物だけあって不自然な存在。

大地の再生の知恵を活かしながら、野菜が野菜らしく自然に育つ環境を作って育てていきます。


講座中、3時間酢を300倍に薄めた水を底面から野菜に吸わせておくことも大切な野良仕事です。




今回は、田んぼと菜園をつなぐ、クン炭造りも学びました。



草が生え始めてきた菜園を野菜に合わせて野良仕事して行きます。






3月にネギくらつきした場所に、カボチャを定植して行きます。


各々1区画ずつ野菜と草と土に向き合い支柱を挿してから、野菜を植えて行きます。

草を刈っただけでは菜園になりません。野菜を育てて初めて菜園になっていきます。

この畑は元田んぼということもあり、ネギとエダマメの力を借りて、野菜とタックを組んで、菜園にしていきます。

開催は、5~12月まで第2土日を予定しております~。




3/8(木)スタート!! 千曲市戸倉創造館で2018年3~2月に千曲市教室開校します!!
『無農薬無化学肥料でもしっかりやればできる!自給稲作入門講座』

次回は、「 6/14(木)草と虫の種類別の付き合い方」です。

場所:戸倉創造館2階会議室
日時:第2木曜日 18:00~20:45まで(全12回座学のみ)
受講料:1回1,500円、一括申し込み15,000円
対象:米の自給をしたい方。米作りが初めての方大歓迎!
参考テキスト:『自給自足の自然菜園12ヶ月』(宝島社)153~174ページ

●問合せ・申し込み先●
千曲市役所経済部農林課農業振興係服部
電話026-273-1111(内線7244)
Email:nousin@city.chikuma.nagano.jp(件名を「自給稲作入門講座」として送信下さい)




2018年土内容充実で、
城山公民館「これならできる!自然菜園入門講座」講座が開催です。
毎月の野菜と土づくりのテーマで質問時間もたっぷりあるので是非お越しください。

この冬の菜園ができない時期にこそ、知っておいてほしい土づくりの基本を行います。
次回から2回にわたって、今度は菜園の環境を調え、病虫害を出にくくし、体力や持久力をつけるトレーニング(菜園プラン)にするのかを行います。
少量多品目を育てることは農家さんでも難しく、家庭菜園ならではの最低限の知識や工夫を学び、病虫害、連作障害が起こりにくく、それでいて野菜を育てれば育てるほど土が良くなっていく菜園プランをご紹介する予定
です。

今年度は、いつもの第1水曜日に
長野市城山公民館 18:30~21:25(当日、記録用動画撮影いたしております)
18:30~19:45座学
19:50~21:25質疑応答


新年度も第一水曜日で、「無農薬・自然菜園入門講座」を行います。
◆次回以降の予定
【テーマ】
新年度スタート「これならできる!自然菜園入門講座~野菜編~」
4/4(水)―  春の土づくり(畝立て、クラツキ、緑肥mix)、「ジャガイモとネギ」
5/2(水)―  夏野菜の植え付け(支柱&誘引、混植)、「トマトとキュウリ」
6/6(水)―  マメ科で土づくり、「ナスとトウモロコシ」
※自然苗販売会(18:00~18:25駐車場にて)


お楽しみに~




現在、『竹内孝功さんの自然菜園講座オンライン動画サイト試験発信中~
※有料サイトの都合、登録などの際に一部英語表記になっております。

※最新動画、「畑での野良仕事(実技編)」前編・後編もアップグレードできました。

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