本日、。
先日正月明けに、猟の勉強に行ってきました。
その際に、空気銃で打った記事の写真です。
最近では、獣害が家庭菜園でも深刻になってきました。
特に長野県では、全国的にも鹿の被害が多く、それ以外の猿、イノシシ、熊も顕著になってきています。
そこで、ここ数年、冬の間に狩りの見学に行き、獣について勉強中です。
猟師さんのお宅では、前日採れたキジを軒先に吊るしておき、熟成させてから解体します。
もちろん、採った日に、腸は除去しておくことが大切です。
獣の肉は、市販の飼育された家畜・家禽のものと区別する意味で山肉などと呼ばれています。
飼育された家畜の肉は、餌や飼う環境で人間が作り出すことができますが、
山肉は、狩りの仕方や、その後の処理、熟成、性別などの違いで一つとして同じものはなく、命をいただくまでの過程もとても大切です。
狩りの見学に行くと、午前中にキジ。
午後に、雄のシカを採ることが出来、とてもラッキーでした。
その日のうちに、内臓を取り出すことがとても大切です。
猟の仕方にもよりますが、その後の処理の仕方で、獣臭い肉になったり、美味しくなったりします。
その後、一緒に解体し、鹿肉を半分ももらいました。
前足と後ろ足合わせて10㎏ととても多いので、
農文協さんの本を片手に、生ハムに加工することにしました。
レシピでは、500gの肉に対して、水500㏄、塩50g、黒砂糖40g、タカノツメ1本の半分
でしたが、骨を除いても8㎏はありそうだったので、水5L、天然塩500g、黒砂糖400g、タカノツメがなかったのでコショウ小さじ1とローリエ3枚を一煮立ちさせて、冷ましたソミュール液を作りました。
肉をアルコール消毒した後に、
消毒したフォークで肉を挿し、ソミュール液が浸透しやすくします。
そして、鹿肉にソミュール液を浸し、1週間ほど浸み込ませます。
このレシピは初めてですが、塩漬けの過程が必要なく簡単です。
ちなみに、このシカは、原発由来のセシウムが不検出だったので、このやり方で加工しております。
世知辛い世の中で、山の恵みが汚染されている可能性があるので、必ずチェックしてからいただかないと、内部被ばくの恐れがあるからです。
昔は、山麓で農耕が行われていたので、獣害は当たり前だったと思います。
しかし、獣害とは最近の言葉ですから、昔は野菜などを育てながら、その場に洗われた獣は美味しく食べられていたのかもしれません。
人と獣の境界線がなくなり、被害が大きくなっている現代社会。狩りを通じて獣との距離を探っていきたいと思います。
~畑から食卓へ~持続可能な自然菜園入門講座の募集も始まりました。
穂高養生園の自然のなかで農的暮らしを一緒に体験しましょう。
養生園がゲスト一人一人の健康と向き合いながら大切に育んできた、玄米菜食の食事。養生園の食事作りはお野菜作りからはじまります。
自然の力を最大限に活かすことを考えた、自然菜園の畑そして田んぼ。自分で種を蒔き、育てた野菜やお米、その美味しさと愛しさは格別です。
今年の自然菜園講座では、1日目の昼下がりに野良しごと。竹内さんの豊富な知識とユニークな発想を存分に吸収しながら土に触れましょう。
翌日には、お野菜をたっぷりと使った菜食料理を養生園のスタッフと一緒に作ります。自分で育てた野菜や米を美味しくいただく。
それだけのシンプルな暮らしがくれる、大きな幸せを共にわかちあいませんか。
養生園の自然豊かな環境の中、土に触れ、土に学ぶ。ライフスタイルチェンジのきっかけに、ぜひご参加ください。
現在募集を開始した3月からの2014年の菜園教室
『Azumino自給農スクール2014』
自然菜園をベースに、食べ物を自給できるノウハウを体験しながら学びます。
残り僅かです■自然育苗コース(全4回の春夏野菜の育苗短期集中コース)
自家採種した種子で育てる自然苗を学びたい方にお奨め
■自然菜園基本コース(全15回の野菜・雑穀を学べる体験コース)
無農薬野菜の自給や、自然農・自然農法を実践したい方にお奨め
■自然菜園不耕起コース(準備中:1/16募集開始予定)
自然菜園2年目以降の不耕起栽培に特化した特別コース※自然菜園基本コース 受講済み生優先
キャンセル待ちにはいりました。■自然稲作コース(全12回のお米と田んぼを学べる体験コース)
お米や麦など穀類を自給したい方にお奨め ※自分たちで育てたお米の分配も希望できます
キャンセル待ちに入りました。■自給農園フルコース(全21回のお米と野菜を両方学べる自給体験コース)
食べ物の自給を考えている方にお奨め
『あずみの自然農塾2014』
安曇野のシャロムヒュッテで、一年を通じて自然農を学ぶ、毎月1回/全10回の年間講座。
シャロムに自分だけのクラインガルテン(小さな菜園)を持ち、
毎月共に学ぶ仲間との交流を深め、農や暮らしのアイデアを共有します。
自然農3原則
■耕さず
■草と虫を敵とせず
■持ち出さず、持ち込まず
自然の理、生命の営みをいかした農的暮らしを小さくはじめませんか?
お知らせ
1/26(日)東京吉祥寺の「冬の種市」というイベントのトークショーに出演することになりました。種の話、一緒に考えて、行動しはじめましょう!
先日正月明けに、猟の勉強に行ってきました。
その際に、空気銃で打った記事の写真です。
最近では、獣害が家庭菜園でも深刻になってきました。
特に長野県では、全国的にも鹿の被害が多く、それ以外の猿、イノシシ、熊も顕著になってきています。
そこで、ここ数年、冬の間に狩りの見学に行き、獣について勉強中です。
猟師さんのお宅では、前日採れたキジを軒先に吊るしておき、熟成させてから解体します。
もちろん、採った日に、腸は除去しておくことが大切です。
獣の肉は、市販の飼育された家畜・家禽のものと区別する意味で山肉などと呼ばれています。
飼育された家畜の肉は、餌や飼う環境で人間が作り出すことができますが、
山肉は、狩りの仕方や、その後の処理、熟成、性別などの違いで一つとして同じものはなく、命をいただくまでの過程もとても大切です。
狩りの見学に行くと、午前中にキジ。
午後に、雄のシカを採ることが出来、とてもラッキーでした。
その日のうちに、内臓を取り出すことがとても大切です。
猟の仕方にもよりますが、その後の処理の仕方で、獣臭い肉になったり、美味しくなったりします。
その後、一緒に解体し、鹿肉を半分ももらいました。
前足と後ろ足合わせて10㎏ととても多いので、
農文協さんの本を片手に、生ハムに加工することにしました。
レシピでは、500gの肉に対して、水500㏄、塩50g、黒砂糖40g、タカノツメ1本の半分
でしたが、骨を除いても8㎏はありそうだったので、水5L、天然塩500g、黒砂糖400g、タカノツメがなかったのでコショウ小さじ1とローリエ3枚を一煮立ちさせて、冷ましたソミュール液を作りました。
肉をアルコール消毒した後に、
消毒したフォークで肉を挿し、ソミュール液が浸透しやすくします。
そして、鹿肉にソミュール液を浸し、1週間ほど浸み込ませます。
このレシピは初めてですが、塩漬けの過程が必要なく簡単です。
ちなみに、このシカは、原発由来のセシウムが不検出だったので、このやり方で加工しております。
世知辛い世の中で、山の恵みが汚染されている可能性があるので、必ずチェックしてからいただかないと、内部被ばくの恐れがあるからです。
昔は、山麓で農耕が行われていたので、獣害は当たり前だったと思います。
しかし、獣害とは最近の言葉ですから、昔は野菜などを育てながら、その場に洗われた獣は美味しく食べられていたのかもしれません。
人と獣の境界線がなくなり、被害が大きくなっている現代社会。狩りを通じて獣との距離を探っていきたいと思います。
~畑から食卓へ~持続可能な自然菜園入門講座の募集も始まりました。
穂高養生園の自然のなかで農的暮らしを一緒に体験しましょう。
養生園がゲスト一人一人の健康と向き合いながら大切に育んできた、玄米菜食の食事。養生園の食事作りはお野菜作りからはじまります。
自然の力を最大限に活かすことを考えた、自然菜園の畑そして田んぼ。自分で種を蒔き、育てた野菜やお米、その美味しさと愛しさは格別です。
今年の自然菜園講座では、1日目の昼下がりに野良しごと。竹内さんの豊富な知識とユニークな発想を存分に吸収しながら土に触れましょう。
翌日には、お野菜をたっぷりと使った菜食料理を養生園のスタッフと一緒に作ります。自分で育てた野菜や米を美味しくいただく。
それだけのシンプルな暮らしがくれる、大きな幸せを共にわかちあいませんか。
養生園の自然豊かな環境の中、土に触れ、土に学ぶ。ライフスタイルチェンジのきっかけに、ぜひご参加ください。
現在募集を開始した3月からの2014年の菜園教室
『Azumino自給農スクール2014』
自然菜園をベースに、食べ物を自給できるノウハウを体験しながら学びます。
残り僅かです■自然育苗コース(全4回の春夏野菜の育苗短期集中コース)
自家採種した種子で育てる自然苗を学びたい方にお奨め
■自然菜園基本コース(全15回の野菜・雑穀を学べる体験コース)
無農薬野菜の自給や、自然農・自然農法を実践したい方にお奨め
■自然菜園不耕起コース(準備中:1/16募集開始予定)
自然菜園2年目以降の不耕起栽培に特化した特別コース※自然菜園基本コース 受講済み生優先
キャンセル待ちにはいりました。■自然稲作コース(全12回のお米と田んぼを学べる体験コース)
お米や麦など穀類を自給したい方にお奨め ※自分たちで育てたお米の分配も希望できます
キャンセル待ちに入りました。■自給農園フルコース(全21回のお米と野菜を両方学べる自給体験コース)
食べ物の自給を考えている方にお奨め
『あずみの自然農塾2014』
安曇野のシャロムヒュッテで、一年を通じて自然農を学ぶ、毎月1回/全10回の年間講座。
シャロムに自分だけのクラインガルテン(小さな菜園)を持ち、
毎月共に学ぶ仲間との交流を深め、農や暮らしのアイデアを共有します。
自然農3原則
■耕さず
■草と虫を敵とせず
■持ち出さず、持ち込まず
自然の理、生命の営みをいかした農的暮らしを小さくはじめませんか?
お知らせ
1/26(日)東京吉祥寺の「冬の種市」というイベントのトークショーに出演することになりました。種の話、一緒に考えて、行動しはじめましょう!